一条真也です。
12月4日の東京は晴れで気温6度。一気に冬の寒さを感じました。この日は、最新作『「鬼滅の刃」と日本人』(産経新聞出版)の待ちに待った発売日。令和の日本文化論として多くの方々に読んでいただけることを願っています。
『「鬼滅の刃」と日本人』(産経新聞出版)が発売!
JR東京駅丸の内口の前で
JR東京駅丸の内口エントランスにて
北陸新幹線のホームで
この日の朝、早めの朝食を済ませたわたしは水天宮のホテルをチェックアウトして東京駅に向かいました。目的地は金沢です。東京駅の丸の内口に到着すると、気温が8度ぐらいで非常に寒かったです。えんじ色のマフラーを首に巻いて、そのまま北陸新幹線の乗り場へ。そこから、10時33分発の北陸新幹線はくたか559号に乗車しました。

はくたか559号で金沢へ!
はくたか559号の車内で
車内では読書しました
はくたか559号の車内では、いつものように読書をしました。この日は、『Jホラーの核心』鈴木潤著(ハヤカワ新書)を読みました。再燃する国産ホラーブーム。その歴史と本質を新たな視点で説き明かす画期的論考として刊行された本です。なぜ幽霊は「髪の長い女性」なのか? なぜ「ビデオ」が呪いを伝播させるのか? 『リング』『呪怨』ほか黎明期の名作から『変な家』『近畿地方のある場所について』に至るまで、気鋭の映画研究者がジェンダー/メディアの観点でJホラーの本質を緻密に分析する内容となっています。200ページぐらいの小著なので、一気に読めました。
昼食は「銀だら幕之内」を

「銀だら幕之内」の中身
お昼になると、東京駅で求めた弁当を食べることにしました。今日は「銀だら幕の内」という1600円の商品です。日本橋の大増の弁当ですが、大変美味しかったです。量はそんなに多くないのですが、銀だら柚香みそ焼をはじめ、大増自慢の江戸うま煮や柚子胡椒香る揚げ鶏など、どれも絶品でした。また卵焼き、蓮根、椎茸、昆布、梅干といった脇役たちも良い仕事をしています。さらには米も美味しかった。トシを取ったら、こういう弁当が一番しっくり来ますね。
前の席に遺されたゴミ
不愉快なこともありました。前の席に座って大きな声で話していた中国人のカップルが軽井沢で降りたのですが、シートは後に倒しっぱなし、ゴミもそのまま。車内放送で何度も「後から乗車されるお客様のために倒されたシートはお戻しになられて下さい。また、ゴミはそのままにせず、ゴミ箱にお捨て下さい」とアナウンスがありました。まあ外国人なので日本語がわからなかったのでしょうが、そんなこと国際的に当然のマナーではないですか! 今日も東京駅は中国人観光客だらけでしたが、そもそも高市首相の台湾有事発言の揚げ足を取った中国政府の指示で日本への渡航自粛が出ているのではないですか? 『「鬼滅の刃」と日本人』にも書きましたが、わたしはオーバー・ツーリズムに強く反対する者です。「これで中国人観光客が来なくなる」と喜んでいたのですが、現状は違います。こうなったら、中国政府は中国人の日本への渡航禁止令を発令していただきたいですね。そうでなければ、日本政府が四大文明の末裔を豪語しながら他国の文明を汚す人々を出入り禁止にすべきです!
車窓から見えた光景

高崎の光景

長野の光景

黒部宇奈月温泉の光景
北陸新幹線はくたか559号は、長野を経由して金沢へ向かいます。わたしは、車窓から長野、妙高高原、糸魚川などの風景を眺めました。金沢をはじめ昨日に初雪が降った地域も多く、車窓から雪景色も見えました。中国人観光客のマナーの悪さにカリカリしていたわたしですが、美しい初冬の景色を眺めていたら、安らかな気分になってきました。
JR金沢駅に到着しました
JR金沢駅のホームで
ご当地力士と記念撮影
JR金沢駅の前で
JR金沢駅には、13時36分に到着しました。はくたか559号を降りると曇りで、気温は5度でした。かなり寒くて、震えました。駅のホームにはサンレー北陸の郡取締役が迎えに来てくれました。そこから金沢紫雲閣に向かってサンレー北陸の本部会議を行います。今夜は、わが社が提唱している「シネマネジメント」の一環で、北川景子主演の日本映画「ナイトフラワー」を幹部社員と鑑賞します。その後には忘年会も予定されており、すごく楽しみです!
*よろしければ、佐久間庸和ブログもお読み下さい!
2025年12月4日 一条真也拝
