CINEMA

「レディ加賀」

一条真也です。バレンタインデーの前日となる13日、日本映画「レディ加賀」をシネプレックス小倉で観ました。ブログ「カノン」で紹介した中国のアカデミー賞とされる金鶏百花映画祭の国際映画部門で 最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀女優賞の三冠を達成…

「ジョー・ブラックをよろしく」

一条真也です。「建国記念の日」の11日、U-NEXTで映画「ジョー・ブラックをよろしく」を観ました。この日は次回作『リメンバー・フェス』(オリーブの木)の追加原稿を書いていましたが、同書の内容にぴったりの物語でした。 「ジョー・ブラックをよ…

「瞳をとじて」

一条真也です。10日、前日の9日から公開された映画「瞳をとじて」をシネプレックス小倉で観ました。わたしが愛してやまないビクトル・エリセ監督の31年ぶりの新作です。ミステリー仕立てのヒューマンドラマで、なかなか見応えがありました。でも、上映…

「梟ーフクロウー」 

一条真也です。9日、この日から公開された韓国映画「梟-フクロウー」をシネプレックス小倉で観ました。韓国映画賞25冠の最多受賞のヒット作だそうですが、史実を題材にしたというわりには、各所でリアリティを感じることができませんでした。特に、ラス…

「罪と悪」 

一条真也です。石川県に来ています。震災から5週間が経過した能登半島を回った7日の夜、ユナイテッドシネマ金沢で日本映画「罪と悪」のレイトショーを観ました。殺人事件が起こるサスペンスですが、そこにはグリーフを抱える人々の姿が描かれていました。 …

「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」

一条真也です。5日の夜、フランス映画「ジャンヌ・デュ・バリー 国王最期の愛人」をシネプレックス小倉で観ました。ブログ「メアリーの総て」で紹介した作品と同じく、伝記恋愛映画とでも呼ぶべき内容でした。女性の自由と解放を理想としたメアリー・シェリ…

「メアリーの総て」

一条真也です。4日の夕方、東京から北九州に戻りました。その夜、U-NEXTでアイルランド・ルクセンブルク・アメリカ合作の伝記恋愛映画「メアリーの総て」を観ました。2017年の作品なのですが、なぜ今頃観たかというと、ブログ「哀れなるものたち…

「鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ」

一条真也です。東京に来ています。2日夜、この日から公開されたアニメ映画「鬼滅の刃 絆の奇跡、そして柱稽古へ」を観ました。昨年は節分当日に前作を観ましたが、今年は節分前夜に鬼退治の物語を楽しみました。TOHOシネマズ日比谷の1番シアターのスペ…

「コット、はじまりの夏」

一条真也です。東京に来ています。30日は業界の会議ラッシュでしたが、朝一番でヒューマントラストシネマ有楽町を訪れて、アイルランド映画「コット、はじまりの夏」を観ました。早朝にもかかわらず2番シアターが満席だったことに驚きました。映画そのも…

「ビヨンド・ユートピア 脱北」

一条真也です。東京に来ています。出版関係の打ち合わせなどを終えた後、日比谷のTOHOシネマズシャンテでドキュメンタリー映画「ビヨンド・ユートピア 脱北」を観ました。こんなに緊迫感のあるドキュメンタリーはこれまで観たことがありません。世界を変…

「哀れなるものたち」

一条真也です。26日の夜、この日から公開されたイギリス映画「哀れなるものたち」をシネプレックス小倉で観ました。第96回アカデミー賞では11部門にノミネートされた超話題作ですが、実際に観た感想は「これは大傑作だ!」です。よくぞここまで奇妙な…

「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」

一条真也です。Netflix映画「ヘンリー・シュガーのワンダフルな物語」を観ました。39分の短い作品ですが、第96回アカデミー賞の短編実写映画賞にノミネートされています。「世にも奇妙な物語」みたいな内容を期待していたのですが、あまり面白く…

「ナイアド その決意は海を越える」

一条真也です。Netflix映画の「ナイアド その決意は海を越える」を観ました。第96回アカデミー賞で主演女優賞と助演女優賞にノミネートされている作品ですが、非常に感動しました。60歳を過ぎてからの人間が究極の挑戦をする物語で、還暦を迎えた…

「カラオケ行こ!」

一条真也です。延岡から帰ってきた夜、シネプレックス小倉で日本映画「カラオケ行こ!」のレイトショーを観ました。雪も降った厳寒の夜にもかかわらず、5番シアターはほぼ満席近い状態。ネットでの評価も非常に高いのですが、実際に観た感想は「うーん、ま…

「僕らの世界が交わるまで」

一条真也です。映画「僕らの世界が交わるまで」をシネプレックス小倉で観ました。上映時間が88分ですので、ブログ「サン・セバスチャンへ、ようこそ」で紹介した前日に観た映画とほぼ同じでした。でも、短いのは良かったのですが、面白さはウディ・アレン…

