怖いCM

一条真也です。
ブログ「人間やめますか」には、かなりの反響がありました。
民間放送連盟のCMを紹介したのですが、ある意味で非常に怖いCMでした。
そこで、他にも怖いCMをいくつか紹介したいと思います。


まずは、政府広報「ドラッグは、君を壊す。」です。
「人間やめますか」も覚せい剤防止キャンペーンのCMでしたが、覚せい剤をはじめとした薬物禁止のメッセージを発したCMの種類は多いです。そして、どれも怖い。考えてみれば、覚せい剤の使用ほど怖いものはありませんから、当然と言えば当然かもしれません。この「ドラッグは、君を壊す。」では、少女の顔がどんどん変化していくのですが、観る者におぞましさと恐怖を与えます。



続いて、AC(公共広告機構)のCMを2本。
「知らんぷりよりちょっと勇気」と「『家族』が、あぶない」です。
いずれも立派な意見広告なのですが、メッセージとは別にビジュアル的に怖い。
「知らんぷりよりちょっと勇気」では、“のっぺらぼう”のような白い仮面、「『家族』が、あぶない」ではマネキン家族の姿が恐ろしいですね。



覚せい剤」と並んで、「児童虐待」のCMにも怖いものが多いです。
日本の作品と海外の作品を1本づつ紹介したいと思います。
日本からは、神奈川県「児童虐待防止CM」で、少女のパペット人形が不気味。
海外からは、子どもを守るフィンランドのNGO「The Fragile Childhood」によるもので、「子どもには酔っ払いがこう見えている」という飲酒警告CMです。
これは、かなり怖い! ほとんど、ホラー映画の世界ですね。


ホラー映画といえば、わたしの大好きな映画ジャンルですが、そのわたしから見てもチョー怖いCMがあります。もう、どんなホラー映画より怖い!
それは、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCEI)が開発および発売したプレイステーション2用のホラーゲーム「SIREN」(サイレン)のCMです。
「よく、こんなに怖い映像をテレビで流したな」という感じですが、実際、このCMは怖すぎて放送禁止になったと噂されています。
観る者の潜在意識に訴えて、たまらなく不安に陥れるような作品ですが、ある意味、ホラー映像としては最高レベルに達していると思います。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年11月20日 一条真也