一条真也です。8月18日、早朝から松柏園ホテルの顕斎殿で秋季例大祭を行いました。わが社は「礼の社」を目指しているので、祭礼や儀式を何よりも重んじます。

ホテルの貴賓室には父の遺影が・・・
朝、ホテルに到着して貴賓室に入ったら、デスクの上に父である佐久間進名誉会長の遺影が置かれていました。父は、いつも見守ってくれています。わたしは遺影に向かって「初盆が終わって、天寿国に戻られましたか? 今日は、これから秋季例大祭と朝粥会と天道塾ですよ。天道塾では、初盆の話もしますね」と話しかけました。
最初は、もちろん一同拝礼!
秋季例大祭のようす
わが社の守護神である皇産霊大神を奉祀する皇産霊神社の瀬津隆彦権宮司が神事を執り行って下さいました。わたしが参列者を代表して玉串奉奠しました。参列者のみなさんの健康・幸福、社業の発展、そして能登半島地震の被災地の復興を祈願させていただきました。殺人的な猛暑が続いた今年の夏ですが、この秋季例大祭でいよいよ秋の訪れを感じるのでしょうか。

厳粛な気分になりました

玉串を拝受しました
柏手を打ちました

山下常務に合わせて柏手を打つ
山下常務に合わせて拝礼
最後は、もちろん一同礼!
それから、朝粥会が開かれました。新型コロナウイルスの感染状況が悪化したためにずっと中止されていましたが、一昨年から2年ぶりに復活しました。ソーシャルディスタンスに配慮した昨年は、松柏園ホテルの大宴会場を使い、1テーブルに1人しか座らないというように感染対策を取りました。今年は、以前のスタイルに完全に戻しました。

朝粥会の開始前。みんな、ワクワク!
朝粥会で挨拶しました
毎日、殺人的な暑さですね!
たくさん、お代わりして下さい!
朝粥会の冒頭、わたしが佐久間名誉会長の代わりに挨拶しました。わたしは「おはようございます!」と言ってから、まずは「毎日、殺人的な暑さですね。みなさん、大丈夫ですか? このお盆休みは長い期間休んだ人も多かったようですが、わたしは佐久間名誉会長の初盆をはじめ、死者とともに生きる生活を送ってきました」と述べました。それから、みんなで同じものを食べて「こころ」を1つにするという「共食信仰」のことなどを話しました。最後に、わたしは「お粥なら、たくさんあります。ぜひ、お代わりをして下さい!」と言いました。
乾杯の挨拶をする瀬津権宮司
柏手を打ちました

神酒を拝戴する
松柏園の朝粥

いただきます!

朝粥会のようす

朝粥会のようす

ごちそうさまでした!
続いて、皇産霊神社の瀬津禰宜の発声による神酒拝戴が行われ、朝粥会が開始されました。社長のわたしが言うのも何ですが、松柏園のお粥は非常においしいです。塩鮭、梅干し、玉子焼き、ホウレン草のおひたしなどをおかずに、みんな黙々とお粥をすすっていました。今日は、サンレーグループの各事業部でも、感染対策に万全の配慮をした上で朝粥会が同時開催されました。まさに「共食信仰」という言葉のように、社員のみなさんと一緒に同じものを食べると、「こころ」が1つになるような気がします。
北陸の朝粥会
大分の朝粥会
宮崎の朝粥会
沖縄の朝粥会
2025年8月18日 一条真也拝