五月の東京へ!

一条真也です。
17日、ブログ「沖縄・金沢・冠婚葬祭」で紹介した天道塾での講話を終えた後、わたしは北九州空港に向かいました。久々にスターフライヤーに乗って東京に出張です。

北九州空港の前で

北九州空港のようす

いつも見送り、ありがとう💛

それでは、行ってきます💛

 

今回の東京行きは、全互協の正副会長会議、理事会、冠婚葬祭文化振興財団の理事会、さらには慰労会をはじめ、さまざまな業界関係の会議や会合に参加するためです。今回もハード・スケジュールですが、とにかく感染しないように万全の対策を心掛けます!

スターフライヤーの機内で

 

今日は13時35分のスターフライヤー82便に搭乗。乗客率は6割から7割ぐらいといった感じでしょうか。この日のわたしは、ネクタイ&ポケットチーフ&不織布マスクをモスグリーンのコーディネートでした。五月生まれのわたしは、新緑をイメージさせる色を好むのであります。 ブログ「マスクを楽しむ!」のように、わたしは多彩な色のマスクを着用しますが、常に「悪目立ちしない」ことを意識しています。あと、会社では小倉織マスクでしたが、飛行機に乗るときは必ず不織布マスクを着用します。

機内では読書しました

 

機内では、いつものように読書をしました。この日は、『教養としての神道島薗進著(東洋経済新報社)を読みました。神道1300年の歴史は日本人の必須教養ととらえ、「神道」研究の第一人者がその起源から解き明かした本です。神道は古来より天皇とともにありました。神道は古代におけるその成り立ちより「宗教性」と「国家」を伴い、中心に「天皇」の存在を考えずには語れません。しかし「神道」および日本の宗教は、その誕生以降「神仏習合」の長い歴史も持っています。さらには、近代日本社会の精神文化形成に「神道」がいかに関わったか、現代に連なるテーマをその源流から仔細に論じています。同時に、「国家」と直接結びついた明治以降の「神道」は「異形の形態」であったことを、宗教学の権威が明らかにした一冊で、非常に勉強になりました。

 

 

島薗先生といえば、20日発売の『論語と冠婚葬祭』(現代書林)を献本させていただいたところ、昨日、「儒教の宗教としての評価は、加地先生の旧著で高らかに示されており、学会では一定の評価を受けていますが、あとを継ぐ研究者は見当たりません。そんななか、このご本は加地先生の考え方が広くわかりやすく述べられており、たいへん読み応えがあります。これは佐久間さんのお力があってのことと思います。『あとがき』に加地先生が書いておられるとおり、佐久間さんお相手だからこそ、加地先生が磨き上げてこられたお考えがすらすらと語られたという面があると思います。また、佐久間さんの『礼』についての考え方、『論語』をカナンで来られた経緯など、儒教をどのように身につけてこられたかもよくわかる本で、その点からも読み応えあるものと思いました」とのご感想をメールで送って下さいました。感激です!


さあ、行動開始です!

 

羽田空港に到着すると、気温は20度。今日はいつもランチを取るラーメン店を横目で見ながら、そのまま赤坂見附の定宿に向かいました。チェックイン後は日比谷に向かい、出版関係の打ち合わせをします。何があっても、感染だけはしないように気をつけて、頑張ります!

 

2022年5月17日 一条真也