大額紫雲閣竣工式

一条真也です。
14日の朝、金沢のホテルで目を覚ましました。
外は雨がしとしと降っています。昨日は電車に乗り過ぎて腰が痛いのですが、毎朝のルーティーンである腹筋&腕立て伏せだをやりました。するとまた腰が痛くなってきたので、ロキソニン湿布を貼りました。もう、トシですね。


今朝の金沢は雨でした


朝食で(ミニ)金沢カレーを食べました

 

ホテルの朝食会場に行くと、ものすごい人の数でした。今日は土曜日なので、観光客が多いのでしょう。これだけ多いと、また感染大爆発するのではないかと少々心配になります。しかも、朝食はバイキングなので、マスクに手袋をしっかりつけて料理をセレクトしました。すると、キャベツの線きり、トンカツ、カレーのコーナーを発見。これは金沢カレーが作れるではないですか! 朝から重いかなとも思いましたが、今日はわが社の新しい施設がオープンすることもあり、「負けてもカツ!」と縁起を担いで、ミニ金沢カレーを作って食べました。昨日のチェックイン時のサービスの悪さを忘れるぐらい、美味しかったです!

大額紫雲閣の外観


雨の大額紫雲閣の前で


モダンデザインの入口

大谷総支配人とともに

この日、ブログ「大額紫雲閣起工式」で紹介した施設が完成し、10時から竣工清祓神事が行われました。 大額紫雲閣の場所は、石川県金沢市大額1丁目421番地です。サンレーグループとしては、金沢市内で9番目、石川県内で16番目、全国で91番目(いずれも完成分)のセレモニーホール(コミュニティホール)です。


ロビーのようす


ロビーには大量の胡蝶蘭が・・・


ブックレット・コーナー


控室のようす


高級ホテルをイメージしました


和室のようす


休憩室のようす

バスルームのようす

 

 大額紫雲閣」は、まるで高級ホテルのスイートルーム、あるいは高級マンションのリビングルームのような、ゆったりとした最新の控室を完備しています。大切な人との最後の時間を心安らかに過ごせるよう、経験豊富なスタッフが真心込めてお手伝いいたします。

さあ、儀式の場へ!

本日の神饌

本日の式次第

神事での一同礼


神事のようす

ソーシャルディスタンスに配慮

竣工神事の進行は、サンレー北陸の総務課の上本さんが担当。竣工神事は、地元を代表する神社である林郷八幡神社の加藤正俊宮司にお願いいたしました。開式の後、修祓之儀、降神之儀、献饌、祝詞奏上、清祓之儀を行いました。

玉串奉奠しました


柏手を打ちました


玉串奉奠する東専務


柏手を打つサンレー北陸メンバー


加藤宮司の祝辞を拝聴


神酒をいただきました

 

それから、玉串奉奠です。最初に サンレー社長であるわたしが玉串を奉奠。その後、設計を担当していただいた株式会社スイベルの岡本壮生社長、施工を担当していただいた(株)長坂組の長坂慎太郎社長、そしてサンレー北陸の東孝則専務が玉串奉奠し、社員が従いました。その後、撤饌、昇神之儀、神酒拝戴、そして閉式と、滞りなく竣工清祓神事を終えました。

感謝状贈呈式のようす

感謝状贈呈式のようす

 

それから、感謝状贈呈式を行いました。設計を担当して下さった株式会社スイベルの岡本壮生社長、施工を担当して下さった株式会社長坂組の長坂慎太郎社長に心からの感謝の気持ちと金一封を添えて、感謝状を贈呈させていただきました。

マスク着用で主催者挨拶

 

次は、いよいよ主催者挨拶です。わたしは、マスクを着用したまま次のように挨拶しました。本日、このように立派な施設を建設できて、本当に嬉しく思います。関係者のみなさまに心より感謝いたします。これで、会員様に満足のゆくサービスを提供することができます。ぜひ、新施設で最高の心のケアを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいと願っています。


マスクを外して挨拶しました

 

