コンパッション企業を目指す 

一条真也です。
会社の社長室に「財界九州」の2023年新年号が届きました。同誌は九州を代表する経済誌として、非常に影響力を持っています。例年通り、九州・沖縄の経営者たちが、1ページずつ紹介されています。おかげさまで、わたしは22年連続で登場させていただきました。

「財界九州」2023年新年号

 

写真は、ブログ「『財界九州』新年号取材」で紹介したように、 松柏園ホテルの貴賓室で撮影しました。わたしのページは「コンパッション企業を目指す」というタイトルで、「昨今の欧米社会では『コンパッション都市』づくりに注目が集まっている。コンパッションは直訳すれば『思いやり』であり、ほかにも『隣人愛』や『仁』『慈悲』『利他』の意味が含まれており、つまるところコンパッション都市とは、老いや病、死、喪失などを受けとめ支え合うコミュニティーのことを指している。2023年に市政60周年の節目を迎える地元の北九州市は、全国の政令指定都市の中でもっとも高齢化が進んでいる。世界一の高齢化率であることを考えると、北九州市は世界一高齢化が進んだ街と言える。『隣人都市』『思いやり都市』といった形で街の特性を前向きに捉えれば、日本一高齢者が住みやすく、老いるほど豊かになる『老福都市』の創造にもつながってくる。こうした互いに助け合う共同体のあり方は、互助会の精神に通じるものがある。当社としては、原点に回帰し、互助会の拡充を図り、かねてから支援している隣人祭りの開催や、子ども食堂の運営などに注力しながら、『悲縁』『湯縁』『碁縁』『句縁』など、さまざまな形での有縁社会の再生に取り組むコンパッション企業を目指す」と書かれています。

 

2022年12月20日 一条真也