NHK報道

一条真也です。
ブログ「最期の絆シンポジウム」で紹介した画期的なシンポが25日に開催されましたが、同日20時45分のNHKニュースで紹介されました。


「NHK NEWS WEB」11月26日より


ニュースでは、「終活ブームの背景を考える」として、冒頭で「生きている間に葬儀や墓の準備をしておくいわゆる『終活』への関心が高まっている背景について考えるシンポジウムが北九州市で開かれ、人と人との関係が希薄になった社会の変化などを指摘する意見が相次ぎました」とのナレーションが流れました。


「NHK NEWS WEB」11月26日より



続いて、「『終活』ブームの背景を考えようと小倉北区で開かれたシンポジウムにはおよそ100人が参加しました」と伝え、わたしの話している姿が映し出されました。そして、「一条真也さんは家族の死をまわりに知らせないケースが増えていることを紹介しながら、『人に迷惑をかけてはいけないという意識が肥大化したことによる必要以上の気遣いや遠慮のせいで人間どうしの縁が薄くなっている』と指摘しました」と紹介されました。


「NHK NEWS WEB」11月26日より



またニュースでは、「北九州市でホームレスの人たちを支援している、牧師の奥田知志さんは『人間は本来社会的な存在なのにすべてを自分でやろうとするなかで他者との関係が失われている』と述べました」と紹介。さらに、「『かつては、生きている間に死後のことを心配するのはみっともないと思われていたが、社会の認識が大きく変わってきた』という意見も出て、会場を訪れた人たちは『終活』をめぐる議論に熱心に耳を傾けていました」と、まとめました。


「NHKニュース」より

「NHKニュース」より

「NHKニュース」より

「NHKニュース」より

「NHKニュース」より



各方面から非常に反響の大きいシンポジウムでした。
わたし自身、大変勉強になりました。
ぜひ、また、このような機会があれば参加したいです。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年11月26日 一条真也

「終活」絆見直す

一条真也です。
いま、北九州空港です。これから、スターフライヤーで東京へ。
ブログ「最期の絆シンポジウム」で紹介した画期的なシンポが25日に開催されましたが、26日付の「西日本新聞」朝刊で紹介されました。


西日本新聞」11月26日朝刊



「『終活』絆見直す契機に」「シンポジウムで住職ら討論」の見出しで、以下のように書かれています。
「人の世の縁や人生の最期について意見交換する『最期の絆シンポジウム〜終活ブームの中で縁(えにし)を考える〜』(西日本新聞北九州本社主催)が25日、小倉北区のステーションホテル小倉であり、市民約80人がパネリストの話に耳を傾けた。同本社の諸隈光俊編集長の司会で、4人のパネリストが討論。
生前に葬式や墓の手配をしておく『終活が注目されている背景について、小倉北区の瑞松寺の住職、末広石光氏は『核家族化が進み、死後に子どもに迷惑をかけまいと考える人が増えたためではないか』と分析。
文化人類学者でお茶の水女子大の波平恵美子・名誉教授は『人間関係が希薄になり、多くの人が周囲にみとられて亡くなる自分の姿を想像できなくなったことが関係している』と述べた」



続いて、記事には以下のように書かれています。
「そんな時代に、人生の終盤をどう生きるべきか。
作家の一条真也氏は『自分の葬儀で周囲に悼んでもらいたいと想像すれば、他者との関係を良い方向に見直すことにつながるのではないか』と提言。
NPO法人北九州ホームレス支援機構の奥田知志理事長は『人間関係では傷つくことも多いが、人は一人では生きられない。傷つくことを恐れないでほしい』と語り積極的に他者とかかわる人生の大切さを強調した」
なお、28日付の「西日本新聞」朝刊にシンポの詳しい内容が紹介されます。



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年11月26日 一条真也