アユタヤ観光 

一条真也です。
タイのバンコクに来ています。
6日の日曜日、グランドハイアット  エラワン  バンコクの客室で目を覚ましたわたしは、モーニング・ルーティンであるストレッチ、腹筋運動、腕立て伏せをしました。すると、お腹が猛烈に空いてきました。

空腹のまま朝食会場へ


今日のわたしの朝食


追加でバッタイ&カオパットも!


JTBのマイクロバスでアユタヤへ出発!

 

空腹のまま朝食会場であるレストランに向かったわたしは、お気に入りの料理をチョイスして頂きました。昨日も思いましたが、ここの朝食ブュッフェ大当たりです。完食してもまだ物足らなかったので、追加でバッタイ(タイ風焼きそば)とカオパット(タイ風焼き飯)も食べました。ザッツ・炭水化物祭り!(笑)食後はいったん部屋へ戻って、観光ツアーの準備をしてから、8時にホテルのロビーに集合。そこから、JTBのマイクロバスに乗って、一路アユタヤへと向かいました。そう、今日はアユタヤ1日観光。ずっと楽しみにしていたので、ワクワクです!


アユタヤ遺跡のワット・マハータート

 

タイの首都バンコクから行ける観光スポットとして人気の世界遺産アユタヤ遺跡。独特な造形美の寺院、長い年月を経て樹に埋もれた仏像の頭など14~18世紀に王都として繁栄した古都アユタヤは見どころたくさん。バンコクから80キロ離れていますが、来て良かったです!

アユタヤ遺跡のワット・マハータート

ワット・マハータートにて

アユタヤ遺跡のワット・マハータート


日傘を差した平安  神戸・兼松宏光社長と

 

世界遺産の街として知られる古都・アユタヤは、水路に囲まれた水の都です。かつて、豊かで華やかな文化を育んだアユタヤ王朝の首都で、点在する荘厳な遺跡や寺院、宮殿、パビリオンが当時の栄華を今に伝えています。いにしえの時を刻んだ遺跡群が夕刻にライトアップされる幻想的な雰囲気やのどかな田園風景、水上マーケットで出会う素朴な人々の微笑みなど、訪れるとその美しい光景が心に沁みいってきます。

ワット・マハータートで記念撮影

ワット・マハータートの樹木の中の石像の頭


石像の頭の視線を感じました

ワット・マハータートの仏塔


仏塔を背景に


頭のない仏像群

ワット・マハータートにて

アユタヤ観光では、3つの寺院を回りました。最初に訪れた寺院は、ワット・マハータートです。1369年~70年の2代ラメスアン王が建てたという説と、1370~88年の3代ボロム・ラーチャティラート1世が建てたという説がある13世紀の重要な寺院の1つです。かつては、塔の頂上が黄金に輝いていたこの寺院もビルマ軍の侵略により廃墟と化し、今は木の根の間に埋め込まれた仏像の頭や、頭部がない仏像、崩れ落ちたレンガの壁や礼拝堂の土台が残るのみとなっています。この遺跡のハイライトでもある砂岩で造られた仏像の頭は、アユタヤ滅亡に繋がった大戦争中に仏像の頭の部分だけが木の根元に落ちたと伝わっています。木の根で覆われてこのように独特で美しい調和になりました。1956年の修復の際、塔の跡から数々の黄金仏や宝飾品などが発見され、これらは現在、チャオサムプラヤー国立博物館に展示されています。

ワット・プラシーサンペットの入口で


デルフォイの神殿跡みたいでした

ワット・プラシーサンペット

ワット・プラシーサンペットにて

 

2番目に訪れた寺院は、ワット・プラシーサンペットです。タイのアユタヤ県・アユタヤ市にあるアユタヤの王の遺骨を納めた3本の仏塔を含む仏教的施設です。名称にはワット(寺)と冠していますが、実際は寺院ではありません。名称は御吉祥活仏寺院程度の意味です。この寺院に建つお寺は、歴代のアユタヤ王朝の王の内3人の遺骨が納められていますが、アユタヤの王が仏と同一視されたのでこの名前があります。伝説によればこの地には元々、アユタヤ王朝の創設者・ラーマーティボーディー1世(即位・1351 - 69年)によって宮殿が建てられていたとされています。


王たちの名が刻まれた石碑

ワット・プラシーサンペット


白装束の集団(巡礼団?)がいました


日冠・小泉社長(左)&千代田・大石社長(右)と

 

