令和4年を振り返って

一条真也です。
16日の早朝から松柏園ホテルの神殿で月次祭が行われました。今年最後の月次祭皇産霊神社の瀬津神職が神事を執り行って下さり、祭主であるサンレーグループ佐久間進会長に続いて、わたしが社長として玉串奉奠を行いました。会社の発展と社員の健康・幸福を祈念しました。

神事の冒頭で一同拝礼!
月次祭のようす

感染対策は万全で

拝礼する佐久間会長

わたしも拝礼しました

神事の終わりは一同拝礼!

本日の「天道塾」開始前のようす


最初は、もちろん一同礼!

冒頭、挨拶する佐久間会長

グループ各社の発表のようす

北九州本部の発表

沖縄より「まとめ」の発表

わたしも聴きました

 

神事の後は、恒例の「天道塾」を開催しました。最初に佐久間会長が簡単な挨拶を行った後、「令和4年を振り返って」として、インターネット会議が行われました。サンレーの北陸・沖縄・大分・宮崎・北九州の順で業績や活動の報告がありました。それぞれの地の本部長や事業部長が今年の総括と来年の展望について語りました。その後、サンレー沖縄の佐久間康弘社長が「まとめ」を発表。

最後に、わたしが登壇しました


マスクを外しました

そして,最後にわたしがレッドの不織布マスク姿で登壇し、総括を行いました。まず、わたしは「毎日、お疲れ様です。早いもので、今年も残すところ、あと2週間ですね。『石の上にも3年』ならぬ『コロナの中でも3年』。コロナ禍も3年目が終わろうとしていますが、互助会業界は良い会社と悪い会社が二極化してきたようです。コロナ禍で甚大な被害を受けた互助会業界ですが、徹底した経費節減や施設売却などの結果、コロナ前よりも利益率が高くなった互助会も多いようです。わが社も、おかげさまで順調に回復し、利益率も上昇しました」と言いました。

「コンパッション」とは何か?


熱心に聴く人びと

 

そんな中で、わが社がついに辿り着いたキーワードが「コンパッション」です。今日は、すべての事業部の報告に「コンパッション」という言葉が使われ、「コンパッション営業」「コンパッション・ウェディング」「コンパッション・ホテル」「コンパッション・ホール」などの新しい言葉も出てきました。どうか、耳ざわりの良い言葉だけ作って安心せず、「コンパッションとは何か?」「どのようにコンパッションを実現するか?」について徹底的に語り合い、考えていただきたいと思います。

「コンパッション都市」を作ろう!


熱心に聴く人びと

 

「コンパッション」は思いやり、慈悲、仁、隣人愛といった意味が込められた言葉で、まさにサンレーの目指す「互助共生社会」を体現します。本社のある北九州市政令指定都市の中で最も高齢化が進んでおり、石炭・製鉄に次ぐ地域活性化のためのインフラとして、「老いの豊かさ」を提供すべきだと考えます。多様な事情を抱える人々が集まり、喜びや楽しさはもちろん、老い、病、死、喪失経験などの悲しみも共有し、お互いに支え合う「コンパッション都市」への転換という構想を示しました。

コンパッショナリー・カンパニーへ!

 

そこで不可欠となるのが、心ゆたかに生きる「ハートフル」の理念であり、悲嘆からの回復をサポートする「グリーフケア」です。それは、故稲盛和夫氏が説き続けた『利他』の精神の具現化とも言える。だからこそ、すべてを実践してきたサンレーが「コンパッショナリー・カンパニー」として街づくりの中核を担うことで、誰もが一生を笑顔で過ごせる「老福社会」、そして「互助共生社会」を実現したいと願っています。基本がソーシャルビジネスである冠婚葬祭互助会ほど大志を掲げ、かつ、それを果たせる業界はないと思います。「礼の社」が持続可能な売上と利益を死守すれば、それが世直しにつながります!」と述べてから降壇しました。

f:id:shins2m:20211217100953j:plain最後は、もちろん一同礼!

もうすぐ、クリスマスです!

松柏園ホテルの新館ロビーで

 

2022年12月16日 一条真也