東京から金沢へ

一条真也です。
18日の午前中、水天宮のホテルで「出版寅さん」こと内海準二さんと打ち合わせをしました。宗教学者島薗進先生との対談本『今ここにある宗教~現代日本人の死生観を問う』(仮題、弘文堂)および次回作『ロマンティック・デス~死をおそれない』『リメンバー・フェス~死者をわすれない』(サブタイトル仮題、オリーブの木)のR&Rツインブックスの打ち合わせなどです。

東京駅丸の内口の前で

東京駅丸の内口エントランスにて

 

内海さんとの打ち合わせを終えると、わたしはホテルをチェックアウトして東京駅に向かいました。東京駅の丸の内口に到着すると、北陸新幹線の乗り場へ。そこから、12時24分発の北陸新幹線はくたか563号に乗車。


東京駅のホームで


はくたか563号で金沢へ!


はくたか563号の車内で


まずは弁当を食べました

 

はくたか563号はけっこう乗客がいました。地震後、金沢は安全だと知って観光客が戻りつつあるのかもしれません。わたしは、まずは昼食の弁当を食べました。今日の弁当は「三軒豚の和風たれカツ重」です。本日発売の「週刊文春」1月25日号と一緒にコンビニみたいな店で買ったのですが、本当は和風幕の内弁当が食べたかったです! でも、被災地で不便な生活をされている方々のご苦労を思えば、贅沢は言えません。わたしはカロリー満点のカツ重を「負けてもカツ、愛はカツ、必ずカツ」と呪文のようにつぶやきながら、ヘルシア緑茶と一緒に食べました。


食後に「週刊文春」を読みました


松ちゃんは同い年です!(日経電子版より)

 

弁当を食べた後は、買ったばかりの「週刊文春」最新号を読みました。特集は、「新証拠入手」「松本人志 ホテル室内写真と女性セレクト指示書」「6、7人目の告発者が」との見出しが躍っています。世間を騒がせている松本人志の性加害疑惑ですが、文春砲の3発目を読みながら、わたしは「これはもう逃げられないな。彼はもう活動休止ではなく、芸能界を引退するしかないのでは?」と思いました。自業自得といえばそれまでですが、彼はわたしと同い年ですので、ちょっと残念ではありますね。まあ、「驕れる者は久しからず」といったところでしょうか。


次回作の装丁案をチェックしました


次回作のゲラもチェックしました

 

週刊文春」を読んだ後は、内海さんから渡されたばかりの次回作『ロマンティック・デス』『リメンバー・フェス』のR&Rツインブックスのカバー装丁案に目を通し、初校ゲラをチェックしました。「死」と「葬」のアップデートについて書かれた両書ですが、読み返してみて時代を超えた普遍性があるように思いました。能登半島地震という想定外の災害があったので、内容の一部を修正・加筆しました。また、今度の初盆には、能登半島でぜひ「月への送魂」を行いたいという強い想いが湧いてきました。


車窓の空に龍のような雲を発見!


途中、妙高高原を通過しました

はくたか563号は、長野を経由して金沢へ向かいます。わたしはゲラの校正作業をしながら、車窓から長野、妙高高原糸魚川などの風景を眺めました。どこも冬景色で寂しいです。途中、空に小さな龍のような雲を見つけました。最近、どこに行くときも、いつも龍神様に守られているような気がしてなりません。


JR金沢駅に到着しました


JR金沢駅のホームで


ご当地力士も被災地の復興を願っています


JR金沢駅の前で

 

JR金沢駅には、15時17分に到着しました。金沢は雨でしたが、意外に暖かくて気温は11度でした。駅のホームにはサンレー北陸の郡事業部長、改札口には東専務が迎えに来てくれました。前回来たときは日本有数の観光地である金沢の駅がガラガラでしたが、今日はけっこう人が多かったです。しかし、その外見を見ると観光客というよりもボランティア関係者のように見えました。

ヤフーニュースより

 

昨日から、金沢市能登半島地震の被災者を支援するボランティア活動が始まったそうです。石川県は15日から、金沢市に住む人を対象に、1.5次避難所で清掃などを担うボランティアを募集したところ、申し込みは同日中に募集人員に達したといいます。明日は、サンレー北陸の新年新発式および本部会議に参加します。

 

2024年1月18日 一条真也