それから、マスクを外したわたしは、「現在わが社には、90のセレモニーホール=コミュニティホールがありますが、新たにこの金沢市大額の地に大額紫雲閣が加わります。歴史的に石川県は信仰心が篤い人が多く、現在でも東本願寺の金沢別院をこころの拠り所にされている人々が多い地域でもあります。大額周辺の『金沢市南部丘陵歴史夢街道』に、四十万(しじま)という地名がありますが、この地名の由来は、百済からの距離が四十万里だったからという説があります。かつて、百済から阿弥陀如来像がこの地に迎えられたという伝承によるものだそうです。この土地の豊かな歴史と文化を感じます」

「大額」の地名について話しました

 

それから、わたしは以下のように述べました。
「大額の『額』はぬかずくこと、すなわち『礼拝』するという意味です。清少納言の『枕草子』には『あはれなるもの』として『うちおこなひたる 暁の額(ぬか)など いみじう あはれなり』という一文があります。『勤行をしている夜明け前の礼拝などは、たいそう しみじみとして 心打たれるものよ』という意味ですが、サンレー紫雲閣を展開する地名として「大額(おおぬか)」はまことに相応しいものと感じられます」


最後に道歌を披露しました

さらに、わたしは「コロナ禍の中にあっても、わが社の施設はオープンし続けました。この仕事は社会的必要性のある仕事なのです。わたしは、セレモニーホールというのは魂の港であると思っています。新しい魂の港から故人を素晴らしい世界へお送りさせていただきたいです。ぜひ、新施設で最高の心のサービスを提供させていただき、この地の方々が心ゆたかな人生を送り、人生を卒業されるお手伝いをさせていただきたいと願っています」と述べ、最後に以下の道歌を披露いたしました。

 

大いなる ぬかづきの地に 
  のぼりたる紫の雲
     いとあはれなり

 


大谷総支配人の決意を聴きました


力強い決意を受け取りました

 

その後、上級グリーフケア士である大額紫雲閣の大谷総支配人より、この地の方々の人生の卒業式を心をこめてお世話させていただき、地域に愛されるコミュニティホールをめざし、グリーフケアの実践に努めますという力強い決意を受け取りました。決意表明の後は、参加者全員で集合写真を撮影しました。この日、直会は行われませんでした。その代わりに、わが社の八寿栄謹製のお弁当が参加者にふるまわれました。わたしも持ち帰って食べましたが、とても美味しかったです。


集合写真を撮影しました


ようやく完成して感無量です!


祈りを込めて、スペシウム光線


ウルトラ兄弟たちも参戦!

 

その後、集合写真を撮影しました。コロナ禍で資材不足の中、ようやく新施設が完成して感無量です。ぜひ、この大額紫雲閣のオープンを機に、コロナ禍が終息し、無縁社会も乗り越えて有縁社会を再生したいものです。その祈りを込めて、ブログ「シン・ウルトラマン」で紹介した前日観た映画をヒントにして、スペシウム光線を発射しました。ウルトラ兄弟たちも参戦してくれました。(笑)

北國新聞」2022年5月14日朝刊

 

オープニング見学会は、 令和4年5月27日(金)~29日(日)の3日間を予定していますが、「3密」を避けるため万全の対策を行っています。なお、本日の「北國新聞」朝刊に竣工記念広告が掲載されました。サンレーグループのイメージキャラクターである前川清さんがサンレーマークを手にして、「皆様のまちに、紫雲閣誕生です!!」と微笑んでいます。

論語と冠婚葬祭』(現代書林)

 

今回のプレゼント本は、20日発売の最新刊『論語と冠婚葬祭』(現代書林)です。「儒教研究の第一人者と、礼の求道者による画期的な対談! 葬儀も結婚式も・・・冠婚葬祭の儀式の本質はすべて儒教である。日本人はその歴史的背景、文化的背景を誤解している。皇室儀礼も冠婚葬祭も、日本の儀式は儒教によって生まれた!」との説明文が付いています。同書を抽選で30名様に進呈します。ハガキでご応募下さい!

<応募方法>

郵便ハガキに①郵便番号②住所③氏名④電話番号をご記入の上、下記までお送りください。
〒920-0031金沢市広岡1-4-20サンレー「話題の本」進呈係
*2022年5月31日(火)消印有効

 

2022年5月14日 一条真也