「君の忘れ方」先⾏上映舞台挨拶

一条真也です。
10日、拙著愛する人を亡くした人へ(PHP文庫)を原案とする映画君の忘れ方の先⾏上映舞台挨拶が東京の新宿ピカデリーで行われました。主演の俳優の坂東⿓汰さん、ヒロインの⻄野七瀬さんも揃って登壇。じつは、わたしも誘われていたのですが、インフルエンザ予防接種の予定があったために参加できませんでした。残念!

ヤフーニュースより

 

本作が映画単独初主演となる坂東さんは、見終えたばかりの観客の前に登壇すると「こんなにたくさんの方にお集まりいただいて感無量です。ありがとうございます」と挨拶をし、「こんなに大勢の方に観ていただいて圧巻(の景色)ですね。感想がどうなのか知りたい感じですけど、来月公開なんだなという気持ちでワクワクドキドキしております」と吐露。西野さんは「登壇するのが毎回緊張するので、下を向きがちになるんですけど(笑)、今日はみなさんのお顔をちゃんと見ながらお話しできたらいいなと思います」と笑顔で語りました。



君の忘れ方」は、“死別の悲しみとどう向き合うか”をテーマに、恋⼈を亡くした⻘年が、⼤切な⼈を失った⼈たちに寄り添う「グリーフケア」と出合い、⾃らと向き合う姿を描いたヒューマンドラマです。ラジオの構成作家で、結婚を目前に恋人を交通事故で亡くしてしまう森下昴を坂東さんが、フードコーディネーターで、亡くなったあとに物言わぬまぼろしとして昴の前に現れる柏原美紀を西野さんが演じます。お互いの第一印象を聞かれると、西野さんは「初めはお互い探ってましたね」といい、坂東さんは「(西野は)人見知りの方だというイメージがあったので、あまりいかないようにしました」と距離を保っていたことを告白。撮影終盤の部屋でのシーンでは壁がなくなり、2人で他愛もない話をしゃべることもできたそうですが、西野さんは「内容は覚えてないレベルの雑談をしていました」とぶっちゃけ、坂東さんは「僕はこの日、必死で、心の中に美紀の存在を僕の中で持てる唯一の日だったので、ちゃんとこの日を感じて帰ろうという気持ちで撮影した記憶がありますね」と振り返りました。

フジテレビ系「めざましテレビ」でも紹介


わたしも左端に映っています笑


撮影中のワンシーン


出演者として映画パンフにも登場しました笑

 

なお、この先⾏上映舞台挨拶は、今朝放送のフジテレビ系めざましテレビでも紹介されました。映画の中での葬儀のシーンも登場し、そこにはフューネラルディレクター佐藤役のわたしの姿も映っています笑。「君の忘れ方」は来年1月17日より全国で公開されますので、みなさん、ぜひご覧ください! また、おかげさまで原案本である『愛する人を亡くした人へ』の売れ行きも非常に好評です。「読むグリーフケア」として多くの読者の方々とのご縁を頂いております。本屋大賞作家の町田そのこ先生の「解説」も素晴らしいので、未読の方はぜひご一読を!

 

 

2024年12月11日 一条真也