一条真也です。
6日の日曜日の朝、迎えの車に乗って、JR小倉駅へ向かいました。この日は、名古屋に出張するのです。父が逝去してから初めての出張ですが、以前から出演を約束していた映画「男神」の撮影に参加するためです。
JR小倉駅の前で
JR小倉駅のホームで
「男神」は普遍的な家族愛を描くファンタジーホラーですが、わたしの役柄は当初の神主から商工会議所の会頭に変更されました。喪中なので、さすがに神主の役はまずいと思ったからです。JR小倉駅から11時52分発の東海道新幹線のぞみ26号に乗車しました。
のぞみ26号の車内で
車内ではマスクを着けました
昼食にいただいた「秋のかさね箱」
「秋のかさね箱」の中身
新幹線に乗り込んだわたしは、念のために感染防止用の不織布マスクを着用。それから、小倉駅で購入した駅弁を食べました。「秋のかさね箱」という2段重ねの弁当です。新幹線で駅弁を食べるなんて、ずいぶん久しぶりな気がします。ここ1ヵ月は父の介護から臨終、通夜、葬儀の流れの中で、出張を控えていました。本当は、一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団の理事長に就任したばかりで会議も多かったのですが、オンラインで参加していました。しかし、これからは以前のように出張を再開します。
車内では読書しました
弁当を食べた後は、車内販売で求めたコーヒーを飲みながら、読書をしました。この日は、『1985年のクラッシュ・ギャルズ』柳澤健著(光文社未来ライブラリー)を読みました。1985年、1つの巨大な社会現象が生じました。10代の少女たちが、男しか興味を持たなかった女子プロレスの新星「クラッシュ・ギャルズ」に熱狂したのです。タッグを組んだ2人、長与千種とライオネス飛鳥は、何を背負って自らをいじめ抜き、過酷な闘いを続けたのか? 10代の少女たちは彼女らに何を託したのか? 熱く切ない青春格闘ノンフィクションの傑作です。じつは、わたしはこれまで男子プロレスにしか関心がなかったのですが、ブログ「極悪女王」で紹介したNetflixドラマを観てから女子プロレスにも強い興味を抱くようになり、名著として知られる本書を読んだ次第です。
JR名古屋駅に到着しました
JR名古屋駅の「銀の時計」の前で
JR名古屋駅には、14時55分に到着しました。日曜日ということもあってか、ものすごい人出です。そのまま、名古屋駅に隣接した名古屋マリオットアソシアホテルにチェックインしました。今夜は、映画「男神」の志賀司ゼネラルプロデューサー、益田祐美子プロデューサーと会食がてら打ち合わせする予定です。
ホテル客室から見た名古屋の街
2024年10月6日 一条真也拝