仏教界の予見者

一条真也です。
東京に来ています。台風で、すごい雨です。
8日の15時から「日経ビジネス」の取材を受けました。記者は鵜飼秀徳さんで、ブログ『寺院消滅』で紹介したベストセラーの著者です。


鵜飼秀徳さん



『寺院消滅』は、今後25年のあいだに現在日本に存在する約7万7千の寺院のうちの3割から4割が消滅するという予測を統計的データのもとに示す衝撃の書です。鵜飼さんは、日経BP社の記者であると同時に京都の寺院の息子さんです。僧籍も持っておられ、盆には京都に帰って棚経を手伝われるとか。お会いしてみると、想像よりもずっと若い方だったので驚きました。年齢をお聞きすると、41歳だそうです。


寺院消滅

寺院消滅

わたしは冠婚葬祭業界や仏教界などについての考えを語りました。
日本の仏教界も互助会もともに制度疲労しており、初期設定とアップデートの両方が必要であると言いました。鵜飼さんもご自身の考え方を述べられ、わたしたちはガチンコで意見交換しました。


鵜飼さんと



わたしが客員研究員を務めている冠婚葬祭総合研究所では、10月22日(木)に鵜飼さんの講演会を開催します。場所は芝公園機械振興会館です。ちょうど全互連の理事会の日ですが、亀戸のアンフェリシオンから駆け付けます。今日は、仏教界の明日を予見する鵜飼さんとお会いできて、非常に有意義でした。鵜飼さん、今後ともよろしくお願いいたします!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年9月8日 一条真也