ロータリー新年夜間初例会 

一条真也です。
11日、ブログ「宮崎新年祝賀式典」で紹介した会社行事を終え、夕方に延岡から小倉へ戻ったわたしは、 小倉ロータリークラブの新年夜間初例会に参加。一昨年は新型コロナウイルスの感染拡大により中止でしたが、昨年に続いて今年も無事に開催されました。会場は、例年通りに 松柏園ホテルです。多くの会員さんが参加され、大盛況でした。

松柏園ホテルの夜の外観

新年夜間初例会に参加しました

 

新年夜間初例会では、最初に坪根会長の点鐘があり、それから「会長の時間」がありました。坪根会長からは、「今日は松柏園さんにお世話になります」とのお言葉を頂戴しました。続いて、親睦委員長である永照寺住職の村上会員が登壇し、「今日は大勢の方にお集まりいただき、ありがとうございます」と言われた後、ブログ「コンパッション報道」で紹介した振り袖墨汁事件への松柏園の対応に言及され、「北九州の成人式で悲しい出来事が行われましたが、某ホテルの粋なはからいにより、救われた思いがいたしました。ここに、その某ホテルの社長さんも来られています。佐久間社長、本当にありがとうございました!」と言われました。わたしは、もう穴があったら入りたい心境でしたが、立ち上がってペコリとしました。すると、大きな拍手が起こって恐縮しました。


ニコニコBOXで起立しました


北九州市の成人式(2017年)で故森浩行氏と

 

その後、ニコニコBOXに貧者の一灯を捧げましたが、メッセージには「あけましておめでとうございます。本日は、松柏園ホテルをご利用いただき、ありがとうございます。今年も、よろしくお願い申し上げます」と書きました。わたしの後に、ニコニコBOXで北九州市議会議員の森結実子さんのメッセージが読み上げられました。そこには、今は亡き夫の森浩明さん(元北九州市議会議員)の遺志を継いで、北九州市の成人式で「お掃除プロジェクト」を進めていること、それをわが社サンレーが協賛していることが述べられていました。故森浩明さんは、わたしの小倉高校および早稲田大学の後輩です。松下政経塾出身の優秀な若手政治家で、わたしの著書も愛読してくれていました。わたしは、いつも、「いずれ、北九州市長になってくれよ」と彼に言っていました。ブログ「成人式 IN 北九州」で紹介したように、6年前の2017年の北九州市の成人式で、彼と一緒に「お掃除プロジェクト」を開始しました。そのときの写真を奥様にお見せすると、大変感激されていました。森結実子さん、その思い出の写真をブログにUPしますので、どうぞ保存されて下さい。


カンパイ!


同級生の野嶋君(トップ保険サービス社長)と

新年夜間初例会のようす


松柏園名物のふぐ刺しも出ました!

宴会がスタートした後は、多くの方々から「松柏園さんは本当に素晴らしいことをされましたね」とお褒めの言葉を頂戴しました。この日だけで、10人以上の方々から激励の言葉を頂き、恐縮しました。この日欠席されていた会員さんの中でも、第一交通産業田中亮一郎社長から「ニュース見ました! 流石です! なんか心がジワーって来ました。一生に一度の思い出が、より鮮明に記憶される思い遣りですね」とのショートメールを頂戴しました。感激です! また、名誉会員であるNPO法人ロシナンテスの川原尚行代表からは「残念な事件ですが、これは大ファインプレーですね! 末娘が昨年成人したので親御さんの気持ちが痛いほどわかります。それにしても、サンレーさんは素晴らしいことをされますね」とのLINEを頂戴しました。これまた感激です! また、新入会員であるトップ保険サービスの野嶋康敬社長は高校の同級生なのですが、彼からも「さすがやね」というメッセージと「天晴!」のスタンプがLINEに届きました。ありがとう! 


年男の会員は壇上へ・・・
還暦者は赤いパンツを貰いました

赤いパンツは頭に被ります


被ってみました


似合うかな?


還暦三人男で記念撮影

 

その後、20時10分から恒例の「年男&還暦お祝いタイム」が始まりました。ロータリー歴20年以上のわたしですが、まさか自分が還暦を祝われるとは! じつは、この日、わたしが還暦を迎えることを知った多くの会員さんから「本当に還暦ですか? お若いので、全然そうは見えませんよ!」と言われておりました。小倉ロータリークラブの還暦者には赤いパンツが贈られるという伝統があります。それを履くのではなく、頭巾のように頭に被るのです。これまで頭にパンツを被る先輩たちを見続けてきて、「あれだけは嫌だなあ。60になる前にロータリーやめようかな?」などと思っていましたが、いあその時が来ると、「仕方ないな」という諦めのようなものを感じました。それでも赤パンツを渡されたとき、最初は履いてみるボケをしてみました。会場は大爆笑でした。その後、赤いパンツを頭に被ってファイティングポーズを取ったら、大きな拍手を頂戴しました。


ダチョウ倶楽部だぞ、ヤーッ!!


マイクが回ってきました


今年の抱負を語りました


ロータリーの奉仕の精神を示したい!

 

拍手を貰って、すっかり調子に乗ったわたしは、ダチョウ倶楽部の「ヤーッ!!」をやったり、やりたい放題しました。その後、マイクが回ってきたので、スピーチしました。わたしは、「先程から、佐久間さん、本当に還暦ですか? 若いですね! と言われていますが、わたしは苦労していないので顔ができていないのです。それでも、ロータリーの例会に参加させていただいて、善行生徒の話など聴くと、いつも大変感動します。自分でも人様のため、社会のために何かしたいという想いが強くなります。いつも、ロータリーの奉仕の精神を示したいと思っております!」と言うと、また盛大な拍手が起きました。続いて、「今日は宮崎の新年祝賀式典に出たのですが、そこでも赤いネクタイと赤いマスクをしました。今年は、還暦ということもありますが、『レッドシューズ』という映画にチョイ役で出演したので、その宣伝の意味で赤いファッションを心がけています。『レッドシューズ』は、カンヌ国際映画祭への出品が決定しました。わたしも、ぜひ、カンヌに行きたいです!」と言うと、またまた盛大な拍手が起きました。なんか、俺ばかり目立ってしまってスマン!


寄せ書きを頂きました


坪根会長と一緒に寄せ書きを読む


寄せ書きに感動しました!


最後は集合写真を撮影しました

 

その後、3人の還暦者には参加者一同からの「寄せ書き」が渡されました。わたしは、「なんか悪口が書いているんじゃないだろうな」とドキドキしながら読んでみましたが、心あるメッセージばかりで感激しました。寄せ書きなんて、生まれて初めて貰った気がします。とても良いものですね。これは、わたしの宝物にしたいと思います。最後は、参加者全員で集合写真を撮影しました。「無縁社会」などと呼ばれますが、ロータリークラブのような慈善団体の所属するのも大きな縁であると再確認しました。それは世の中を良くしようという志を抱き、同じ道を歩む「道縁」とでも呼ぶべきものだと思います。この日は、小倉ロータリークラブのみなさんの道縁が身に沁みました。還暦を祝っていただき、心より感謝申し上げます。

 

2022年1月12日 一条真也