一条真也です。
新しいサンレーグループのCMが完成しました。さまざまなシチュエーションでの「ありがとう」を紡ぐ内容となっています。映画館でもシネアドとして流れることを念頭に、ドラマティックな映像展開をメインに考えました。
イメージソング「ありがとう」に乗せて、“通過儀礼” をベースに、感謝の気持ちを表すシーンを次々に繋いでいきます。些細なことも大きなことも、人へ与える感謝の度合は計れません。小さな女の子の「ありがとう」や、年配の方、新婦など。登場人物の脈絡はなく、この空の下で生きる人々の感謝のシーンを紡いでいく・・・・・・それが、サンレーの企業姿勢にマッチすると考えました。
赤ちゃんとお母さん
幼稚園児の男の子
最初のシーン1は、赤ちゃんとお母さんのふれあいのシーンです。若いお母さんが、生まれてきてくれた赤ちゃんに微笑みながら「ありがとう」と伝えています。シーン2は、幼稚園への送迎をイメージしたシーンです。男の子が、送ってくれた父母に元気よく「ありがとう!」と手を振っています。
新婦から父へ
父から新婦へ
シーン3は、バージンロードを歩む新婦とお父さんのシーンです。新婦からここまで育ててくれたお父さんに対して涙をこぼしながら「ありがとう」と感謝の思いを伝え、これに対しお父さんも無事にここまで育ってくれたこと、そして感謝の言葉をかけてくれたことに対して「ありがとう」とつぶやいています。
手話で「ありがとう」を伝える
日常の中の「ありがとう」
シーン4は、会場案内のシーンです。案内をしてくれたスタッフに手話で「ありがとう」と伝えています。シーン5は、おばあちゃんの日常の中での感謝を切り取ったシーンです。優しい微笑みで、介助をしてくれた息子あるいは娘に「ありがとう」と伝えています。
仏壇に手を合わせる女の子
亡き父を想って「ありがとう」
シーン6は、仏壇の前で手を合わせる女の子をイメージしたシーンです。すでに亡くなったおじいちゃん、おばあちゃんに優しくしてもらったことを思い出しながら「ありがとう」と微笑んでいます。そして、シーン7は女性が人生を卒業した父を想いながら「ありがとう」と感謝を伝えるシーンです。微笑みながらも目には涙が浮かんでいます。
「ありがとう」伝えるよろこび
コンセプトに沿って、7つのドラマティックなシーンとともに感謝の気持ちが「ありがとう」という言葉で紡がれていき、最後に、福岡の空にサンレーのロゴが浮かび「ありがとう。伝えるよろこび。 サンレー」とナレーションが入ります。冠婚葬祭のセレモニーすべてにおいて、「ありがとう」という言葉が交わされます。そういった感謝の思いが交錯する「冠婚葬祭」のお手伝いさせていただいているわが社にふさわしいCMが完成したと思っています。名誉会長だった亡き父も喜んでくれることでしょう。
2024年10月9日 一条真也拝