「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」

一条真也です。
東京から北九州へ帰る7月8日の朝一番で、六本木ヒルズへ行き、まずはこの日から公開のブログ「Ⅹエックス」で紹介したホラー映画を観ました。その後、この日から東京シティビューで開催される「水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」を鑑賞しました。妖怪をこよなく愛した漫画家・水木しげるの生誕100周年記念イベントです。

百鬼夜行展」のポスター


六本木ヒルズ


六本木ヒルズの前で


今日から開催です!

 

公式HPの「はじめに」には、こう書かれています。
水木しげる生誕100周年を記念して、東京シティビューを舞台に水木しげるの妖怪世界を壮大な景色とともに存分にお楽しみ頂ける展覧会です。本展では、水木しげるの描いた日本の妖怪たちがどのように生まれてきたかを紐解きます。江戸時代の絵師・鳥山石燕の「画図百鬼夜行」、昭和初期の民俗学者柳田國男の「妖怪談義」など、水木自身が所蔵する妖怪関係資料を初公開。そして百鬼夜行の名にふさわしく、水木しげるの妖怪画を100点以上にわたって一挙公開します。妖怪研究に没頭し、現代の日本人に「妖怪」という文化を根付かせた水木しげるはどのように妖怪と向き合い、描いてきたのか。本展を通して妖怪を身近に感じて下さい」


展覧会の入口のようす


展覧会の入口にて


展覧会の垂れ幕


やってきました!

 

また、公式HPの「作者プロフィール」には、「水木しげる Shigeru Mizuki。1922年3月8日生まれ。鳥取県境港市で育つ。太平洋戦争時、激戦地であるラバウルに出征、爆撃を受け左腕を失う。復員後紙芝居作家となり、その後漫画家に転向。代表作『ゲゲゲの鬼太郎』『日本妖怪大全』『河童の三平』『悪魔くん』など。2015年11月30日没」と書かれています。


砂かけ婆


児鳴爺

ぬらりひょん


キジムナー

 

展覧会ですが、①天空の水木しげるロード水木しげるの妖怪人生③古書店妖怪探訪④水木しげるの妖怪工房水木しげる百鬼夜行⑥妖怪は永遠に⑦妖怪グッズが揃う特設ショップの7部構成となっていました。①天空の水木しげるロードは、「水木しげるの出身地である鳥取県境港市に並ぶブロンズ像と同じ妖怪たちがお出迎え。六本木ヒルズから東京を一望する窓には、たくさんの妖怪の名を記した提灯が灯り、時間ごとに変化する景色と重なります。また、この空間ではNHK Eテレ『テレビ絵本』で紹介された『水木しげるの妖怪えほん』に登場した数々の人気妖怪の迫力の映像の上映を通し、水木しげるが創造した異世界への扉が開かれます」と紹介されています。

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」チラシより

水木しげるの妖怪 百鬼夜行展」チラシより


展覧会のようす


古書店妖怪探訪」の入口

 

水木しげるの妖怪人生は、「幼少期、水木家の近所に住んでいた『のんのんばあ』にお化けや不思議な話を聞いた境港時代、生死を彷徨った従軍時代、貧困の貸本漫画家から一躍人気漫画家となった時代を通して水木しげるの人生を紹介します」と紹介されています。非常に興味深かったのは③古書店妖怪探訪で、「古書店街を頻繁に訪れていた水木しげるは、そこで民俗学や妖怪に関する書籍を探し、妖怪を書くことに繋げていました。ここでは古書店で購入した鳥山石燕の『画図百鬼夜行』や柳田國男の『妖怪談義』をはじめとする、水木しげる所蔵の妖怪関連書籍を展示します」と紹介されます。本好きのわたしには、たまらないコーナーでした。


ぬりかべ


ぬりかべと記念撮影


水木しげるの妖怪工房は「水木しげるは晩年までに千点近くの日本の妖怪を描きました。『妖怪工房』ではそんな水木妖怪の創作方法を『絵師たちから継承』『様々な資料から創作』『文字情報から創作』の3つに分けて紹介します。また、シアターではNHK Eテレ『テレビ絵本』より展覧会用に特別に編集された『水木しげるの妖怪えほん』映像をご覧いただけます。(約3分)」、⑤水木しげる百鬼夜行は「水木しげるの妖怪画を存分に味わえる章として、『山』『水』『里』『家』それぞれに棲む妖怪を展示します。水木妖怪の原画を心ゆくまでお楽しみください」と紹介されています。


東京の街を見下ろす
東京の街を背景に

 

最後は、六本木ヒルズの52階にある東京シティビューの絶景を堪能。このような場所で、妖怪展が開催されるのも粋な企画ですが、天空から見下ろした東京の街はまことに幻想的で、どんな妖怪が棲む世界よりも魑魅魍魎が跋扈する魔界のように感じられました。この後、北九州へ戻るために羽田空港に向かいましたが、そこで安倍晋三元首相が銃撃されたという衝撃のニュースに接したのでした。


出口の前には「妖怪の森cafe」が・・・


「妖怪の森cafe」のメニュー
 

 2022年7月9日 一条真也