山形から横浜へ

一条真也です。
11日、山形駅前のホテルで目を覚ましました。前日は全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連)の移動理事会に参加し、夜は同志たちと飲みました。ちょうど、わたしの60回目の誕生日だったので、多くの方々から還暦祝いの言葉を頂戴しました。心に残る、忘れえぬ夜となりました。

JR山形駅にて


JR山形駅のホームで


つばさ140号がホームに入ってきました


つばさ140号の車内で

 

この日の午前中はホテルの客室で、次回作『ウェルビーイング?』『コンパッション!』(ともに、オリーブの木)の校正作業に没頭しました。今夕、横浜で「出版寅さん」こと内海準二さんにお会いし、ツインブックスの最終打ち合わせを行うのです。ホテルをチェックアウトした後、JR山形駅に向かい、12時08分発の東北新幹線つばさ140号に乗車しました。


昼食は駅弁の「牛肉道場」

「牛肉道場」の中味はこんな感じです

 

つばさ140号では、まず山形駅で買っておいた「牛肉道場」という駅弁を食べました。米沢牛を使った弁当でしたが、味はまあまあでした。昨日も東北新幹線つばさ車内で駅弁を食べましたが、還暦初日で何もかもが新鮮でした。でも、還暦2日目となる今日はすっかり慣れてしまって、新幹線に乗っても、駅弁を食べても、そんなに感動しませんでした。人生なんて、こんなもんですかね。(笑)


昼食後は、車内販売で求めた缶コーヒーを飲みながら読書しました。この日は、『永遠も半ばを過ぎて』中島らも(文春文庫)という小説を読みました。1994年に書かれた作品ですが、この小説が原作となった映画「Lie lie Lie」の動画を最近YouTubeで観て、強い興味を抱きました。豊川悦治、佐藤浩市鈴木保奈美が共演している同映画はDVD化されておらず、配信などもされていません。仕方ないので、原作小説を読むことにした次第です。アマゾンの内容紹介には、「『えっ。ユーレイが小説を書いたの!?』巨大タニシの母貝1個1億円の商談をしくじった三流詐欺師の俺にも、運がめぐってきたようだ。謎の原稿を出版社に持ち込んだところ、文壇の大事件に発展し・・・。うふふ。ここは腕の見せどころ。輪舞するコメディ。あふれ出る言霊。待ってましたの痛快らもワールド」と書かれています。中島らもの小説を読むのはじつは初めてなのですが、なかなか面白かったです。

車内から見た景色

車内から見た景色

山形から東京へ向かう間は自然が多く、景色が良い場所が多いので、読書をしながら車窓の外を眺めました。空は青く、雲は白く、「ああ、日本は美しいなあ・・・」と思いました。ただし、昨日は千葉県で、今日は鹿児島県で地震が発生しています。東北地方は2011年の東日本大震災で甚大な被害を受けましたが、いつ何時また大地震が発生するかもしれません。くれぐれも気を抜いてはならないと思います。そんなことを考えていたら、ちょうどJR福島駅を通過しました。やはり、福島第一原発事故を思い出してしまいます。あの悲劇を繰り返してはいけません。


JR福島駅を通過しました


JR東京駅に到着しました

 

JR東京駅には14時48分に到着しました。わたしは、急いで15時00分発の東海道新幹線のぞみ231号に乗り換えました。15時17分にJR新横浜駅に到着。そのまま駅に隣接したホテルにチェックインしました。その後、同ホテルのラウンジで内海氏と打ち合わせします。

JR新横浜駅に到着

 

それから、内海氏と一緒に某中華料理店に移動しました。そこには、サンレーグリーフケア推進部の市原部長と 金沢紫雲閣の大谷総支配人が待っています。市原部長と大谷総支配人は、現時点で日本に10人しか存在しない「上級グリーフケア士」です。


横浜の中華料理店でカンパイ!


上級グリーフケア士から還暦祝いを頂きました

 

4人で生ビールで乾杯した後、2人の上級グリーフケア士が「社長、還暦おめでとうございます!」と言って、アルマーニの赤いネクタイをプレゼントしてくれました。わたしは感激で、胸がいっぱいになりました。その後、わたしたちは美味しい中華料理と読書と映画の話題を楽しみながら、ささやかな還暦祝いを行いました。明日12日は、横浜市の結婚式場「ソシア21」で開かれるグリーフケア資格認定制度のファシリテーター2期生修了式、およびファシリテーター3期生開講式に参加します。

 

2023年5月11日 一条真也