「サン・セバスチャンへ、ようこそ」

一条真也です。21日の日曜日、映画「サン・セバスチャンへ、ようこそ」をシネプレックス小倉で観ました。お気に入りの監督であるウッデイ・アレンの新作とあって楽しみにしていました。往年のヨーロッパ映画へのオマージュにも溢れ、映画好きにはたまらな…

「ゴールデンカムイ」

一条真也です。金沢に来ています。19日の夜、この日から公開された日本映画「ゴールデンカムイ」をユナイテッドシネマ金沢で観ました。理由は3つあります。第1は、わが社のシネアドを流しているシネコンの震災後の様子が見たかったこと。第2は、舞台が…

「ニューヨーク・オールド・アパートメント」

一条真也です。東京に来ています。17日の夜、新宿シネマカリテでスイス映画「ニューヨーク・オールド・アパートメント」のレイトショーを観ました。想像していた内容よりも深刻な物語で、暗い気分にはなりましたが、見応えがありました。 映画ナタリーの「…

「葬送のカーネーション」

一条真也です。東京に来ています。16日、ヒューマントラストシネマ有楽町でトルコ映画「葬送のカーネーション」を観ました。12日から公開されていますが、どうしても観たかった作品でした。「人間とは何か」「死とは何か」「葬とは何か」といった問題を…

「ある閉ざされた雪の山荘で」

一条真也です。13日、日本映画「ある閉ざされた雪の山荘で」をシネプレックス小倉で鑑賞。拙著『愛する人を亡くした人へ』(現代書林)が原案のグリーフケア映画「君の忘れ方」の主演女優である西野七瀬さんの出演作と知り、観ることにしました。西野さん…

「VORTEX ヴォルテックス」

一条真也です。東京に来ています。10日の夜、ヒューマントラストシネマ有楽町でフランス映画「VORTEX ヴォルテックス」のレイトショーを観ました。被災地を訪問した後で映画鑑賞に気乗りはしませんでしたが、この作品は「人間はどうやって死ぬのか」…

「コンクリート・ユートピア」

一条真也です。5日の夜、この日から公開された韓国映画「コンクリート・ユートピア」をシネプレックス小倉で観ました。今年最初の映画鑑賞です。災害後のコミュニティ再生がテーマと知り、能登半島地震が起こった直後だからこそ観るべきだと思いました。ス…

一条賞(外国映画篇)発表! 

一条真也です。今年も、映画の私的ベストテンを発表いたします。「一条賞(映画篇)」の選考対象となるのは、製作年やジャンルに関わらず、今年(2023年)観たすべての映画です。ただし、DVD、ブルーレイ、サブスクでの鑑賞などは除外し(サブスク作…

一条賞(日本映画篇)発表! 

一条真也です。今年も、映画の私的ベストテンを発表いたします。「一条賞(映画篇)」の選考対象となるのは、製作年やジャンルに関わらず、今年(2023年)観たすべての映画です。ただし、DVD、ブルーレイ、サブスクでの鑑賞などは除外し(サブスク作…

「サンクスギビング」

一条真也です。ついに今年最後の映画鑑賞です。29日の夜、ホラー映画「サンクスギビング」をシネプレックス小倉で観ました。想像以上の傑作で、非常に面白かったです。わたしは、「今年は本当によく映画観たなあ!」と感慨をおぼえました。もう一生こんな…

「屋根裏のラジャー」

一条真也です。25日の夜、ブログ「ウィッシュ」で紹介したディズニー作品に続き、アニメ映画「屋根裏のラジャー」をシネプレックス小倉で観ました。ブログ「メアリと魔女の花」で紹介した名作アニメなどのスタジオポノックの最新作です。少女のグリーフケ…

「ウィッシュ」 

一条真也です。25日のクリスマスの夜、ディズニー・アニメ最新作の「ウィッシュ」の吹替え版をシネプレックス小倉で観ました。予告編で面白くなさそうだったので観る気はなかったのですが、子どもの頃からずっとお世話になったディズニー社の創立100周…

「ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出」

一条真也です。メリー・クリスマス!クリスマスの25日の夜、シネプレックス小倉でディズニー・アニメ「ウィッシュ」を観たのですが、最初に同時上映の短編映画「ワンス・アポン・ア・スタジオ 100年の思い出」が流れました。わずか9分という短い上映時…

「PERFECT DAYS」

一条真也です。小倉に雪が積もった22日、この日から公開された日本・ドイツ合作映画「PERFECT DAYS」をシネプレックス小倉で鑑賞。前代未聞のトイレの清掃映画であり、映像も美しく、しみじみと感動。ただ、主人公の男性が本当に幸せかどうかに…

「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」

一条真也です。22日、ブログ「PERFECT DAYS」で紹介した映画に続けて、同じくこの日から公開されたオーストラリア映画「TALK TO ME/トーク・トゥ・ミー」を観ました。A24ホラー史上最高興収を記録した作品だそうですが、洋画という…