BOOK

『死生観を問う』

一条真也です。『死生観を問う』島薗進著(朝日新聞出版)を読みました。著者から献本されたもので、「万葉集から金子みすゞへ」というサブタイトルがついています。著者は日本を代表する宗教学者です。1948年、東京都生まれ。東京大学文学部宗教学・宗…

『アントニオ猪木とは何だったのか』

一条真也です。『アントニオ猪木とは何だったのか』入不二基義・香山リカ・水道橋博士・ターザン山本・松原隆一郎・夢枕獏・吉田豪共著(集英社新書)を読みました。本書の帯には、リング上で対戦相手にインディアン・デスロックを掛ける猪木の写真とともに…

『証言 橋本真也』

一条真也です。『証言 橋本真也』長州力+佐山聡+前田日明+藤波辰爾ほか著(宝島SUGOI文庫)を紹介します。「破壊王とアントニオ猪木『相克』の真相」というサブタイトルがついています。 ブログ『長州力 最後の告白』 ブログ『証言1・4橋本vs.…

『プロレス熱写時代』

一条真也です。『プロレス熱写時代』大川昇著(彩図社)を紹介します。「プロレスカメラマンが撮った日本プロレス黄金期」というサブタイトルがついています。著者は、1967年、東京都出身。東京写真専門学校を中退し、『週刊ファイト』へ入社。その後、…

『怪物に出会った日』

一条真也です。『怪物に出会った日』森合正範著(講談社)を読みました。「井上尚弥と闘うということ」のサブタイトルがついています。プロボクシング界のスーパースターで、現WBC・WBO世界スーパーバンタム級統一王者の井上尚弥選手が「楽しみにして…

『ジャニーズ61年の暗黒史』

一条真也です。『ジャニーズ61年の暗黒史』小菅宏著(青志社)を読みました。「新ドキュメントファイル」のサブタイトルがついています。著者は、著者は、作家。東京都出身。立教大学卒、集英社入社。週刊・月刊誌歴任後に独立。徹底した現場主義で社会と…

『ジャニーズ帝国60年の興亡』

一条真也です。『ジャニーズ帝国60年の興亡』鹿砦社編集部編(鹿砦社)を読みました。長年、ジャニーズ事務所関係の出版物を刊行してきた出版社の総決算的な本で、資料的価値が抜群にありました。ジャニーズ事務所設立から現在までの流れがすべてわかるの…

『裸のジャニーズ』 

一条真也です。『裸のジャニーズ』山瀬浩著(太陽出版)を読みました。サブタイトルは、「誰も語らなかった“ジャニーズの真実”」。知らなかったことが多く書かれていて、非常に興味深かったです。著者は、元テレビ朝日音楽番組プロデューサー。旧社屋に存在…

『僕とジャニーズ』

一条真也です。『僕とジャニーズ』本橋信宏著(イースト・プレス)を読みました。著者は、1956年埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。集合写真で「一人おいて」と、置かれてしまった人物、忘れ去られた英雄を追い続けているそうです。執筆内…

『ユー。』

一条真也です。『ユー。』カウアン・オカモト著(文藝春秋)を読みました。サブタイトルは「ジャニーズの性加害を告発して」で、いま日本中を騒がせている故ジャニー喜多川氏の性加害の告発本です。著者は、1996年5月24日、愛知県豊橋市生まれ。両親…

『エンタメビジネス全史』

一条真也です。『エンタメビジネス全史』中山淳雄著(日経BP)を読みました。素晴らしい名著でした。「『IP先進国ニッポン』の誕生と構造」というサブタイトルがついています。カバー表紙には「興行」「映画」「音楽」「出版」「マンガ」「テレビ」「ア…

『古事記と冠婚葬祭』

一条真也です。115冊目の一条本『古事記と冠婚葬祭』(現代書林)の見本が届きました。「神道と日本人」というサブタイトルがついています。ブログ「鎌田東二先生との対談」、ブログ「鎌田先生との対談2日目」で紹介したように、わたしは今年3月8日・…

『年長者の作法』 

『年長者の作法』(主婦と生活社) 一条真也です。13日、114冊目の一条本『年長者の作法』(主婦と生活社)が発売されました。「『老害』の時代を生きる50のヒント」というサブタイトルがついています。カバー表紙には、「老いに親しむレシピ」と書か…

『映画を早送りで観る人たち』

一条真也です。11日、東京から北九州に戻りました。今年もすでに120本の映画を映画館で観たわたしですが、『映画を早送りで観る人たち』稲田豊史著(光文社新書)を紹介します。「ファスト映画・ネタバレ――コンテンツ消費の現在形」というサブタイトル…

『ファスト教養』

一条真也です。『ファスト教養』レジ―著(集英社新書)を読みました。「10分で答えが欲しい人たち」というサブタイトルがついています。著者は、ライター・ブロガー。1981年生まれ。一般企業で事業戦略・マーケティング戦略に関わる仕事に従事する傍ら…

