フジテレビ問題について

一条真也です。10日の朝、自宅の庭が銀世界になっていました。今シーズン最強寒波の影響により、九州をはじめ各地で大雪となっています。この状況の中、「週刊文春」最新号をようやく入手しました。ブログ「中居正広問題について」に昨日から大量のアクセスが集中しているのですが、同誌には文春砲第2弾が掲載されています。

週刊文春」2025年1月16日号より

 

週刊文春」1月16号では、「SEXスキャンダル追及②」「中居昌弘 X子さんの訴えを握り潰したフジの3悪人」の大見出しで、中居正広氏と20代女性との性的トラブルについての続報を打ちました。同誌によると、被害者であるX子さんの知人の証言から、性的トラブルの現場は中居氏の自宅だったとしています。トラブル後、X子さんは仕事上繋がりの深いフジの幹部にその日の出来事を細かく報告し、アナウンス室長(当時)のB氏とアナウンス室部長だった佐々木恭子アナウンサーと医師の4人で話し合い、当時の編成制作局長のC氏にその内容を報告していたと伝えています。これには驚きました。

 

文春砲の第1弾では性的加害が行われたのは飲食店の個室ということでしたが、実際は中居氏の自宅マンションだったのですね。わたしも、「いくらエロ親父でも、さすがに飲食店の個室ではできないのでは?」と思っていましたが、やっと疑問が解けました。「週刊文春」には、X子さん自身の「すぐに佐々木さんには事件のことを相談しました」とする証言も掲載。その上で「幹部3人は事態の重大性を理解していないのか、現在に至るまで中居への聞き取り調査に乗り出すことはなかった」と記しています。この報道が真実なら、フジテレビは完全にアウトですね。ネットなどの情報を拾うと、フジテレビは女子アナを大物タレントに上納する悪習が存在していたといいます。



本来、テレビのアナウンサーというのは報道機関のアンカーであり、アイドルでもタレントでもありません。それをミスコン上がりの女子大生ばかり採用して、「〇〇パン」などと祭り上げてアイドル化してきたフジテレビの異常さが改めて浮き彫りになりました。しかも、テレビ局そのものが女衒になっていたとは驚きです。これはもう芸能事務所の性的スキャンダルとはまったく次元の違う話で、電波停止を含む処罰の対象になってもおかしくないでしょう。広告代理店で最大手の電通は1人の女子社員が自死した事件から窮地に立たされました、許認可事業であるフジテレビはそれ以上の窮地に立たされるでしょう。もはや存亡の危機と言ってもいいかもしれません。



9日、渦中の中居正広氏が公式サイトで声明を出しました。「トラブルがあったことは事実」と認め、女性とは示談が成立し解決しているとしています。「このトラブルについては、当事者以外の者の関与といった事実はございません」とも記していますが「週刊文春」では、このトラブルにおけるフジテレビ側の関与をあらためて指摘し、その「対応」について報じたわけです。中居氏のSEXスキャンダルが週刊誌で紹介されて以来、ネットでは大騒ぎになっていますが、テレビがこの問題を一切報道しませんでした。これは「同業者であるフジテレビに対する配慮」とか「他の局も同じようなことをやっているから追求せ機内」などの声もありました。しかし、中居氏がコメントを発表するや、テレビ各局も一斉に報道を開始しています。



 ブログ「ワッツ・インサイド」の最後に書きましたが、「13日の金曜日」シリーズなどのホラー映画では、最初にエッチするカップルは必ず殺されるという「ホラー映画の法則」が存在します。そもそも性欲が強いことは冷静な判断力を失わせ、警戒心を失わせます。性欲が強いと子どもは作れますが、自身の生命の維持という視点からはリスキーなのです。性加害問題で窮地に立たされ、引退間近とされている松本人志氏や中居正広氏の性加害騒動について、ひろゆき氏が「性欲の強いヤツは死ぬ時代です!」と喝破していましたが、わたしも大いに同感です!

 

2025年1月10日  一条真也