お盆で豊かな時間を過ごそう

一条真也です。
東京に来ています。今日はこれから、わたしが会長を務める全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の理事会が行われます。
さて、今年の3月から日本経済新聞電子版の「ライフ」で「一条真也の人生の修め方」を連載しています。隔週連載で、月に2本書いています。
本日、連載第11回目のコラムがアップされました。
タイトルは「お盆で豊かな時間を過ごそう」です。



日本経済新聞電子版「ライフ」トップページ



トップページのトップ記事として、「お盆で豊かな時間を過ごそう」が紹介されています。8月になりました。日本人にとって慰霊と鎮魂の季節です。
というのも、6日の広島原爆の日、9日の長崎原爆の日、12日の御巣鷹山日航機墜落事故の日、そして15日の終戦の日というふうに、3日置きに日本人にとって意味のある日が訪れるからです。そして、それはまさに「お盆」の時期と重なります。



連載第11回「お盆で豊かな時間を過ごそう



「盆と正月」という言葉が今でも残っているくらい、「お盆」は過去の日本人にとっての楽しい季節の1つでした。年に一度だけ、亡くなった先祖たちの霊が子孫の家に戻ってくると考えたからです。
古来、日本人は先祖の霊によって守られることによって初めて幸福な生活を送ることができると考えていました。



その先祖に対する感謝の気持ちが供養という形で表わされたものが「お盆」です。年に一度帰ってくるという先祖を迎えるために迎え火を燃やし、各家庭にある仏壇でおもてなしをしてから、再び送り火によってあの世に帰っていただこうという風習は、現在でも盛んです。
今回は、お盆の意味とその過ごし方について書きました。



おかげさまで1位になりました!


どうぞ、日本経済新聞電子版の「ライフ」を御覧下さい。
なお、第12回目のアップは8月18日(火)で、タイトルは「長寿祝いのすすめ」です。人は長寿祝いで自らの「老い」を祝われるとき、祝ってくれる人々への感謝の心とともに、いずれ一個の生物として自分は必ず死ぬのだという運命を受け入れる覚悟を持つ。また、翁となった自分は、死後、ついに神となって愛する子孫たちを守っていくのだという覚悟を持つ。祝宴のなごやかな空気のなかで、高齢者にそういった覚悟を自然に与える力が、長寿祝いにはあるのです。次回は、そんな話をいたします。お楽しみに!



なお昨日、日経電子版の苅谷直政編集長と打ち合わせをさせていただきました。おかげさまでこの「一条真也の人生の修め方」、なかなか好評とのこと。ある程度原稿がたまったら電子書籍化し、また日本経済新聞出版社から単行本化するプランも出ました。こちらも楽しみです。
わたしは、日本人が豊かな時間を過ごすお手伝いをしたいです!



次回も、どうぞお楽しみに!




*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年8月4日 一条真也