真夏に「まつり」を熱唱! 

一条真也です。
8月4日、ブログ「リメンバー・フェス~佐久間進名誉会長を偲ぶ会」で紹介した会社行事が松柏園ホテルで行われた夜、同ホテルで「偲ぶ会」の打ち上げが盛大に開催されました。佐久間家の親族およびサンレーグループの関係者が集い、故人を偲びました。とても熱い夜となりました。

開会前のようす

最初に黙祷をしました


メモリアル・ムービーが流れました



冒頭、故人を偲んで参加者一同で黙祷を捧げました。その後、「太陽を追う男~佐久間進 八十八年の足跡」のメモリアル・ムービーが流されました。ブログ「佐久間進『お別れの会』」で紹介したセレモニーでも流れた動画ですが、久々に観ました。創業守礼、天下布礼、人間尊重、礼経一致、共存共栄、利他・・・・・・生前の名誉会長が訴え続けてきたサンレー哲学が紹介される内容の濃いムービーでした。動画の中で、故人は志を述べ、夢を語っていましたが、今もなお生き続けているようでした。参列者一同、在りし日の名誉会長の姿をじっと見つめていました。

わたしが登壇しました


最初に感謝の言葉を述べました

 

その後、わたしが登壇して挨拶をしました。
最初に、わたしは「本日は『リメンバー・フェス~佐久間進名誉会長を偲ぶ会』にご参集いただき、誠にありがとうございます。こうして皆様とともに、この『リメンバー・フェス』を迎えられたことを、心から嬉しく、またありがたく思っております」と述べました。


「まつり」の思い出を語りました

「祝い」のパワーで1年生き延びた!

 

それから、わたしは「佐久間名誉会長は、9月20日に満88歳でその生涯を閉じました。ふと思い返したことがあります。ちょうどその1年前の9月20日、わたしたちはここ松柏園ホテルで名誉会長の米寿を祝い、そして感謝の気持ちを北島三郎先生の国民的名曲『まつり』の歌に乗せて名誉会長に贈りました。まるで祝福の歌声に見送られるように、名誉会長はその後の1年間を生き抜き、威風堂々と旅立っていきました。これはただの偶然ではなく、人生の節目を彩る『数』の力、そして目には見えない『祝い』の強大なパワーがあったのではないかと思えてなりません」と言いました。

「数」の不思議について

冠婚葬祭について

 

続いて、わたしは「人生には、初宮祝い、七五三、成人式、還暦、喜寿、米寿といった祝い事があります。人が亡くなった後、初七日、四十九日、百ヶ日、一周忌などの年忌法要があります。わたしたちは、生きているときも、亡くなったあとも、『数』に導かれる存在です。冠婚葬祭とは、まさにそうした『数の不思議』を文化として『かたち』にしたものです。そして、そのすべてに通底するのは、『人間尊重』と『人生肯定』の精神であり、なにより『ありがとう』を伝える『かたち』にほかなりません」と言いました。

今宵は「まつり」を歌います!


素晴らしい一夜にしましょう!

 

そして、わたしは「後程になりますが、今宵、再び『まつり』を歌いたいと思います。これは名誉会長の人生をお祝いすることであり、『ありがとう』の想いを捧げる『かたち』だと思っています。今夜、名誉会長の遺徳を偲びながら、あの夜のように歌い、思い出を分かち合いましょう。名誉会長の人生が、どれほどたくさんの『ありがとう』に包まれていたかを再確認したいと思います。毎日、猛暑が続きます。『天下布礼』のために日々頑張っていただいているみなさんには感謝の気持ちしかありません。どうか、今日は大いに食べて飲んで笑って、素晴らしい一夜にいたしましょう!」と言ってから降壇しました。

弟が献杯の音頭を取りました


献杯


親族席のようす


賑わう会場のようす

 

それから、沖縄の佐久間康弘社長が献杯の音頭を取って、宴が開始されました。宴は大いに盛り上がりました。松柏園の料理も美味しく、お酒も多くの種類が用意されていました。何よりも仲間たちとの楽しい会話があります。ずっと長いコロナ禍でこういった大宴会から遠ざかっていた社員のみなさんは大喜びでした。みなさん、笑顔で語り合い、食べたり、飲んだりしていました。それを見て、わたしも嬉しくなりました。

