「ウルトラセブン展」

一条真也です。
30日の午後、日本橋での打ち合わせを終えてから、わたしはブログ「大妖怪展」で紹介した展覧会を鑑賞しました。「三井記念美術館」を出て、隣接する三越本店に入ったのですが、そこで大変なことを知りました。なんと、新館7階で「ウルトラセブン展」を開催していたのです。


ウルトラセブン展」の入口

わたしは、ウルトラセブンが大好き!



わたしは狂喜し、思わずセブンの口調で「ジュワッ!」と言いました。
ウルトラセブンといえば、わたしが一番好きなヒーローだからです。
正確に言うならば、巨大特撮ヒーローではウルトラセブンが一番、等身大特撮ヒーローでは仮面ライダー1号が一番、そして人物ヒーローでは「柔道一直線」の一条直也が一番です。ちなみに、怪獣ではゴジラが一番好き。


今年で誕生45年となる「ウルトラセブン」は、SFドラマとしても大変な傑作として知られています。わたしも少年時代に胸を躍らせてTV観賞し、ブルマークから発売されていたセブンやカプセル怪獣たちのソフビ(ソフトビニール人形)で遊んだものです。もちろん前作の「ウルトラマン」も好きでしたが、「ウルトラセブン」は映像といい音楽といい、すべてが洗練されていました。また、ウルトラ警備隊のモロボシダン隊員とアンヌ隊員の最終回での悲しい別れには、子どもながらに胸を痛めたものです。とにかく、「ウルトラセブン」はこれまでの子ども向け番組とはすべてが違っていたのです。


本物のウルトラセブンがいました!

憧れのウルトラセブンがすぐ近くに!

ウルトラ警備隊のお兄さんもいました



わたしが会場前に着くと、なんと本物のウルトラセブンがいました。
30日は「ウルトラセブン・デー」といって、セブンが館内を練り歩き、子どもたちとふれあう日だったようです。ちょうどセブンは退場するところのようでしたが、子どもたちから揉みくちゃにされていました。わたしは、一瞬、「ウルトラセブン」と同じく同じ円谷プロで製作された「怪奇大作戦」の「ジャガーの眼は赤い」というドラマを思い浮かべました。それは、セブンの着ぐるみをかぶったサンドイッチマンが少年を誘拐するという物語だったのです。
そんなことを考えていたら、本物のセブンがわたしのすぐ前まで来て、かなりドキドキしました。よく見ると、ウルトラ警備隊の衣装を着たお兄さんもいましたが、子どもたちはこちらのほうには見向きもしていませんでしたね。(苦笑)


三越HPには、次のように書かれています。
「1967年にテレビ放映された円谷プロダクションの空想特撮シリーズである『ウルトラセブン』は2012年に45周年を迎えましたが、今でも根強い人気を誇っています。宇宙から地球侵略にやってきた宇宙人とのバトルや、その魅力あふれるキャラクター・デザインなどがウルトラセブンの絶大なる人気の理由です。
本展では生誕45周年を記念して、このドラマの主人公『ウルトラセブン』の魅力を探り、当時製作にかかわっていた脚本家、監督ほかの協力を得て、1967年当時の映像や本作品に登場した宇宙人のコスチュームや数々の資料を通して皆さまにウルトラセブンのすべてをご紹介いたします」


ここは撮影OKでした



会場内には「ウルトラセブン」で使用された着ぐるみや衣装、小道具などが展示されており、懐かしかったです。本当はデジカメで撮影したかったのですが、撮影禁止だったので我慢しました。ただし、出口のところに撮影コーナーがあり、子どもたちがセブンやウルトラ兄弟たちと一緒にカメラに収まっていました。
また、出口のところには売店があり、さまざまなグッズが売られていました。


わがAVルームの円谷プロDVDコーナー



わたしも、ひとときの少年時代に戻った気がしました。
最近、円谷プロ関係の本を続けて何冊か読んだばかりだったので、その意味でも興味深かったです。
誰よりも地球を愛し、傷だらけになっても戦い抜いた真紅のファイター。
宇宙最強の戦士・ウルトラセブンよ、永遠なれ!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年7月31日 一条真也

