「月への送魂」最新動画UP!

一条真也です。
一昨日の17日の夜は「中秋の名月」でしたが、ブログ「月への送魂」で紹介したように、夜空に浮かぶ月を目指して、故人の魂をレーザー(霊座)光線に乗せて送る新時代の「月と死のセレモニー」が行われました。多くの方々が夜空のスペクタクルに魅了されましたが、その最新動画がYouTubeにアップされました。



それにしても、なぜ月に魂を送るのか? 
この質問は、これまで数え切れないほど受けてきました。その答えは、月は死者の霊魂が赴く死後の世界だからです。多くの民族の神話と儀礼において、月は死、もしくは魂の再生と関わっています。規則的に満ち欠けを繰り返す月が、死と再生のシンボルとされたことは自然です。夜空にくっきりと浮かび上がる月は、あたかも輪廻転生の中継基地そのものと言えます。かくして、わたしは、月にレーザー(霊座)光線を使って、地球から故人の魂を月に送るという計画を思い立った次第です。

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

 

月への送魂」の背景には、「まなざし」の問題があります。現代の墓について考えますと、すべては遺体や遺骨を地中に埋めたことに問題が集約されます。エコロジーの視点から見ても、人間の遺体や遺骨が土に還ることは正しいと思います。しかし問題は、生き残った人間の方にあるのです。死者が地下に埋められたことによって、生者が、人間は死んだら地下へ行くというイメージ、つまり「地下へのまなざし」を持ってしまったのです。「地下へのまなざし」は当然、「地獄」を連想させます。いくら宗教家が霊魂だけは天上へ昇るのだと口で言ったとしても、目に見えるわけではありません。実際に遺体を暗くて冷たい地中に埋めるインパクトの方が強くて、そんな言葉は打ち消されてしまうのです。その証拠に、魂の帰天を信じる熱心なキリスト教徒でさえ、屍体がよみがえって生者の血を吸うという吸血鬼伝説に脅えていました。

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

リメンバー・フェス「月への送魂」より

 

死後の世界のイメージが地獄と結びつくと、死の恐怖が生まれます。死の恐怖など抱かないためにも、わたしたちは、死後に地獄などではなく、天国に行かなければならないのです。わたしたちは、天国へ行くために「地下へのまなざし」を捨て、「天上へのまなざし」を持たなければなりません。そして、月がその鍵となることは明らかです。同じ月を見ることによって、同じまなざしを持つ。まなざしという視線のベクトルは、こころざし=志という心のベクトルにつながります。ともに月を見上げ、「天上へのまなざし」を持つことによって、人々の心の向きも1つになるのです。この「月への送魂」は、人類の死生観をポジティブ・シフトする力を持っています。

これが「月への送魂」だ!

ロマンティック・デス』&『リメンバー・フェス

 

今回も、「月への送魂」の終了後に多くの方々から「月も綺麗だったけど、儀式が本当に素晴らしかった」「月が死後の世界というイメージが素晴らしい!」「これで寿命が延びた」「なつかしい故人に会えた気がした」などのお言葉を頂戴し、わたしの胸は熱くなりました。わたしは、「死は不幸ではない」ことを示す「月への送魂」の普及に、死ぬまで、そして死んだ後も尽力したいと思っています。また、能登半島地震の犠牲者の方々の鎮魂の儀式として、わが社では、今年の10月14日に能登半島珠洲の「ラポルトすず」の中庭で「月への送魂」を行います!

 

2024年9月19日 一条真也