「フューネラルビジネス」に『般若心経 自由訳』が紹介されました

一条真也です。
般若心経 自由訳』(現代書林)がおかげさまで好評です。冠婚葬祭業界のオピニオン・マガジンである「月刊フューネラルビジネス」2017年10月号の「Book Review」のコーナーでも紹介されました。


「月刊フューネラルビジネス」2017年10月号



紹介記事は、「一条真也氏、現代書林から『般若心経 自由訳』を上梓」という見出しで、以下のように書かれています。
一条真也氏による『般若心経 自由訳』が、8月3日、現代書林から刊行された。本書は弘法大使空海が説いた『般若心経秘鍵』をもとに、一条氏が自由訳を行ったもの。これまで、日本人の多くが『般若心経』の核心思想である『空』は『無』と同意義に捉えていたのに対し、『空』は『永遠』にほかならないと説くことで、死の『おそれ』や『かなしみ』が消えていくような訳文となっている。超高齢社会を迎えたわが国において、本書が『老いる覚悟』と『死ぬ覚悟』、『安らぎ』と『幸せ』を与える1冊であるとするならば、実は『般若心経』そのものが、グリーフケアに通じる書であるとも解釈できる。沖縄在住の写真家安田淳夫氏の作品が、随所に使用されているのは、そうした理由があるのかもしれない」


般若心経 自由訳

般若心経 自由訳

2017年9月27日 一条真也

我が師へ 


貧しき者も、金持ちも、誰もが何も持たずにやってきて、大きな成果を手にして帰る。その人を慕って、遠くからも近くからも人々が集まってくる。そんなすばらしい師が私にはいた。(『恵果和尚碑』)


一条真也です。
空海は、日本宗教史上最大の超天才です。
空海は「お大師さま」あるいは「お大師さん」として親しまれ、多くの人々の信仰の対象ともなっています。「日本のレオナルド・ダ・ヴィンチ」の異名が示すように、空海は宗教家や能書家にとどまらず、教育・医学・薬学・鉱業・土木・建築・天文学・地質学の知識から書や詩などの文芸に至るまで、実に多才な人物でした。このことも、数多くの伝説を残した一因でしょう。


超訳空海の言葉

超訳空海の言葉

「一言で言いえないくらい非常に豊かな才能を持っており、才能の現れ方が非常に多面的。10人分の一生をまとめて生きた人のような天才である」
これは、ノーベル物理学賞を日本人として初めて受賞した湯川秀樹博士の言葉ですが、空海のマルチ人間ぶりを実に見事に表現しています。
わたしは『超訳 空海の言葉』(KKベストセラーズ)を監訳しました。現代人の心にも響く珠玉の言葉を超訳で紹介しています。



2017年9月27日 一条真也