全互連総会in仙台 

一条真也です。仙台に来ています。
25日は、地元の冠婚葬祭互助会あいあーる社の結婚式場「PALACE  HEIAN」で開催された全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の第67回定時総会に参加。


全互連の第67回定時総会の看板前で


会場の「PALACE  HEIAN」の外観


定時総会の最初は国歌「君が代」の斉唱


物故者の黙祷が行われました

 

この日は13時から全互連の理事会、14時から定時総会が開催されました。総会に先立って、国歌「君が代」が斉唱され、続いてこの1年間の全互連関係の物故者のために黙祷が行われました。今回はわが社の佐久間進名誉会長と平安閣NPO互助会の木下素直会長の2人が対象でした。わたしは、みなさんと一緒に父のために黙祷しました。


挨拶する全互連の山下会長


かつて、わたしも全互連会長を務めました

 

わたしは、全互連の元会長で現在は顧問を務めています。全互連は、冠婚葬祭互助会の保守本流です。冠婚葬祭互助会とは、その名通りに「相互扶助」をコンセプトとした会員制組織です。終戦直後の1948年に、西村熊彦という方の手によって、日本最初の互助会である「横須賀冠婚葬祭互助会」が横須賀市で生まれました。そして、横須賀から名古屋へ、さらには静岡へと、全国に広まっていきました。いわゆる「平安閣グループ」と言われている互助会集団が全互連なのです。


全互連は互助会の保守本流


全互連の「互助会訓」

 

全互連には「互助会訓」という5つの理念があります。以下の通りです。
1.全互連の責任ある一員という連帯の心
1.会員の手となり足になるという親切の心
1.幸せの輪をひろめようという努力の心
1.常に笑顔で応対するという感謝の心
1.互の幸せのためにという互助の心

東北・北海道ブロックの酒井ブロック長の挨拶

 

今こそ、日本には相互扶助の精神が求められています。冠婚葬祭互助会のルーツは、実はきわめて日本的文化に根ざした「結」や「講」にさかのぼります。「結」は、奈良時代からみられる共同労働の時代的形態で、特に農村に多くみられ、地域によっては今日でもその形態を保っているところがあります。一方、「講」は、「無尽講」や「頼母子講」のように経済的「講」集団を構成し、それらの人々が相寄って少しずつ「金子」や「穀物」を出し合い、これを講中の困窮者に融通し合うことをその源流としています。


わたしも参加しました

 

このような「結」と「講」の2つの特徴を合体させ、近代の事業として確立させたものこそ、冠婚葬祭互助会というシステムなのです。日本的伝統と風習文化を継承し、「結」と「講」の相互扶助システムが人生の二大セレモニーである結婚式と葬儀に導入され、互助会は飛躍的に発展してきました。

経営者研究会のようす


ジェロントロジーについて語る講師

 

15時40分からは経営者研究会が行われました。講師は、(株)ニッセイ基礎研究所 ジェントロジー推進室の上席研究員である前田展弘氏で、テーマは「高齢者市場の最新動向及び開拓視点」でした。ジェントロジー(老年学、高齢社会総合研究学)をもとに、超高齢社会の中での市場の変化を踏まえ高齢期のQOLに互助会がどう関われるかという可能性を探った内容でした。


懇親会の前に、セレモニーの志賀社長と



経営者研究会の終了後、記念写真撮影がありました。その後、懇親会の前に(株)セレモニーの志賀社長と話しました。志賀社長はブログ「男神」で紹介した現在公開中のホラー・ファンタジー映画のゼネラルプロデューサーです。恥ずかしながら、わたしも出演しています。「男神」は素晴らしいスタート・ダッシュを切りましたが、志賀社長は「一条先生のアップシーンが好評なんですよ」と言って下さいました。「男神」の続編の製作も決定し、わたしも再び出演することになりました。あと、この日は多くの方々から「『男神』観ましたよ!」と言われました。


懇親会の入口で


歓迎の太鼓


フレッシュな司会コンビ


挨拶は櫓の上で・・・・・・


櫓の上で挨拶する山下会長


杉山副会長の音頭でカンパイ!

 

いよいよ18時からは懇親会です。会場では歓迎の太鼓集団が舞台上で迎えてくれ、なんとステージには挨拶用の櫓まで組まれていました。太鼓の演奏が終わると、あいあーるの菊池社長&あいプランの新道社長のフレッシュな司会コンビが登場。その後、中央の櫓に山下会長が上って挨拶しました。続いて、東北・北海道ブロックの酒井ブロック長が挨拶しましたが、まるでアメリカ大統領選の選挙演説のようなスケールの大きな挨拶でした。その後、杉山前会長が乾杯の音頭を取って、開宴!


花笠音頭で盛り上がる!


こういうの、いいね!


神輿に乗って武智ブロック長が登場


武智ブロック長による中締め

宴が盛り上がった頃、突如、花笠音頭がスタートし、会場のお客さんを巻き込んでの踊りが展開されました。コロナ禍以降、こういう演出は久々なので、「こういうの、いいね!」と思いました。最後は、なんと北島三郎の「まつり」の音楽に乗って、次期担当ブロックである中部ブロックの武智正晴ブロック長(ベルモニー松山社長)が神輿に乗って現れ、中締めをしました。わたしはちょうどトイレに行っていたのですが、帰ってくると、「まつり」が大音響で鳴っていて驚きました。山下会長をはじめ、みなさん、「まつり」の曲が流れたので、わたしが登場すると思ったそうです。後で、関係者が何人も「勝手に『まつり』を使って失礼しました」と謝りに来ましたが、そんなこと気にしていませんよ!笑


二次会で挨拶する武智康行副会長


武智副会長の音頭でカンパイ!


盛岡冷麺が美味しかった!


二次会の中締めは、大石副会長の万歳三唱で

20時30分からは二次会が開催されました。全互連の武智康行副会長(ベルモニー高松社長)が挨拶し、「さっきは弟が神輿に乗ってきたのでビックリしました」と語って、会場の笑いを誘っていました。そのまま乾杯の音頭も武智副会長が務めました。二次会では、東北の郷土料理がいろいろと提供されましたが、「盛岡冷麺」と「芋煮」が美味しかったです。1時間ほど経ってから、大石副会長(千代田社長)が万歳三唱をして二次会もお開きとなりました。翌日はホテルを8時に出発して、山形・庄内観光に行きます。それでは、みなさん、おやすみなさいzzz

 

2025年9月25日 一条真也