全互連新年行事

一条真也です。
東京に来ています。17日の午後、赤坂見附で出版関係の打ち合わせをしてから、亀戸にある結婚式場「アンフェリシオン」に向かいました。この日は、全国冠婚葬祭互助会連盟(全互連) の新年行事があるのです。


アンフェリシオンの前で

第1回経営者層研修会のようす

まずは、15時45分から開催された第1回経営者層研修会に参加しました。講師は、ヘルスケアオンライン社長の谷田昭吾氏です。谷田氏は、あの体脂肪計で世界一で社員食堂での有名な株式会社タニタの創業ファミリーで、元タニタUSAの取締役です。演題は「生産性アップの新常識」で、「ポジティブ心理学」「強み」「レジリエンス」などをキーワードに話されました。


谷田氏の講演のようす


わたしも最前列で聴きました

 

さすがはタニタの創業ファミリーだけあって、谷田氏の身体にはまったく脂肪が付いておらず、非常にスマートな方でした。講演の内容もスマートでしたが、年齢は現在48歳で、うさぎ年だそうです。わたしの1回り下ですね。講演の中では、「ウサギの強みを考えて下さい」という課題もありましたが、もしわたしに当てられたら、「寂しすぎると死んでしまうこと」と答えようと思っていました。


乾杯の発声で登壇しました

 

17時30分からは、新年賀詞交歓会が行われました。コロナ禍のために、じつに3年ぶりの開催です。この日は全互連の山下会長(117社長)が御欠席だったので、杉山前会長(あいねっと静岡社長)が冒頭の挨拶をしました。続いて、わたしが顧問(元会長)として乾杯の発声をすることになりました。本当は前会長が乾杯の音頭を取るのですが、前会長時代はコロナ禍ゆえに1回しかお役を務めていません。じつに、久々の乾杯の発声でした。


久々に仲間に語りかけました

 

登壇したわたしは、「改めまして、あけましておめでとうございます! 今年も、どうぞ、よろしくお願い申し上げます。じつは急に乾杯の発声を頼まれまして、言うことを何も考えていません。講師の谷田様、学びの多いお話をありがとうございました。ウサギ年だそうですが、じつは、わたしも同じです。といっても、わたしは1回り上で、今年で60歳の還暦を迎えます」と言うと、会場から盛大な拍手が起きました。


高らかにグラスを上げました


カンパ~イ!

 

続けて、わたしは「先日は、沖縄で弟が還暦を祝ってくれました。トシを取るというのは別に楽しいことではありませんが、祝ってもらうと、なんだか楽しくなってくるから不思議なものです。通過儀礼ひいては儀式とは、人生を肯定する営みです。儀式には、人の不安な心を安定させ、さらには明るくする力があります。この素晴らしい儀式、冠婚葬祭を日本各地で提供する互助会には大きな『強み』があると思っています。ぜひ、全互連の力を結集して、互助会の時代を拓きましょう! それでは、全互連加盟各社の御発展および本日ご参集の皆様の御健勝を祈念しまして、カンパイ!」と言って乾杯の音頭を取りました。


マスクを外しました


ビールをグビリ!


新年賀詞交歓会のようす


姫路の日本酒「龍力」が美味しかった!

万全の感染防止スタイルの中で行われた新年賀詞交換では、全互連の仲間と久々に話せて嬉しかったです。やはり、ブログ「コンパッション報道」で紹介した振り袖墨汁事件への松柏園ホテルの対応について、日本セレモニーの神田社長はじめ多くの方々から過分なお言葉を頂きました。また、ユウベルの上田社長からは「『葬式不滅』を拝読しました。あんなに的確に反論できるって凄いですね!」と言われました。そういえば、島田裕巳氏の『葬式消滅』の存在は最初に上田社長から教えていただいたのです。さらに、会場のアンフェリシオンを経営する日冠の小泉会長からは「いつも『互助会通信』のコラムを愛読しています。良いことを書かれていますね」と言っていただきました。業界そして早稲田大学の大先輩からの温かいお言葉に恐縮しました。やはり、全互連はわが心のホームグラウンドだと思いました。明日18日は、同じアンフェリシオンで一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の新年賀詞交歓会が開かれます。

 

2023年1月17日 一条真也