死を乗り越えるリンカーンの言葉

 

四〇歳を過ぎた人間は、自分の顔に責任を持たなくてはならない。
リンカーン

 

一条真也です。
言葉は、人生をも変えうる力を持っています。
今回の名言は、エイブラハム・リンカーン(1809年~1865年)の言葉です。彼はケンタッキー州生まれで、第16代アメリカ合衆国大統領です。南北戦争という国家分断の危機に際し、連邦制の維持に努め、さらに奴隷解放宣言を公布するなど、アメリカ史上の重要な転機に指導力を発揮。また、暗殺された大統領の1人でもあります。



リンカーンは、歴代アメリカンの大統領で常にトップ3に入っており、1位となることも度々です。美醜のことを言うと「ルッキスト」と思われるかもしれませんが、リンカーンはカッコいいし、顔ができていますよね。彼はレスリングの猛者でもありました。もちろん彼の最大の功績は奴隷解放です。南部との軋轢の中で、南北戦争という内戦という犠牲を払っても、彼は奴隷解放を実現しました。



アメリカという国にとって、南北戦争という内戦は不可欠だったといえます。日本の明治維新での内戦と同じだったといえます。旧体制は一度、破壊することしか再構築できないかもしれません。リンカーンの時代、40代といえば壮年かもしれませんが、寿命が延びた現代でいえば、60歳かもしれません。「還暦」を過ぎた人間は自分の顔に責任を持たなければなりませんね。なお、今回のの名言は死を乗り越える名言ガイド(現代書林)に掲載されています。ぜひ、ご一読下さい!

 

 

2024年6月18日  一条真也