『鏡花と妖怪』

一条真也です。『鏡花と妖怪』清水潤著、怪異怪談研究会編(青弓社)を紹介します。2018年3月刊行の本です。著者は、1970年、岐阜県生まれ。東京都立大学大学院博士課程単位取得満期退学。博士(文学)。首都大学東京都市教養学部助教などを務めま…

『鏡花と怪異』

一条真也です。彼岸の中日に、『鏡花と怪異』田中貴子著(平凡社)を紹介します。泉鏡花の文学における怪異性に焦点を当てた文学評論で、2006年5月に刊行されています。著者は、1960年京都生。奈良女子大学文学部、広島大学大学院文学研究科修了。…

『怪異と遊ぶ』

一条真也です。『怪異と遊ぶ』怪異怪談研究会[監修]一柳廣孝/大道晴香[編著](青弓社)を読みました。ブログ『怪異を歩く』、ブログ『怪異を魅せる』、ブログ『怪異とは誰か』で紹介した「時空の怪異」全3巻の続編的内容です。一見サブカルチャーの本…

『〈怪異〉とミステリ』

一条真也です。『〈怪異〉とミステリ』怪異会談研究会[監修]乾英治郎/小松史生子/鈴木優作/谷口基[編著](青弓社)を読みました。「近代日本文学は何を『謎』としてきたか」というサブタイトルがついています。 カバー表紙には、「岡本綺堂、江戸川乱…

『〈怪異〉とナショナリズム』

一条真也です。『〈怪異〉とナショナリズム』怪異怪談研究会監修、茂木謙之介/小松史生子/副田賢二/松下浩幸編著(青弓社)を読みました。カバー表紙には、「文学作品、怪談、天皇制、二・二六事件、マルクス主義と陰謀論、オカルトブーム――〈怪異〉とナ…

『怪異猟奇ミステリー全史』

一条真也です。『怪異猟奇ミステリー全史』風間賢二著(新潮選書)を読みました。著者は、1953年、東京都生まれ。英米文学翻訳家、幻想文学研究家、アンソロジスト。首都大学東京、明治大学、青山学院大学非常勤講師。武蔵大学人文学部欧米文化学科卒業…

『現代怪談考』

一条真也です。『現代怪談考』吉田悠軌著(晶文社)を読みました。この手の本には目がないわたしですが、本書は説得力に富んだ久々の名著でした。著者は、怪談研究家。1980年、東京都生まれ。早稲田大学卒業後、ライター・ 編集活動を開始。怪談サークル…

『日本の死角』

一条真也です。『日本の死角』現代ビジネス編(講談社現代新書)を読みました。現代ビジネスは2010年創刊。各分野で深い知見を持つ専門家やジャーナリスト、作家等を起用し、政治、経済、国際、社会、金融、教育、最新テクノロジー、科学、医療、スポー…

『未来の年表 業界大変化』

一条真也です。『未来の年表 業界大変化』河合雅司著(講談社現代新書)を読みました。ブログ『未来の年表』、ブログ『未来の年表2』で紹介したベストセラーの続編です。著者はわたしと同年齢で、1963年名古屋市生まれの作家・ジャーナリスト。人口減少…

『シンクロニシティ 科学と非科学の間に』

一条真也です。『シンクロニシティ 科学と非科学の間に』ポール・ハルパーン著、権田敦司訳(あさ出版)を読みました。サブタイトルは「画期的な科学の歴史」です。著者は、アメリカ・ペンシルベニア州フィラデルフィアにある科学大学で物理学教授を務めてい…

『ウイスキーの愉しみ方』

一条真也です。『ビジネスエリートが身につける教養 ウイスキーの愉しみ方』橋口孝司著(あさ出版)を読みました。著者は、ホテルバーテンダーから料飲支配人、新規ホテル開業、運営などを手がけ、26年間ホテルに勤務。2008年より、株式会社ホスピタリ…

『教養としてのワイン』

一条真也です。『世界のビジネスエリートが身につける教養としてのワイン』渡辺順子著(ダイヤモンド社)を読みました。著者は、プレミアムワイン代表取締役。1990年代に渡米。1本のプレミアムワインとの出会いをきっかけに、ワインの世界に足を踏み入…

『教養としての日本酒』

一条真也です。『ビジネスエリートが知っている 教養としての日本酒』友田晶子著(あさ出版)を読みました。著者は、ソムリエ、トータル飲料コンサルタント、日本酒サービス研究会・酒匠研究会連合会(SSI)理事、一般社団法人 日本のSAKEとWINE…

『教養としての着物』

一条真也です。『世界のビジネスエリートを魅了する教養としての着物』上杉恵理子著(自由国民社)を読みました。著者は、和装イメージコンサルタント。着物を着こなすための「和創塾 ~きもので魅せる もうひとりの自分~」主宰。東京下町出身で江戸っ子気質…

『教養としての歴史学入門』

一条真也です。『教養としての歴史学入門』加来耕三著(ビジネス社)を読みました。「ビジネスと人生に役立つ!」というサブタイトルがついています。著者は、1958年、大阪府生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、学究生活を経て、歴史家・作家として…