縄文展

一条真也です。
東京に来ています。これから北九州に帰ります。
24日、ブログ「エンディング産業展講演」で紹介したように、「人生の修め方~『終活』の新しいかたち~」というテーマで講演を行いました。その後、有明東京ビッグサイトから上野の東京国立博物館に向かいました。同博物館で開催中の「縄文~1万年の美の鼓動」展を見るためです。

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「縄文展」を訪れました
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入口のようす



公式HPには、以下のように書かれています。
「今から約1万3000年前、氷期が終わりに近づいて温暖化が進み、入り江や干潟が生まれ、現在の日本列島の景観が整いました。この頃に日本では土器作りが始まります。縄文時代の幕開けです。 当時の人びとは、自然環境を生かして狩猟や漁撈、採集による生活を営んでいました。彼らが日々の暮らしのなかで作り出した、土器や石器、土偶や装身具などのさまざまな道具は、力強さと神秘的な魅力にあふれています。躍動感あふれる《火焰型土器》やユニークな姿形をした《遮光器土偶》は、縄文時代の造形美を象徴するものとして広く知られていますが、1万年続いた縄文時代には、まだまだ知られていない多彩な造形が数多くあります。
本展では『縄文の美』をテーマに、縄文時代草創期から晩期まで、日本列島各地で育まれた優品を一堂に集め、その形に込められた人びとの技や思いに迫ります。縄文時代1万年にわたる壮大な『美のうねり』をぜひご覧ください」




また、公式HPの「みどころ」には、「縄文時代のはじめからおわりまで、日本列島の北から南まで、時代・地域を超えて『縄文の美』が集結」として、以下のように書かれています。
縄文時代は約1万年ものあいだ続き、東西3000kmを越える日本列島に広く展開しました。本展では縄文時代のスケール感をそのままに、その始まりから終わりまで、北は北海道から南は沖縄までを取り上げ、かつてない規模で『縄文の美』を紹介します。時期や地域を飛び超えて縄文の美を総覧し、その移り変わりや広がり、そして奥深さを体感していただきます。縄文人が生き抜くために生み出した簡素ながらも力強い形、森や海への感謝や命への敬いのなかで作りだされた神秘の形に圧倒されることでしょう」




また公式HPの「みどころ」には、「史上初! 縄文の国宝全6件集結」として、以下のように書かれています。
縄文時代の遺跡は、これまでに9万件を超える数が確認されていますが、数多ある縄文時代の出土品のなかでも国宝はたったの6件。造形の極みともいえるこの6件すべてが、初めて勢ぞろいします!」
国宝の6件とは、土偶「中空土偶」、土偶仮面の女神」、土偶「縄文の女神」、土偶「合掌土偶」、土偶縄文のビーナス」、「火焔型土器」です。




予想通りに来場者が多く、なかなかゆっくりと鑑賞するというわけにはいきませんでした。しかし、それなりに、縄文の芸術の素晴らしさを感じることができました。装飾豊かな縄文土器や大地母神を連想させる土偶からは「儀式」のイメージが強く湧き上がってきます。芸術も儀式もシンボルを操ることにほかなりませんが、両者の深い関連性を確認できました。短い時間ではありましたが、縄文の世界を堪能することができました。

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縄文の世界を堪能しました



ところで、わたしが「縄文展」を訪れたのは24日(金)です.
なんと、この日に「バク転神道ソングライター」こと鎌田東二先生も同展を訪れておられたそうです。28日にアップした鎌田先生との往復WEB書簡の「ムーンサルトレター」第160信の中で知りました。
鎌田先生は、「いやあ~。凄かった。縄文美。縄文芸術衝動。その造形力。デザイン力。発想力。多様性。実に見事です。この縄文の生命エネルギー、縄文の奔放、縄文の多様、縄文の過剰、縄文の根源、縄文の祈り・祭り・呪術、縄文が発信する超時間的未来、そのすべてが、わたしたちの想像力と野生力を刺激しますね。大変刺激されまくりました」と書いています。
もともと、わたしは「縄文展」の存在をブログ「渋谷の夜」に書いた鎌田先生や考古学者の石井匠氏との会食の席で知ったのですが、魂の義兄弟が同じ日に同じ場所を訪れ、同じものを観て、魂を震わせていたとは驚きです。わたしたちは「縄文」のエネルギーに引き寄せられたのかもしれません。

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「縄文」のエネルギーに引き寄せられた?



2018年8月25日 一条真也