月夜の露天風呂

一条真也です。
大分県の別府に来ています。
9日の夕方、別府を代表するリゾートホテルである「アマネリゾート  ガハマ」にチェックインしました。

アマネリゾート  ガハマ」にチェックイン


客室はオーシャンビュー

 

このホテルに泊まるのは2年ぶりですが、別にバカンスに来たわけではありません。毎年恒例のわが社の「年頭所感」の表紙に使う朝日の写真を撮影するのが目的です。この日は満月の直前でもあり、あわよくば月と太陽の両方の写真をゲットしたいものです!


夕食前に露天風呂に入る幸せ!


食前に菊酒をいただく

 

夕食の前には、部屋に設置された露天風呂に入りました。別府の温泉は最高で、湯に身を浸すと生き返った気がしました。早くコロナが終息して、また社員旅行でみなさんと一緒に温泉に行きたいです。この日の夕食は、「アマネリゾート  ガハマ」内の割烹「松秀」でいただきました。超人気店で予約がなかなか取れないのですが、この日はラッキーでした。料理は満月を意識したコースでしたが、「重陽節句」の前日ということで、最初に菊酒もいただきました。こういう季節感のあるメニューはいいですね。


前菜


満月のお椀


お造り


焼き物


小鮎


メイン料理は「すきシャブ」


デザートは「西瓜の杏仁豆腐」

 

前菜、お造り、焼き物、小鮎・・・・・・お料理は量も多過ぎず、美味しくいただきました。メインのすき焼きとシャブシャブをミックスしたような「すきシャブ」も美味しかったです。デザートの「西瓜の杏仁豆腐」も絶品でした。最近、還暦を前にして美味しいものをいただく機会の多いわたしですが、けっして贅沢のためではなく、経営するホテルや結婚式場の勉強のためです。実際、ビジネス上の学びは非常に多いです。

別府湾に上った月


月を見上げながら露天風呂に入る

 

夕食を終えて部屋に戻ると、窓から見える別府湾の海上に見事な月が浮かんでいました。最初は雲間に見える朧月だったのですが、次第に雲も晴れて行きました。部屋に設置された露天風呂に入ると、頭上に月が浮かびました。月夜の露天風呂ほど、ハートフルなものはありません! 

 

 

そういえば、ブログ「別府にて」で紹介した一昨年の10月2日の夜は、満月を見上げながら露天風呂に入り、「バク転神道ソングライター」こと宗教哲学者の鎌田東二先生との共著『満月交心 ムーンサルトレター』(現代書林)の見本が出たことを祝いました。なつかしい思い出です。今夜も、これからムーンサルトレターを書きます!



わたしは、iPhoneで桑田佳祐の「月光の聖者達(ミスター・ムーンライト)」のPVを流して満月を見上げながら、いつまでも温泉に浸かっていました。『満月交心』を著した鎌田先生とわたしは「聖者」というよりは「変人」だと思いますが、この歌に登場する「現在(いま)がどんなにやるせなくても、明日は今日より素晴らしい!」という歌詞は、すべての人にとって祈りだと思いました。どうか、明朝は見事な朝日が昇りますように!


月夜の露天風呂は最高!


明日は今日より素晴らしい!

 

2022年9月9日 一条真也