『冠婚葬祭文化論』の書籍広告が「正論」に掲載

一条真也です。
23日の朝、サンレー社長室に「月刊正論」2025年2月号が届きました。産経新聞社が発刊するオピニオン・マガジンで、日本における保守論客の砦のような雑誌です。

「月刊正論」2025年2月号の表紙

 

表紙には「私の戦闘宣言 年始3連発」として、「高市早苗×櫻井よしこ」「西村康稔×八木秀次」「荻生田光一×平井文夫」、「天下の暴論 新春コラム」として、飯山陽、松井一郎杉田水脈中森明夫、「石破と岸田 歌切り政治」阿比留瑠比、「韓国大騒乱 蘇る反日西岡力/李相哲、「トランプの戦略」E・ルトワックとあります。

「月刊正論」2025年2月号の目次

 

また、目次には、「驚愕の『同性婚』判決 子供のことを考えない裁判官たち」八木秀次、「日本の裁判官に『活動家』がいるの?」スティーブン・ギブンズ、「スパイ勧誘、脅迫・・・中国の恐怖、日本にも」三浦小太郎、「新春!特別グラビア」安倍昭恵×井上和彦『主人に導かれている気がするの」、さらには、「君は日本を誇れるか」竹田恒泰、「朝鮮半島藪睨み」窪田るり子、「中華考現学」天沼康といったように、産経カラー大爆発というか、まさに「保守論客祭り」の様相を呈しています。

「月刊正論」2025年2月号の目次

 

その下にひっそりと、拙著冠婚葬祭文化論』(産経新聞出版の書籍広告が掲載されています。同書のサブタイトルは、「人間にとって儀式とは何か」。著者名は、一条真也ではなく、一般財団法人 冠婚葬祭文化振興財団理事長の佐久間庸和です。新聞広告には、「『こころ』というものは不安定である。安定させるためには『かたち』、すなわち『儀式』に容れる必要がある――」「日本人の生活に根差してきた『儀式』の本質とは何か。経験と名著を読み解くことで組み立てた論考を、平易な文章で提唱する」「『七五三』は霊魂安定の通過儀礼」「『成人式』は戦後急速に広がった」「『結婚式』は男女の魂を結ぶ儀式である」「『葬儀』は人生最大の儀式である」とあります。

産経新聞」2024年12月19日朝刊


産経新聞」2024年12月22日朝刊

 

「正論」だけでなく、先日は「産経新聞」にも全五段の広告が掲載されました。同様の広告はこれからも数回掲載されます。昨日は「産経新聞」に『冠婚葬祭文化論』の書評も掲載されました。産経グループのプロモーションはさすがですが、産経新聞出版の赤堀正卓社長からは「PRの嵐、まだまだ続きます!」とのLINEメッセージが届きました。同社からは、来年の終戦80年を記念して、書き下ろしの「沖縄論」「長崎論」「広島論」「靖国論」を掲載した『死者とともに生きる』(仮題)を上梓することになっています。来年7月刊行予定ですが、まずは、本日発売の『冠婚葬祭文化論』をよろしくお願いいたします。日本人が幸せになるために、魂を込めて書きました。

 

 

作家の三島由紀夫は、ブログ『文化防衛論』で紹介した著書において「文化を守る営為は文化そのものでもある」と喝破しました。冠婚葬祭業者という「文化の防人」としてこの営みに参画できることを、わたしは心の底から誇りに思います。父から受け継いだ「冠婚葬祭で、日本人を幸せにする」という大きな目標に向かって、これからも歩み続けたいと思います。なお、本書は120冊目の一条本となります。さらに「天下布礼」に励みます!

冠婚葬祭文化論』(産経新聞出版

 

2024年12月23日  一条真也