「冠婚葬祭」

一条真也です。
ブログ「創立48周年記念式典」で紹介したように、18日の午前、サンレー創立48周年記念式典が行われました。その「会長訓示」で、佐久間進会長が「冠婚葬祭」という歌に触れ、原曲を会場に流しました。


この歌は、1972(昭和47)年の8月10日のコロムビア・レコードから発売された「俺はやるんだ」のB面曲です。佐久間会長自身が「平安太郎」のペンネームで作詞を手掛けました。もともとは都はるみさんが歌う予定でしたが、結局は新人の西来路ひろみさんが歌いました。



当時の北九州市冠婚葬祭互助会(現:サンレー)では、都はるみ、西来路ひろみ両名のコンサートを開催しています。会場は、今はもうない小倉市民会館でした。(なつかしい!)他にも、野村正樹、桜田淳子牧村三枝子小坂明子などのコンサートを開いた記録があります。小学生だったわたしも参加して、プロに歌手の歌声に酔いしれていました。(笑)
冠婚葬祭」は、結婚式や葬儀といった人生の最重要場面で隣近所の人々が助け合う姿を描いた歌で、まさに互助会の理想そのものと言えます。
歌の基本データ&歌詞は以下の通りです。



流行歌「冠婚葬祭」
平安太郎:作詞
福島一美:作曲
山田良夫:編曲
西来路ひろみ:歌
コロムビア・オーケストラ

一、隣りの花子さん 廿才(はたち)になった 
   うちの母さん 喜んで
   朝から何やら おせっかい 
   近所はいつも お付き合い
   話しかけたり 問はれたり

二、隣りの春子さん お嫁にいった 
   うちの母さん 楽しんで
   朝からせっせと お手伝い 
   近所はいつも 通い合い
   共に泣いたり 笑ったり

三、隣りのお宅には 不幸があった 
   うちの母さん 悲しんで
   朝からめそめそ お手伝い 
   近所はいつも 助け合い
   はげまされたり 助けたり

四、隣りの空地には お家が建った 
   うちの母さん 気がかりで
   朝から何やら 話し合い 
   近所はいつも 手をつなぐ
   皆んな仲よし お隣りさん
  (演奏時間3分23秒)


『ふれあい文化を創るサンレー15年の歩み』より



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2014年 11月19日 一条真也