小倉から姫路へ

一条真也です。
12日の日曜日、小倉は気温20度くらいで春の陽気でした。この日の朝、わたしは、JR小倉駅に向かいました。姫路で開かれる「お別れの会」に向かうためです。


JR小倉駅の前で


JR小倉駅のホームで

 

この日、姫路で117グループの故山下宗吉会長の「お別れの会」が開催され、わたしも参加して指名献花を行うことになっているのです。小倉駅からは10時発の新幹線さくら544号に乗車しました。この日は春らしい陽気の日曜日とあって、車内はほぼ満席でした。コロナ禍が終息しつつあることを実感してしまいます。


さくら544号の車内で


車内では読書しました


ヤフーニュースより

 

車内では、お茶を飲みながら、読書をしました。この日は、『異能の男 ジャニー喜多川』小菅宏著(徳間書店)を読みました。今月7日の夜、イギリス公共放送「BBC Two」が制作したドキュメンタリー番組『捕食者:Jポップの秘密のスキャンダル)』が放送され、日本の芸能界に衝撃が走りました。2019年7月に亡くなったジャニーズ事務所の創業者であるジャニー喜多川氏(享年87)を〝プレデター=捕食者〟と厳しい言葉で形容し、生前にジャニー氏が行っていたとされる少年たちへの性加害について切り込む内容の番組でした。

 

 

そのことを知ったわたしは、ジャニー喜多川氏の人生について詳しく知りたくなり、蔵書の中にあった『異能の男 ジャニー喜多川』を新幹線さくら544号に持ち込んだのです。同書では、謎のベールに包まれたジャニー・擴(ひろむ)・喜多川氏の真の姿をこの半世紀に出てきた本人の言葉証言や資料を分析して明らかにしていきます。そこで見えてきた、「滝沢秀明の引退」「嵐の活動休止」「新会社設立」などに揺れるアイドル帝国ジャニーズの真実とは? そして、今まで誰も書けなかったジャニー氏の肉声を独占掲載しながら、アイドルを「輩出し続ける力」や「プロデュース力」、芸能界で輝かしい結果を残してきた類まれな「戦術」「戦略」の源泉をひも解いていきます。駆け出しの編集者時代にジャニー氏と出会い、取材歴50年におよぶ著者が描く渾身の評伝であり、非常に興味深く読みました。余談ですが、新幹線の隣席の方が故ジャニー喜多川氏に外見も雰囲気もそっくりなご老人だったので驚きました。本人かと思うほど似ていました。


車内で黒ネクタイを着用


JR姫路駅に到着

 

JR姫路駅には、11時57分に到着しました。わたしたちは、迎えのバスに乗って「ラ・メゾンSuite姫路」へ。そこで受付を済ませて昼食をいただいてから、「お別れの会」の会場である「ラヴィーナ姫路」へ向かいます。


迎えのバスに乗りました

 

2023年3月12日 一条真也