国葬開催直前の東京へ!

一条真也です。
24日の朝、わたしは北九州空港に向かいました。そこから、スターフライヤー78便に乗って東京に飛ぶのです。ただし、今回は宿泊しません。日帰りです。

北九州空港の前で

 

27日に開催される安倍元首相の国葬に備えて東京は厳戒体勢が取られているようで、正直あまり行きたくありません。それで、日帰りとしました。国葬の開催そのものも賛否両論ですが、ブログ「エリザベス女王の国葬」にも書いたように、わたしは、いくら元首相といえども民間人の国葬には違和感をおぼえます。今回は国葬ではなく、国民葬か、内閣・自民党葬で良かったのではないかと思います。

いつも見送り、ありがとう💛

それでは、行ってきます💛

 

今回、日帰りにしてまで東京に行くのは、大正大学公開講座がこの日からスタートするからです。全互協の産学共同事業として、國學院大學上智大学に続いて、大正大学公開講座がようやく実現するのです。ここまで紆余曲折ありましたが、仏教系の名門大学である大正大学との御縁を得て、神道・仏教・キリスト教がついに揃い踏みします。今日は公開講座の初日で、第1講が村木厚子先生(津田塾大学客員教授)による「『地域共生社会』と『ケア』の文化を考える」、第2講が島薗進先生(大正大学客員教授)による「新たなケアの文化と地域社会―精神文化の役割の変容」が行われます。

空港のラウンジはガラガラでした

 

北九州空港のラウンジに入ると、ガラガラでした。そこでコーヒーを飲んでいると、今日一緒に大正大学に行くはずだった一般財団法人冠婚葬祭文化振興財団の金森理事長(レクスト社長)からLINEが届きました。そこには、「本日新幹線が、昼過ぎにしか運行しない様なので、真に申し訳ありませんが、大正大学公開講座を、欠席させて頂きます。先生方に宜しくお伝え下さい」と書かれていました。愛知県が大雨で新幹線が止まったことはニュースで知っていましたので、わたしは「了解いたしました。あとは、お任せ下さい!」と返信しました。

スターフライヤーの機内で

 

この日は10時発のスターフライヤー78便に搭乗。乗客率は7割ぐらいといった感じでしょうか。この日のわたしは、スーツ&ポケットチーフ&不織布マスクをロイヤルブルーでコーディネート。JALのCAさんならば「素敵なコーディネートですね」と言ってくれるかもしれませんが、今日はスターフライヤーなので何も言いません。ブログ「マスクを楽しむ!」のように、わたしは多彩な色のマスクを着用しますが、常に「悪目立ちしない」ことを意識します。飛行機では、必ず不織布マスクを着用します。

機内では読書しました

 

機内では、コーヒーを飲みながら読書をしました。この日は、『日本仏教の社会倫理』島薗進著(岩波現代文庫)を読みました。著者の島薗先生から献本された本です。「正法を生きる」というサブタイトルがついた本書は、仏教には本来、社会倫理的な実践が大きな要素として備わっていたと説きます。そして、近代的な宗教観のもとで見落とされがちだった、そうした倫理性・社会性の側面が、現代社会の中で再び顕わになりつつあると訴えます。本書は、サッダルマ(正法)を世に現す生き方の系譜に着目しながら、日本仏教の実践思想を捉え直し、宗派主義の枠を超えた新しい日本仏教史像を提示する試みです。この日の島薗先生の講義の予習のような気で読みました。

東京は雨でした


いつものラーメン店に入りました

 

飛行機は10分遅れで11時45分に羽田空港に到着しました。気温は25度でしたが、雨が降っていて蒸し暑いです。ランチタイムだったので、わたしは、いつものラーメン店に入って「ほぐし味噌ラーメン」を注文しました。わたしは九州の豚骨ラーメンよりも味噌ラーメンの方が好きなのです。食後は、いつもなら赤坂見附の定宿に向かうのですが、この日は日帰りなので、そのまま豊島区西巣鴨にある大正大学に向かいます。

ほぐし味噌ラーメンを食べました

さあ、行動開始です!

 

2022年9月24日 一条真也