校正ラッシュ

一条真也です。
東京に来ています。24日は打ち合わせラッシュでした。
出版関係者にもたくさん会いましたが、「出版界の青年将校」こと三五館の中野長武さんから『唯葬論』の初校ゲラを受け取りました。「出版寅さん」こと内海準二さんからは『永遠葬』の再校ゲラを受け取りました。


『唯葬論』の初校ゲラ

『永遠葬』の再校ゲラ



『唯葬論』は340ページ、『永遠葬』は208ページですので、ゲラもそれなりのボリュームがあります。それに加えて昨日、水曜社さんから『満月交感 ムーンサルトレター』の続編の初校ゲラが出ました。なんと、上下巻合わせて700ページ以上あります。まさに、校正ラッシュです。



ブログ「映画が語る人の死」で紹介した襟川クロ氏の講演会場で、「出版界の預言者」こと水曜社の仙道弘生社長にお会いしたので、仙道社長から直接ゲラを受け取ろうかとも思いましたが、國學院大學の教室で700ページ分のゲラを頂戴してもホテルに持ち帰るのが大変なので、北九州に郵送していただくようにお願いしました。


大量のゲラを前に呆然とする



『唯葬論』の初校ゲラと『永遠葬』の再校ゲラを前にしたわたしは悦に入りました、というのは大ウソで、大量のゲラを前にしばし呆然としました。そして、「まったく違う進行で来た2冊の本なのに、なぜ校正の時期が重なったんだろう?」と思いました。欽ちゃんの口調で「なんで、こ〜なるの!?」と叫びたい気分です(苦笑)。でも、こういうことはよくあることで、昨年末も全然違うスケジュールで進んできたはずの『超訳 空海の言葉』(KKベストセラーズ)と『永遠の知的生活』(実業之日本社)の刊行日が重なりました。


ミート矢澤」の前で

おお、ラッキー!!

ハンバーグのデミグラスソース(300g)を注文

それでは、いただきます!



大量のゲラを前にして少々萎えていたわたしですが、24日の夜は五反田で新聞関係者と打ち合わせがあり、夕食に大変有名なハンバーグ店「ミート矢澤」を訪れました。なんでも「ハンバーグの神様」と呼ばれる人が絶賛したそうです。いつもは長蛇の行列ができているという超人気店だそうですが、今日は幸いにしてスムースに入店できました。評判のハンバーグ・デミグラスソース(300g)を食べてみましたが、たしかに旨い! 肉汁溢れるハンバーグを食べて、元気がモリモリ湧いてきました。こうなったら、今夜はもう寝ないで校正作業に取り組みます。



『唯葬論』と『永遠葬』の2冊は、わたしが命を懸けて書いた本です。今年は終戦70周年の年。今年こそ、「生者は死者に支えられている」「死者を軽んじてはならない」ということを全日本人が思い知るべき年です。なお、『唯葬論』の見本日は7月15日、発売日は22日です。『永遠葬』の見本日は7月9日、発売日は16日です。ご期待下さい!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年6月25日 一条真也