営業推進部総合朝礼 

一条真也です。
7月5日は九州に台風4号(アイレー)が接近しましたが、どうやら温帯低気圧になったようです。大雨が心配ですね。その日の11時から、サンレー北九州本部の営業推進部の総合朝礼に参加しました。営業推進部の総合朝礼は、わが社にとって非常に大切な行事です。わたしは、ロイヤルブルーの不織布マスク姿で入場しました。

ロイヤルブルーのマスク姿で入場!


勇壮なふれ太鼓

営業推進部総合朝礼のようす

最初は、もちろん一同礼!

 

会場は、わが社が誇る儀式の殿堂である小倉紫雲閣の大ホールです。参加者全員がマスク姿で、ソーシャルディスタンスをしっかり取りました。司会は、営業推進部の辻社員です。わたしが入場すると、営業推進部の武田課長による勇壮なふれ太鼓が鳴り響きました。

社歌斉唱は小声で♪

経営理念&S2M宣言の唱和

 

その後、社歌を小声で斉唱し、八幡営業所の林所長のリードで、経営理念&S2M宣言の唱和をこれも小声で唱和しました。コロナ前は大声で、社歌を斉唱し、経営理念を唱和したものですが・・・・・・。

マスク姿で登壇しました

マスクを外しました

 

そして、わたしが登壇して社長訓話を行いました。わたしは、まず、「毎日、お疲れ様でございます。それにしても、暑い日が続きますね。どうか、みなさん、コロナと熱中症に気をつけられて下さい」と言いました。それから、「ところで、みなさんは『サンレーは何の会社ですか』と聞かれたら、どのように答えますか」と言って、続いて以下のように話しました。多くの人は「冠婚葬祭の会社です」と答えることでしょう。では、冠婚葬祭は何のためにあるのか? それは、わたしたち人類が生存していくためです。わたしは、結婚式や葬儀というものがなかったら、人類はとうの昔に滅亡していたと考えています。

SDGsと冠婚葬祭について

 

北九州市はかねてよりSDGsに熱心に取り組んでいますが、「2021北九州SDGs都市アワード」において、サンレーが奨励賞を受賞しました。他の受賞企業は製造業のみで、いわゆる第三次産業ではわが社のみです。名誉なことだと思っています。考えてみれば「礼」を重んじる冠婚葬祭とは社会を持続させるシステムそのものではないでしょうか。

儀式なくして人生なし!


熱心に聴く人びと

 

結婚式は、夫婦を生み、子どもを産むことによって人口を維持する結婚を根底から支える儀式です。一方葬儀は、儀式とグリーフケアによって死別の悲嘆によるうつ、自死などの負の連鎖を防ぐ儀式です。冠婚業も葬祭業も、単なるサービス業ではありません。みなさんに一番伝えたいことは、儀式の大切さです。結婚式や葬儀、七五三や成人式、長寿祝いなどは、不安定な「こころ」を安定させる「かたち」です。儀式は人間が人間であるためにあるものです。儀式なくして人生はありません!

SDGsこそ、互助会の出番!

 

そして、互助会の根本理念である「相互扶助」は、社会の持続性により深く関わります。SDGsといえば、まずは環境問題が思い浮かびますが、人権問題も貧困問題も児童虐待も、すべての問題は根が繋がっています。その意味で、入浴や食事がままならないお子さんを見て見ぬふりはできません。子どもたちに「日王の湯」の風呂に入ってもらった後、食堂でカレーライスをお腹いっぱい食べてもらうイベントを開催しましたが、これこそ新しい互助会の在り方だと思います。

互助会募集は「利他」の精神の普及!


熱心に聴く人びと

 

児童養護施設のお子さんたちに、七五三や成人式の晴れ着を無償レンタルするのも同様です。儀式の素晴らしさを知れば、将来は互助会との縁ができるかもしれません。SDGsの時代である今こそ、互助会の出番です。冠婚葬祭および相互扶助は人類の本能ともいえるものであり、その二大本能に基づく冠婚葬祭互助会は不滅の産業なのです。コロナ禍で「利他」の精神が注目されましたが、互助会募集とは「利他」の精神の普及でもあります。

この仕事は、人生を賭けるに値する!

 

先日、わたしの長女が結婚しました。結婚式および披露宴を松柏園ホテルで開きました。そのとき、冠婚葬祭互助会の大手の社長さんたちがお越しになられましたが、わたしは「コロナ禍によって、日本中で結婚式の延期や中止が相次ぎ、ホテルや結婚式場は甚大な被害を受けました。加えて、世界では戦争も始まりました。ウクライナからは毎日のように悲しいニュースが流れてきます。でも、わたしは『結婚は最高の平和である!』と思っております。ぜひ、これからは日本中で、いや世界中で、たくさん結婚式が開かれることを切に願います」と言いました。


冠婚葬祭互助会ほど素晴らしい仕事はない!

最後に道歌を披露しました

 

「結婚は最高の平和」であり、「死は最大の平等」です。冠婚葬祭という営みは、「世界平和」と「人類平等」というこの上なく崇高な理念につながっています。そして、目に見えない「縁」と「絆」というものを目に見せてくれます。最後に、「冠婚葬祭互助会ほど、みなさんが人生を賭けるに値する素晴らしい仕事はありません。どうか、誇りをもって互助会の募集に励まれて下さい!」と言って、以下の道歌を披露してから降壇しました。

 

目に見えぬ縁と絆を目に見せる
     素晴らしきかな冠婚葬祭

 


挨拶をする東専務

社長訓話の後は、この7月から北九州本部長に就任した東専務から挨拶がありました。東専務は大きな声で、「このコロナ禍の中で、みなさんの大活躍には頭が下がります。さらなる変革を目指していきましょう。これからも、よろしくお願いします!」と述べました。わが社のエースである東専務が北九州本部に戻り、本当に心強い限りです。


決意表明のようす


決意表明のようす


決意表明のようす

決意表明のようす

各営業所長およびブロック長による決意表明が行われました。北九州だけで6ブロック・13営業所および研修センターがあるのですが、それぞれに趣向を凝らした決意表明でした。いつもは営業所長の音頭に合わせて、営業員さんたちが声を揃えたり、拳を突き出したり、「達成」などと書かれた団扇を振ったり、歌を歌ったりするのですが、感染防止のために今回は控えめに行いました。それでも、各所長は必死で爪痕を残そうとし、熱気はビンビン伝わってきました。みなさん、まことにユニークで楽しい決意表明を見せてくれました。


講評を行いました

みなさんなら、必ず、やれます!

 

すべての決意表明が終わった後、わたしは「コロナの時代の素晴らしい決意表明でした。なによりも明るいのがいい。コロナ禍の中で、こんなに明るい会社が他にあるでしょうか? ぜひ、全員が全集中、互助の呼吸・営業の型で、目標達成を果たしていただきたい。マスクから覗いた目はランランと燃えています。みなさんなら、必ず、やれます!」と講評しました。

これが「和のこえwithコロナ」だ!

がんばろー×3


最後は、もちろん一同礼!

退場のようす

 ラストは小谷部長による「和のこえ」でした。コロナで手が繋げないので、各自が拳を突き上げて「がんばろー!」と3回唱える「和のこえwithコロナ」です。わたしは「これなら行ける!」と思い、猛烈なファイトが湧いてきました。コロナにも猛暑に負けずに、みんなで心を1つにして頑張りましょう!

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「かたち」で「こころ」を1つに!

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何事も陽にとらえて、前進を!

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コロナにも猛暑にも負けないぞ!

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みんなで前進しよう!!

 

2022年7月5日 一条真也