後のトライローカナート(即位・1448 - 88年)の時代になると宮殿が移築され、この地は王専用の仏教儀式の場となったといいます。さらに時代は下り、ラーマーティボーディー2世(1491 - 29年)の時代、現存する仏塔のうち東側の2つが建てられ、それぞれラーマーティボーディー2世の父であるトライローカナート王、ラーマーティボーディー2世の兄であるボーロマラーチャーティラート3世の遺骨がそれぞれ納められた。この後、ラーマーティボーディー2世が崩御すると3つ目の仏塔が建てられ、その遺骨が納められました。大きな破壊を受けた他の仏塔遺跡と比べ、漆喰などが当時の状態をよく保存しているため、アユタヤ時代の建築がそのまま見ることのできる貴重な遺跡です。

ワット・プラシーサンペットから象園へ!


象園の入口に七人の小人が!


いきなり象がいました!


象さん、象さん、お鼻が長いのね~♪

 

その後、象園を訪れて、象乗り体験をしました。バンコクで象乗り体験する際の注意ポイントは、動きやすい服装と靴で体験することです。象乗り体験は、動きやすく汚れても良い服装で参加しましょう。また足元に関しては、スニーカーのように脱げにくい履き物を用意するといいです。ビーチサンダルやハイヒールだと、象に乗っている最中に落としてしまう可能性があります。サンダルを履く場合は、足をしっかりとホールドしてくれるストラップの付いたものを用意しないといけません。


小泉社長と象に乗りました


象の上でハンニバル気分!


隣の人は、ハリウッド・ザ・コシショみたいでした


象乗り体験は最高だぞ~!

 

バンコクで象乗り体験する際の注意ポイントは、もう1つあります。チップを求められることがあるのです。タイの象乗り体験では、象使いに対してチップを支払うケースがあります。チップの金額はそれぞれの場所ごとに異なりますが、約20~50バーツ(1バーツは4.43円)が相場です。象乗り体験をする際には、チップ用に20バーツ札や50バーツ札を用意しておきましょう。まれに200バーツ以上の少し高めのチップを求められることもあるそうですが、そのような場合は断って大丈夫です。ちなみに、わたしは二人乗りだったので、1人20バーツを渡しました。相棒の日冠・小泉社長は藤原組Tシャツ(藤原喜明がワキ固めを掛ける変わった絵柄)に、ハリウッド・ザ・コシショウみたいな変わった帽子を被っていました。

ワット・ヤイチャイモンコンの「寝釈迦像」

寝釈迦像の前で記念撮影しました


「勝利の塔」を望む


ワット・ヤイチャイモンコンの「勝利の塔」


「勝利の塔」を背景に


結跏趺坐しました

 

それから、3つ目のお寺を訪れました。ワット・ヤイチャイモンコンです。この寺院の正面は東を向き、約183.8×130.8メートルの周壁が方形に囲んでいます。寺院の名は「吉祥なる勝利の寺院」の意を持っています。この寺院は、1351年にアユタヤ王朝を創設した王ウートーン(ラーマーティボーディー1世)により建立されました。当初、ワット・パーケオと名付けられました。また、一般に寺院は、ワット・ヤイとも呼ばれていました。その後、1587年にアユタヤの独立を回復したナレースワンが、勝利を記念して仏塔(チェーディー)を奉納した。その仏塔の1基は、プラ・チェーディー・チャイ・モンコン「吉祥なる勝利の仏塔」の意)と呼ばれました。現在の寺院の名称はそれに由来します。


昼食会場はアユタヤのホテルのレストラン


豪華なビュッフェでした


お腹いっぱい食べました


帰りのマイクロ・バスではウトウト・・・

 

それから、ランチのお店に行きました。アユタヤにあるホテルのレストランで、ビュッフェスタイルでした。さまざまな種類の料理が膨大に並べられていました。どれも美味しかったですが、特にタイヌードルが絶品でした。カラカラの喉に流し込んだタイビールも旨かった! 日曜日のランチタイムなのにお客がわたしたちだけしかおらず、「この店、経営は大丈夫かな?」と思いましたが、その直後に大人数の団体客が入ってきました。オレンジ色の法衣を着た僧侶数人と白装束に身を包んだ数百人の人々でした。さっき、ワット・プラシーサンペットにいた人々です。おそらくは寺院への巡礼団なのだと思います。


バンコク市内のようす


バンコク市内のようす

 

2025年7月6日  一条真也