長寿祝いのすすめ

一条真也です。
今年の3月から日本経済新聞電子版の「ライフ」で「一条真也の人生の修め方」を連載しています。隔週連載で、月に2本書いています。
本日、連載第12回目のコラムがアップされました。
タイトルは「老いるほど豊かに 長寿祝いのすすめ」です。



日本経済新聞電子版「ライフ」トップページ



トップでは「怒り、パニック・・・感情を手なずける『自分実況中継』」の記事とともに、「老いるほど豊かに 長寿祝いのすすめ」が紹介されています。
先月12日、皇后さまの80歳の傘寿を祝う昼食会が開かれました。
傘寿を迎えられるにあたって、皇后さまは「80年前、私に生を与えてくれた両親は既に世を去り、私は母の生きた齢(とし)を越えました。嫁ぐ朝の母の無言の抱擁の思い出と共に、同じ朝『陛下と殿下の御心に添って生きるように』と諭してくれた父の言葉は、私にとり常に励ましであり指針でした。これからもそうあり続けることと思います」とのお言葉を残されています。



連載第12回「老いるほど豊かに 長寿祝いのすすめ



わたしは、「人は老いるほど豊かになる」と考えています。
日本には、長寿祝いというものがあります。61歳の「還暦」、70歳の「古稀」、77歳の「喜寿」、80歳の「傘寿」、88歳の「米寿」、90歳の「卒寿」、99歳の「白寿」、などです。私は、この長寿祝いという、「老い」から「死」へ向かう人間を励まし続ける心ゆたかな文化を、ぜひ世界中に発信したいと思っています。



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どうぞ、日本経済新聞電子版の「ライフ」を御覧下さい。
なお第13回目のアップは9月2日(火)で、タイトルは「お祝いの意味を考える」です。わたしは、「祝う」という営み、特に他人の慶事を祝うということが人類にとって非常に重要なものであると考えています。なぜなら、祝いの心とは、他人の「喜び」に共感することだからです。それは、他人の「苦しみ」に対して共感するボランティアと対極に位置するものですが、実は両者とも他人の心に共感するという点では同じではないでしょうか。次回は、そんな話をいたします。どうぞ、お楽しみに!


次回も、どうぞお楽しみに!



*よろしければ、本名ブログ「佐久間庸和の天下布礼日記」もどうぞ。



2015年8月18日 一条真也