佐久間名誉会長の陰膳


営業推進部による組体操


営業推進部による人間ピラミッド

最後はサンレー・マークを掲げて

 

その後、余興の時間となり、営業推進部の精鋭部隊が入場してきました。彼らは行進しながら入ってきて、次々に人文字などを作りました。最後は見事な「人間ピラミッド」を作りました。なんだか、こういうの昔見たことがあるなと思ったら「欽ちゃんの全日本仮装大賞」でした笑

黄金の法被姿で入場しました


続いて、「祭」の男衆も入場!


ステージに上がりました


みなさん、こんばんは!

 

それからカラオケタイムとなりました。アントニオ猪木の入場テーマ曲「イノキ・ボンバイエ!」に乗って、わたしは背に「祭」と入った黄金の法被をまとって入場しました。これを着ると、わたしは「まつり親父」に変身するのです。そして、北島三郎先生の国民的名曲「まつり」を歌うことにしました。SUPER  LIVEの始まりです!


前口上を述べました

人生は祭りの連続でございます

男は~祭り~を~♪

行くぞ! ワッショイ!!

 

最初に、「佐久間名誉会長、お元気ですか? わたしたちは元気です。これから、名誉会長が大好きだった『まつり』を歌います。天寿国まで届け、この歌・・・」と言ってからカラオケがスタートしました。イントロ部分で「初宮祝に七五三、成人式に結婚式、長寿祝に葬儀を経て法事法要・・・人生は祭りの連続でございます。今日はサンレーグループの大宴会に加えて、佐久間名誉会長を偲ぶ会ということで、めでたいなあ。さあ、祭りだ、祭りだ~!」と言うと、早くも会場が熱狂の坩堝と化しました。よし、つかみは今日もOK牧場!(笑)わたしが「男は〜ま〜つ〜り〜を〜♪」と歌い始めると、「天下布礼」の幟や「祭」と書かれた巨大団扇やブルーの法被を着た男たちが登場して、会場はカオス状態になりました。


ステージ下に降りました

会場を練り歩きました


「祭」の大団扇が翻る!

漢の背中を見ろ!  感じろ!


ステージに戻りました


会場は興奮のルツボに・・・・・・


俺もドンとまた生きてやる!


これが初盆祭り~だ~よ~♪


フィナーレでジャンボクラッカーが!


名誉会長、天から見てくれましたか?

 

みんなで歌い、踊り、大いに盛り上がりました。わたしは、会場中を練り歩き、みなさんと握手をしながら歌いました♪ 最後は、「これが日本の祭りだ~よ~♪」の歌詞を「これが初盆祭りだ~よ~♪」に替えました。興奮が最高潮に達しました。歌い終わって、「イエ〜イ!!」と叫ぶと、巨大クラッカーが鳴らされました。まさに「狂乱のカーニバル」そのもので、割れんばかりの盛大な拍手が起こり、感激しました。


2年前には父と固い握手を交わしました


父は元気にしているでしょうか?

 

そういえば、一昨年の9月20日の夜は、歌唱後にステージを降りて父のもとへ行き、「いつまでも長生きして下さい!」と言って固い握手を交わしました。なつかしい思い出です。思えば、父は人が集まり、飲み、語り、歌い、踊り、笑う「まつり」が大好きでした。冠婚葬祭を生業とした筋金入りの「お祭り男」だったと思います。その気質は、わたしにも確実に受け継がれています!


山下常務による中締めの挨拶


最後は「末広がりの五本締め」で


みんな、ありがとー!!


拍手の中を退場しました

 

わたしの歌が終わると、優雅な音楽を聴きながらデザートをコーヒーを楽しみました。お開きの時間となり、山下常務が登壇して、中締めの挨拶をしました。それから、 サンレー・オリジナルの「末広がりの五本締め」が行われました。参加者のみなさんが喜んでいる姿を見ることができたのも嬉しかったです。きっと、名誉会長も喜んでくれたことでしょう。今年のわが社が空前の好業績で有終の美を飾ったら、ぜひ忘年会を盛大にやりたいと思います!

 

2025年8月4日  一条真也