大分から小倉へ!

一条真也です。
9日の早朝、別府のリゾートホテル「アマネリゾート  ガハマ」の客室で目を覚ましました。ブログ「太陽と月 2022」で紹介したように日の出の撮影に失敗したわたしは朝食を済ませて、ホテルをチェックアウトしました。


JR大分駅の前で


JR大分駅にて

 

迎えの車に乗ったわたしは、 サンレーの東専務・小久保部長と一緒に大分市へ。そこで重要な仕事を終えてから、JR大分駅へと向かいました。大分駅では、祐徳常務の用意してくれた弁当を受け取りました。大分駅のホームの待合室で休もうとしたら、なんとそこは世にも奇妙なアート作品の展示スペースになっていました。


ホームの待合室を人体模型が占拠!


かつては怪物も占拠していた!

 

この日は、待合室に人体模型みたいなモノがたくさん吊り下げられていましたが、ネットで調べると、以前は怪物が出現したこともあるそうです。でも、ここは駅のホームという公共の場なのですから、変なオブジェを飾るよりも、乗客の待合室という本来の用途で使用すべきです。変な人体模型や怪物に占拠されて、外に締め出された乗客が暑い思いをするのは本末転倒。まったくズレた企画!(怒)


ソニック28号で小倉へ!


ソニック28号の車内で


車窓からも人体模型が見えました


お弁当を食べました

お弁当の中身

 

わたしは、12時10分発のソニック28号に乗り込みました。まずは、昼食に祐徳常務が用意してくれた「利休」という弁当をいただきました。全国各地で駅弁をよく食べるわたしですが、この弁当は非常に美味しかった。焼鮭も、卵焼きも、麩も、野菜の煮物も、牛肉のしぐれ煮も、すべて上品な味付けでした。さすがは上品な祐徳常務!


食後に読書しました

 

食後は、アイスコーヒーを飲みながら読書をしました。
この日は、『映画を見ると得をする』池波正太郎著(新潮文庫)を読みました。ブログ『仕事と人生に効く教養としての映画』で紹介した本の中でもたくさん引用されている本です。スマートな映画観賞は男の作法であると池波正太郎が訴え、「映画を100倍愉しむヒケツ」を伝授します。なぜ映画を見るのかといえば・・・・・・人間は誰しも1つの人生しか経験できない。だから様々な人生を知りたくなる。しかも映画は、わずか2時間で隣の人を見るように人生を見られる。それ故、映画を見るとその人の世界が広がり、人間に幅ができ灰汁ぬけてくる。シネマディクト(映画狂)の著者が映画の選び方から楽しみ方、効用を縦横に語り尽くした名著で、とても面白かったです。映画の本といえば、映画の本といえば、わたしの次回作『心ゆたかな映画』(現代書林)が来月初めにいよいよ発売されます。どうぞ、お楽しみに!


生き物みたいな雲を発見!



読書の合間に、ふと車窓に目をやると、秋の空に生き物みたいな大きな雲が浮かんでいました。しばらくして、またその雲を見ると、まったく動いていないように見えました。動かない雲といえば、ブログ「NOPE/ノープ」で紹介したSF映画にも登場していたことを思い出しました。「NOPE/ノープ」はジョーダン・ピール監督の最新作で、非常に面白い映画でした。


JR小倉駅に到着しました


さあ、小倉に帰ってきたぜ!

 

そうこうしているうちに、13時37分にJR小倉駅に到着しました。日の出撮影のために今朝は5時起きで、睡眠不足ですが、頑張ります。今夜は、門司港にある料亭「三宜楼」で開かれる 小倉ロータリークラブの「夫人同伴観月会」に参加します。そこで、6月5日に行った長女の結婚披露宴にご参列いただいたロータリアンの方々に夫婦で御礼を申し上げるつもりです。

 

2022年9月9日 一条真也