「正論」に『「鬼滅の刃」と日本人』の書評が掲載

一条真也です。金沢に来ています。
「月刊 正論」といえば、保守系の言論誌として知られています。同誌の4月号に、「鬼滅の刃」と日本人(産経新聞出版)の書評記事が掲載されました。

「正論」2026年4月号の表紙

「正論」2026年4月号

 

書評記事には、「アニメ「鬼滅の刃」シリーズが社会現象といえるほどに大ヒットした理由とは。著者は「『鬼滅の刃』という物語には、日本人の心の三本柱である神道・儒教・仏教のエッセンスが込められて」いるのが大きいと分析。さらには『西遊記』と同じ構造をもっているともいう。これは、同じく大ヒットした往年のアニメ『宇宙戦艦ヤマト』と同じなのかもしれない。そうした神話的構造を現代的に再演しつつ、『鬼滅の刃』は主人公の『精神的故郷』を再建する物語になっている。こうした物語が際立つのは日本人の『こころ』が不安定な状態にあるときだろう。実際に新型コロナ禍で不要不急の外出の自粛を余儀なくされ、映画の公開延期も多かった令和二年に公開された劇場版『無限列車編』は大ヒット。ちなみに映画館は大盛況だったが、それでクラスター(集団感染)が発生したという話は聞かなかった。さらに劇場版新作『無限城編 第一章』は昨年、コメの高騰やクマ被害などで世情が騒然とする中で観客が映画館に殺到した。劇場公開は今後も続く予定といい、不安な時代に視聴者が癒しを求める限り、シリーズの大ヒットも続きそうだ。この日本人の心をとらえる物語が、なぜ海外でも同様に多くの人に受け入れられているのかの分析も興味深い(編集部)」と書かれています。まことに、ありがたいことです。

「鬼滅の刃」と日本人』(産経新聞出版)

 

*よろしければ、佐久間庸和ブログもお読み下さい!
https://tenkafurei.hatenablog.com/

 

2026年3月2日  一条真也