明日は、ブレイキングダウン6

一条真也です。
総合格闘家朝倉未来がプロデューサーを務める格闘技格闘技イベントで、1分1ラウンドで戦う「Breaking Down6」が11月3日に開催されます。格闘技好きのわたしは、早速、ABAMAのPPVを購入しました。前日の前売りは、500円安いのです。

 


いま、「Breaking Down6」の前日記者会見を観終わったところです。このイベント、MMAやキックボクシングやボクシングといったプロ格闘技の元選手から、ヤンキーに毛が生えたような喧嘩自慢、さらには喧嘩もしたことがないようなYouTuberやTikTokerなどの格闘技のど素人など、まさに玉石混交の連中が1分間だけ拳を交えます。


11月3日10時30分開始!

 

普通、格闘技の試合というのは1ラウンド3分が相場で、昔のプロボクシングでは、なんと15ラウンド闘っていました。現在は安全面への配慮からラウンド数は減っていますが、Breaking Downの1分1ラウンド勝負というのは、相当に短いと言えます。まるで、ブログ→ツイッター、YouTube→TikiTokといったコンテンツ短縮化の流れをそのまま体現したかのようですが、これはなかなか受けているのです。


わたしは、「Breaking Down4」のオーディションから追っているのですが、このイベントは試合以上にオーディションが盛り上がるので有名です。出てくる選手も、少年院あがりは当たり前、刑務所あがりも珍しくなく、果ては「へずまりゅう」とか「おでんツンツン男」といった日本中を騒がせた人物も登場しています。前田日明が主催した「THE OUTSIDER」は不良少年の更生を謳っていましたが、この「Breaking Down」は不良少年や前科者たちに免罪符を与えて、さらに「いい気」にさせる危険をはらんでいます。


「THE OUTSIDER」といえば、今大会は「アウトサイダー対ブレイキングダウン」の団体対抗戦が行われます。秀虎vs川島悠汰、高垣勇二vs山川そうき、萩原祐介vsジョリー、樋口武大vs信原空、黒石高広vsこめお、吉永啓之輔vs飯田将成の全6試合ですが、どれも注目の対戦。個人的には、やはり啓之輔vs飯田将成の最強対決が楽しみですね! 前日記者会見では、アウトサイダー出身で現在はブレイキングダウンの顔的な立場となっている瓜田純士が動画配信の内容について黒石選手に噛みついていました。事情はよく知りませんが、動画配信などで悪口を言うのは男らしくありませんね。言いたいことがあるなら、面と向かって堂々と言わないと!

 

また、樋口選手も朝倉海の動画内容について怒りを表していましたが、他にも選手間でSNSのトラブルが多発しているようですね。どうやら、ブレイキングダウンの背景にはYouTubeの世界があるようです。YouTube絡みであるだけに、オーディションには喧嘩もしたことがないような目立って再生数を上げたいだけのYouTuberが大挙襲来していました。わたしは基本的にYouTuberという人種が大嫌いなので、「こいつら、格闘技をナメやがって!」と腹が立ちます。他にも男はホスト、女はAV女優も参戦して、まさにカオス状態!



一番嫌なのは、選手たちが下品な煽りとプロレスラーまがいの乱闘を繰り広げることです。ブレイキンダウン6のオーデションの女子の部では、酒を飲んで泥酔した出場者が他の出場者にパイプ椅子を投げつけて膝の半月板を損傷させました。同大会の前日記者会見では、ライト級ワンマッチで対戦する予定の元プロボクサーで借金4000万円のユーチューバーというアドリブまさおに対して、“会津のケンカ屋”久保田覚が座っていたイスを持って顔面を強く殴打しました。まさおは左目下を切って大量出血し、欠場となりました。久保田は無期限出場停止となりましたが、こういうのは観ていて不愉快ですね。つまらない出場者に限って「爪痕を残す」などと言っているのも気に食わないです。礼を知らない連中ばかりで、「おまえら、『はじめての「論語」』でも読め!」と言いたくなりますね。


下品で出場動機が不純な馬鹿たちが多いのには閉口しますが、それでも最後は、みんな金網リングの中で闘うわけですから良しとしましょう。ピュアな格闘家と思っていた選手も、しっかりYouTubeチャンネルを持っている者がほとんどです。また、選手同士のコラボ動画で互いのチャンネルに出演し合っています。瓜田選手と因縁を持つバン仲村なども大活躍ですが、彼に言いたいのは「頼むから、『ハートフル』という言葉を乱発しないで!」です。ブレイキングダウンの本質は「ユーチューバー互助会」かもしれませんが、それでも明日は楽しみにしています!

 

2022年11月2日 一条真也