KSK

一条真也です。
今年1月に結婚した歌手DAIGOさんと女優の北川景子さんが、昨29日、東京のグランドプリンスホテル新高輪で結婚披露宴を行いました。政財界、芸能界関係者ら約500人が参列し、二人を祝福したそうです。


「スポーツ報知」4月30日号



「スポーツ報知」には「DAIGO、新曲「KSK」披露…北川景子は思い出つづった歌詞にウルウル」の見出しで以下のように書かれています。
「『DKW(DAIGO&景子ウェディング)』と題された宴(うたげ)の終盤には、DAIGOが北川のために作詞・作曲した新曲『KSK』(ケーエスケー)を初披露。昨年8月と同じ“DAI語”での再プロポーズを、北川は『H・I。はい!』と受け入れた。サプライズは披露宴の終盤に待っていた。終始笑顔だった新郎新婦が一瞬で泣き顔に変わった。DAIGOが作ったオリジナル曲『KSK』のナマ披露、そして2度目のプロポーズだ」
「KSK(結婚してください)」の歌詞前文は、ここをクリックすると読めます。


続けて、記事には以下のように書かれています。
「同曲は昨年8月23日、DAIGOが日本テレビ系『24時間テレビ』の100キロマラソンを完走した直後に『KSK。結婚してください』と“DAI語”でプロポーズしたのと同じタイトル。北川が『アルファベットで返すことができなかった』とずっと後悔していたことを受け、改めてDAIGOが書き下ろしたプロポーズソングだったことが、再現VTRで明かされた。2人の思い出をつづった歌詞に、北川はウルウル。DAIGOも涙ながらに『景子ちゃん、改めてKSK』と再求婚すると、北川は『H・I。はい!』と宣言。固く、固く抱き合った」



AIGOさんは「最高のパートナーと最高の人生を歩んでいきたい」と述べ、最後は決めポーズの「うぃっしゅ!」で締めたそうです。2人はこの日午後、1月11日の結婚会見を行ったのち、披露宴の準備を進めてきましたが、4月14日に発生した熊本地震の影響で、一時は延期も考えたとそうです。冒頭に挨拶したDAIGOさんは「今、九州が大変な中、この披露宴を執り行うべきか2人で非常に悩んだ」と神妙な表情。「たくさんの方に相談させていただきましたが皆さんから『やったほうがいい』と背中を押していただきました」と語ったそうです。500人の出席者も大きくうなずいたとか。



ブログ「熊本へ!」で紹介したように、今日、熊本市内の結婚式場を訪れました。そこでも思ったのですが、過剰な自粛は日本にとって良くないことだと思います。しかも、単なる遊びやレジャーではない厳粛な結婚式や結婚披露宴を自粛したり延期したりする必要はないでしょう。
わたしは今、『儀式論』という本を書いていますが、葬儀とともに結婚式という文化装置が発明されなかったら、また継続されてこなかったら、人類は滅亡していたのではないかと本気で考えています。
日本中にKSKの波動が届いてプロポーズが多発し、多くのカップルが生まれてくれることを願ってやみません。というわけで、DAIGOさん、北川景子さん、このたびは、本当におめでとうございました!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年4月30日 一条真也

自らの強みを生かせ

一条真也です。
4月30日、わたしは九州新幹線で熊本に向かいます。現地では地震の被災状況を視察するとともに、全互連会長として、被災した仲間の互助会へ義捐金を贈呈いたします。1日も早い被災地の復興を願っています。
さて、発行部数18万部の「リビング北九州」連載の「一条真也の心に残る名言」の第36回目(最終回)です。今回は、経営学ピーター・ドラッカーの「自らの強みを生かせ」という言葉です。


「リビング北九州」4月28日号



言葉は、人生をも変えうる力を持っています。今回の名言は、世界中の経営者に大きな影響を与え続けた経営学ピーター・ドラッカーの言葉です。
ドラッカーによれば、人は自己啓発によって、成長していきます。自らの成長のために、最も優先すべきことは他人より優れているところ、つまり「強み」を見つけて、それを伸ばしていくことです。



少し難しい言葉でいうと、卓越性の追及です。「弱み」の克服にいたずらに時間をかけるより、「強み」をさらに強化した方がよいとうのがドラッカーの主張です。「強み」の思想は、ドラッカーが長年訴えてきたものです。自分の強みとは、やはり自分の好きなこと、得意なことから生まれてくるはずです。



まずは「自分は何が好きで、何をしている時に生きがいを感じるのだろうか」と沈思黙考してみてください。きっと何かしら思いあたることがあるものです。それを極めていくことが自分の強みとなり、人生を大きく好転していくはずです。わたし自身、そのことを経験しました。



わたしは生来、書くことが大好きです。本業に専念するために10年間の休筆期間がありましたが、その後、ドラッカーの言葉と出合って執筆を再開し、作家として80冊以上の本を上梓しました。著書を通じて、多くのメッセージが反響を呼び、経営する会社にもプラスとなっていることを実感しています。その効果の大きさには、自分でも驚くほどです。


さて、36回にわたってお届けしてきた「一条真也の心に残る名言」も、今回が最終回となります。最後に、わたし自身の人生を実際に救ってくれたドラッカーの言葉を紹介できて嬉しく思っています。ドラッカーの考え方に興味のある方は、『最短で一流のビジネスマンになる! ドラッカー思考』(フォレスト出版)をぜひお読み下さい!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2016年4月30日 一条真也