施設の児童ら晴れ着姿撮影

一条真也です。
ワールドカップで日本がクロアチアに敗れ、今朝は悲しい気分で目を覚ましました。でも、熱いコーヒーを飲みながら「読売新聞」を開くと、ホッコリと温かい気分になりました。わが社の記事が掲載されていたからです。


「読売新聞」2022年12月6日朝刊

 

記事は「施設の児童ら晴れ着姿撮影」の見出しで、以下のように書かれています。
「経済的理由で七五三などの行事に参加できない子どもたちに、一生に一度の機会を記念に残してもらおうと、冠婚葬祭業のサンレー(本社・北九州市佐久間庸和社長)が5日、園児らに晴れ着を着てもらい、記念写真を撮影するサービスを行った。同社が昨年から始めた取り組みで、今年は年内に北九州市内7か所の児童養護施設から計20人が参加を予定している。この日は、児童養護施設『双葉学園』から4~7歳の園児や児童5人が同市小倉北区松柏園ホテルで撮影に臨んだ。着付けなどは無償で行われ、子どもたちは晴れ着を身にまとい、笑顔で写真に納まっていた。同施設ケアワーカー室の籾井真由美担当係長(45)は『今日の撮影が決まった時から、子どもたちはわくわくしてカウントダウンするなどしていた。記念に残ってありがたいし、子どもの成長にも感動できた』と話していた」


天使育児園からのお礼の色紙(掲載許可を頂いています)


松柏園スタッフも大感激!

 

サンレーグループでは、各地で児童養護施設に入所されているお子さんたちに七五三や成人式の晴れ着の無償レンタルを行っています。今回、七五三でお世話をさせていただいた児童養護施設社会福祉法人天使育児園のお子さんたちからのお礼の色紙が松柏園ホテルに届きました。このように感謝の気持ちを「かたち」として表現する教育をされている天使育児園の先生方に心からの尊敬の念を抱きます。松柏園のスタッフたちも感激していました。


わが社の互助会商品名は「おもいやり」

 

七五三は不安定な存在である子どもが次第に社会の一員として受け容れられていくための大切な通過儀礼です。成人式はさらに「あなたは社会人になった」というメッセージを伝える場であり、新成人はここまで育ててくれた親や地域社会の人々へ感謝をする場です。長寿祝いも含めて、すべての人生儀礼は「あなたが生まれたことは正しい」「あなたの成長をこの世界は祝福している」という存在肯定のセレモニーです。万物に光を降り注ぐ太陽のように、サンレーはすべての人に儀式を提供したいという志を抱いています。「コンパッション」は日本語に直訳すると「思いやり」ですが、わが社の互助会商品名は「おもいやり」。わが社は、互助会部門でも施行部門でもコンパッションの提供を願っています。キリスト教の「隣人愛」、仏教の「慈悲」、儒教の「仁」などを英語にすると「コンパッション」ですが、松柏園ホテルはコンパッション・ホテルを、紫雲閣はコンパッション・ホールを、そして、サンレーはコンパッショナリー・カンパニーを目指します!

「おもいやり」を届けたい!

 

2022年12月6日 一条真也