『じぶんの学びの見つけ方』

一条真也です。
東京から北九州へ帰ってきました。
会社の社長室へ行くと、『じぶんの学びの見つけ方』フィルムアート社編(フィルムアート社)の見本が届いていました。さまざまな人々の「学び」についての発言をまとめた本です。わたしも登場しています。


じぶんの学びの見つけ方



帯には「働くあなたに“じぶんの学び”が必要な理由」という言葉とともに、本書に掲載されている人々の名前が記されています。
また帯の裏には、以下のように書かれています。
「働くこと、食べること、
場・ものをつくること、
ソーシャルに考えること・・・・・・、
大人になって出会う、
勉強ではない
“ほんとう”の学び」


本書の帯の裏



アマゾン「内容紹介」には、以下のように書かれています。
「学ぶことは、生きること。
この本は『学び』についての本です。
学ぶことは、生きること、自分の人生をつくること。つまり、この本ではじぶんの学びを見つけること = じぶんの働き方、暮らし方、生き方を考えて、それを自らつくりだすこと、と定義しています。
学生時代のいわゆる“勉強"と違って、大人の学びには、その人ならではの背景、体験、問題意識や価値観、多くの関係性などから成り立つ、さまざまなかたちがあります。本書では、そんなさまざまな学びのかたちにまつわるストーリーを、第一線で活躍する26人の著者たちに伺いました」



「あなたは、何から学んできたのですか?」
「なぜそれを学ぼうと思ったのですか?」
「どうやって学び続けているのですか?」
「あなたの人生において“学び"って何だと思いますか?」



「著者一人一人にこうした問いをなげかけ、学びを始めた動機や原体験となった出来事、また、今も学びを持続させていける理由や仕組み、その原動力について伺いました。
食、建築、写真、文学、メディアや場づくり、スポーツ指導、ワークショップ、芸能、ビジネス、歴史、家族、宗教・・・・・・、それぞれの著者の『学びの実践』のなかには、物事に対する独特の発想や着眼点、ものづくりに対する豊かな感性と情熱、また、社会にも自分にも、引いたり入り込んだりする視点があり、学びの概念が、ダイナミックに解釈され、考察されています。共通するのは、いずれも、単に自分自身の学びに閉じず、社会や他者と個をつなぐソーシャルな学びの在り方、また、他のあらゆる人の学びを促し、引き出すような提案をふくむ考え方で学んでいるということです」




「そしてそんな学びは、ライフワーク、人生を生きるうえでのスタンスと言えるものにまで昇華されているのです。
巻頭対談では、宇宙飛行士として『人生そのものが試される』ような試験も経験した山崎直子氏の学び方と、子どもたちに創造と表現の学び場をつくり続けてきた石戸奈々子氏にお話しいただきました。
大人の『学び』を多角的にとらえ、さまざまな『学び』に関わるきっかけを探したり、すでに何かを自身で学んでいる人。また、『一生の学び』、『全ての物事に通底する学び』という視点を持ち、アクションを起こそうとしている人。さらに、『人の学び』を引き出したり、その環境をつくる人。そして、毎日を働き、試行錯誤を繰り返しながら生きる人にとって、学びを考えるためのヒントが満載です」



最後に、「 著者たちによる多様な学びの在り方を知ることで、この本が、学びを通した社会とのリンク、アプローチやアクションのきっかけとなり、そしてライフワークとしての『じぶんの学び』を見つけるきっかけとなれば幸いです」と書かれています。編集者の熱い想いが伝わってきますね。


わたしも、12ページにわたって発言しています



本書の目次は、以下のようになっています。
対談 山崎直子宇宙(飛行士)×石戸奈々子(CANVAS代表)
「はじめに〜学ぶことは、生きること」フィルムアート社編集部
身体で読むという学び /柴田元幸
「教えないこと」からの学び / 村上恭和
排水からの学び //中島子嶺麻
Play to Learnという学び/ルーカス・B.B.
南米の民衆知からの学び/石橋純
「アマチュア」という学び/島田潤一郎
山伏修行からの学び/成瀬正憲
「俺」の学び/片桐仁
「好奇心」と「失敗」からの学び/日比野拓
浮遊する自由からの学び/林ナツミ
気づきの技術という学び /松本紹圭
「からだ」と「こども」からの学び/山上亮
孔子アリストテレスからの学び/桑子敏雄
ノータイム・ポチという習慣からの学び/小倉広
ヤマトコトバ・ラッパーとしての学び/宍戸裕行
強烈な嫉妬からの学び/高山宏
場所からの学び/田根剛
母の料理とおままごとからの学び/松長絵菜
「死」からの学び/一条真也
「?」と「!」からの学び/大月ヒロ子
合い言葉「じぶん、じぶん」からの学び/しまおまほ
リワード(報酬)による学び/柳下祥
記憶からの学び/東野翠れん
一生の学び/鬼沢真之



本書は7月24日に全国の書店で一斉発売されます。
「学び」について興味のある方は、どうぞご一読下さい。
わたしも「学び」について真剣に考え、真摯に答えたつもりです。


じぶんの学びの見つけ方

じぶんの学びの見つけ方

*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年7月21日 一条真也