金沢から東京へ 

一条真也です。
5月23日の朝、金沢に定宿で目覚めました。
今朝の金沢は気温27度で晴天。けっこう暑かったです。早めの朝食を取って、2時間ほど書き物をした後、わたしは、JR金沢駅へと向かいました。

JR金沢駅の前で

JR金沢駅の改札口で

JR金沢駅のホームで

北陸新幹線かがやき508号で東京へ

金沢駅からは10時05分発の北陸新幹線かがやき508号に乗って、東京に向かいます。この日、東京へ行くのは、副理事長を務める一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団の評議員会に出席するためです。夜は、産経新聞出版の赤堀社長と打ち合わせ会食を予定しています。来年の戦後80年記念出版として同社から刊行する著書について意見交換したいと思います。現在、東京のホテル宿代が信じられないほど高騰しているのですが、この日は水天宮の定宿に泊まることにしました。

北陸新幹線かがやき508号車内で

車内ではマスクを着けました

グランクラスの軽食(和食)が出されました

軽食(和食)の中身

 

かがやき508号のグランクラスに乗車しましたが、北陸応援割の効果もあってか、車内は賑わっており、完全に満席でした。それで、マスクを着用しました。また車内では、グランクラス用の軽食が提供されました。ランチには時間が早いし、朝はホテルでしっかり朝食を取っていたのであまりお腹は空いていませんでしたね。あと、いつも思うのですが、北陸新幹線グランクラスは座席の前に荷物入れがなく、非常に不便です。どうもデザイン性にばかり凝って、機能性を無視した印象です。テーブルも他の新幹線に比べて小さいです。いつも座席に座ると、その小さいテーブルに問答無用でお盆に乗せられた軽食が提供させるので、パソコンも操作できないし、本も読めません。正直言って、北陸新幹線はストレスフルです。

車内では読書をしました

 

機内では、いつものように読書しました。この日は『中途半端もありがたい』玄侑宗久著(東京書籍)を読みました。芥川賞作家で現役僧侶の玄侑先生の対談集です。今月29日に玄侑先生と対談することになっていますので、先生の過去の対談を読ませていただきました。震災前5篇、震災後5篇を厳選していますが、対談者は木田元、辰巳芳子、五木寛之養老孟司、片田珠美、山田太一中沢新一佐藤優日野原重明山折哲雄といった方々で、「まえがき」で玄侑先生は「いずれも斯界の第一人者。私としては講義を受ける気分だが、それでは対談にならないので半端な言葉を差し挟む。(中略)大震災の前後で自分がどう変わったのかは、読み返してもよくわからない。それは読者の判断に任せ、私としてはこの刺激的な人々の話がすべていつでも読み返せる形になったことを独り歓んでおこう」と書かれています。「語るとは、聞くこと。だから心に響く」という同書のコピーに納得です。それにしても、こんな錚々たる面々と対談されてきた玄侑先生と対談させていただくことに対して、「恍惚と不安、二つ我にあり」といった心境であります。

JR東京駅に到着しました

JR東京駅のホームで

 

12時36分に東京駅に着きました。東京の気温は25度でした。半袖の外人とかが多かったですね。東京駅はものすごい人の数です。わたしは、八重洲中央口のタクシー乗り場に向かいましたが、50人ぐらい人が並んでいました。ほとんどが白人でした。「早く、円安終われ!」と心の中でつぶやきながら並びました。水天宮のホテルに荷物を置いた後はそのまま、西新橋の互助会ビルへ。冠婚葬祭文化振興財団の評議員会に出席します。

JR東京駅の八重洲中央口の前で

タクシーはすごい行列でした!

 

2024年5月23日 一条真也