「大妖怪展」

一条真也です。
東京に来ています。30日、『自由訳 慈経』の写真の打ち合わせをしました。「シロクマを愛すひと」ことリサ・ヴォートさん、「オーブを写すひと」こと薄羽美江さんのお二人にお会いした後、星山社長に麻布十番の高級うなぎ店で昼食を御馳走になりました。いやあ、旨かったでごわす。


東京駅の前を通りました

日本橋にある三井本館の看板



その後、わたしは麻布十番からタクシーを拾い、日本橋に向かいました。
途中で、新しくなった東京駅の前を通りました。
日本橋では、三井本館の前である人と待ち合わせしました。
それから、三井本館前のマンダリンホテルで打ち合わせをしました。


三井記念美術館」の前

美術館の前に立つ、現代の妖怪?

非常に洗練されたエントランス

美術館のエントランスにて



その後、三井本館にある「三井記念美術館」を訪れました。ここで開催されている「大妖怪展―鬼と妖怪そしてゲゲゲ―」を観賞するためです。
天下の三井財閥ミュージアムだけあって、「三井記念美術館」は非常に洗練されたデザインの美術館です。エントランスも素晴らしいです。


大妖怪展」の入口



さて、わたしが大の妖怪好きなことは、ブログ『もののけの正体』ブログ『災害と妖怪』ブログ『日本人はなぜ妖怪を畏れるのか』ブログ『妖怪学の基礎知識』ブログ『妖怪学講義』などをお読み下さればご理解いただけると思います。
ブログ「オーブを写すひと」でオーブという不思議な光の玉を紹介しましたが、目に見えないものを可視化するという点で、妖怪とオーブは似ていますね。
美術館には、「大妖怪展」以外にも、都内で開催されるさまざまな展覧会のチラシが置いてありました。見ると、妖怪とか仏とか曼荼羅とか、世の中には「目に見えないもの」を見たいという人々が多いようですね。


各種の展覧会のチラシがありました



美術館の公式サイトには、以下のように企画主旨が説明されています。
「中世から近世までの日本の妖怪変化の歴史を、能面・絵巻・浮世絵・版本などの優品でたどり、現代の妖怪を代表する水木しげる氏の『ゲゲゲの鬼太郎』へとつながる妖怪の系譜を見渡します。能面では鬼神や男女の怨霊の面。絵巻に見られる鬼や天狗。動物が擬人化された妖怪や、楽器や調度品が擬人化された妖怪など、百鬼夜行の世界。イメージ豊かな妖怪の世界にご案内します」


各展示室のテーマは、以下の通りです。
展示室1&2  浮世絵の妖怪
展示室3    妖怪フィギュア
展示室4    鬼と妖怪
展示室5    近世・近代の妖怪
展示室6    近世・近代の妖怪研究
展示室7    現代の妖怪画(ゲゲゲの原画、水木しげるの世界) 




大妖怪展」の図録

大妖怪展」での戦利品



大妖怪展」の出口には例によって売店がありました。
わたしは、例によって多くの戦利品を得ました。特に、「百種怪談妖物双六」(サイコロ付)と目玉親父の「ゲゲゲのケータイクリーナー」が嬉しかったです。
どの展示室も興味深かったですが、特に展示室7の「現代の妖怪画(ゲゲゲの原画、水木しげるの世界)は楽しめました。
以前訪れた島根県境港市の「水木しげる記念館」を思い出しました。
二度訪れましたが、最初の訪問では狂喜して、たくさんグッズを購入しました。
その一部は、今もわたしの書斎に置かれています。
9月にサンレー本社の社内旅行で大遷宮出雲大社を参拝する予定なのですが、ぜひ境港まで足を伸ばして「水木しげる記念館」にみんなで行きたいと思っています。はい。ゲ・ゲ・ゲゲゲのゲ〜♪


水木しげる記念館」で求めたグッズの一部



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2013年7月30日 一条真也