一条真也です。
20日、北九州から東京にやってきました。
羽田空港に到着してスマホを開いたら、文春オンラインの素晴らしい記事を見つけました。文春といっても中居問題でもフジテレビ問題でもありません。現在、絶賛公開中の映画「君の忘れ方」についての映画評です。
ヤフーニュースより
乃木坂46時代は“MVクイーン”だったが・・・『プレッシャーを感じやすいんです』西野七瀬が新作映画で見せた俳優としての『THE FIRST TAKE』」という記事なのですが、冒頭から「西野七瀬は、こんなに素晴らしい演技ができる役者だったのか。1月17日から公開の坂東龍汰主演映画『君の忘れ方』を試写で鑑賞した時、長編2作目となる34歳の作道雄監督と、若い俳優たちの清新な相互作用に心を打たれたのをよく覚えている」と、女優・西野七瀬さんを絶賛しています。
ヤフーニュースより
また、「よくある『悲恋映画』ではない?」として、「タイトルと予告から持っていた『この映画は邦画の定番である死別悲恋映画なのだろう』という先入観は映画の冒頭から裏切られる。西野七瀬演じるヒロイン柏原美紀は、ほとんどスクリーンの中で言葉を発さないまま序盤でこの世を去ってしまう。ではこれは、愛する人を失った遺族のグリーフケア(悲しみの治療)をテーマにした映画なのか。原案となったのは一条真也による『愛する人を亡くした人へ』という書籍だが、物語はグリーフケアの共同体に触れつつ、そこにもなじみ切れない主人公の違和感を描いていく」と書かれています。原案書にも言及していただき感謝ですが、とにかく「女優・西野七瀬」の魅力とグリーフケアの本質を見事に解き明かしたこのレビューが素晴らしいので、感動しました。みなさん、ぜひお読み下さい!
『愛する人を亡くした人へ』を持った西野七瀬さんと
2025年1月20日 一条真也拝