日本一の式辞に感動!

一条真也です。
お笑い芸人の江頭2:50が4月4日に東京都内で行われた「代々木アニメーション学院2022年度入学式」にサプライズで登場したことが大きな話題になっていますが、遅まきながら、ようやくその動画を観ました。いやもう、大変感動しました。これは、どんな政治家も宗教家もかなわない「日本一のスピーチ」だと思いました。全部で約3分ほどですので、まだ動画を未見の方はぜひ御覧下さい!


代々木アニメーション学院のCMキャラキャラクター及び特別CEOを務める江頭は、式典に突如乱入。壇上に駆け上がると「代アニのお前ら!お前らに一言物申す!」と叫び、「入学おめでとう」と祝福して、祝辞を書いた手紙を朗読し始めました。江頭は「新入生の皆さん。今日皆さんは大きな夢と希望を胸にこの会場に来られたかと思います。しかし、世の中いいことばかりではありません」と述べ、「かく言う私も、トルコで全裸になって捕まったり、新宿で下半身を出して捕まったり、嫌いな芸人ランキングは9年連続1位。抱かれたくない男ランキングも不動の1位でした」と振り返りました。最初は江頭の登場に冷めた感じだった新入生たちも、ここで笑います。


入学式で式辞を述べる江頭2:50

 

江頭は「もうどうしようもない人生です」と自嘲しつつも、「そんなことがあったからこそ、好きなYouTuberランキングで2年連続1位を獲ることができたんだと思います」と発言。ここで大きな拍手が起こりますが、それは決して自慢などではありません。江頭は「何が言いたいかというと『何があっても諦めるな!』ということです。夢を追いかけていたら必ず壁にぶち当たります。うまくいかなくて悔しい思いをしたり、恥ずかしい思いをしたり、どうしていいかわからなくなったり。でも、それは当たり前です。だって、お前らが追いかけているのは夢なんだから。簡単に手に入らないから夢なんです。やりたいと思ったら諦めずにやってください。真剣にやってみてください。俺はどんな仕事でも真剣です。なりふり構わず真剣にやっていると誰かが笑ってくれる」と熱く語りました。

何があっても諦めるな!

 

そして、「真剣にやるのは若い君たちにとって恥ずかしいことかもしれません。馬鹿にしてくる奴もいます。でも、99人が馬鹿にしても1人が応援してくれたらそれでいいじゃねぇか!」と熱弁し、「それでももし、つらいこと、嫌なことがあったら俺を見ろ! そして笑え! 悩むのが馬鹿馬鹿しくなるから! 代々木アニメーション学院 特別CEO・江頭2:50」とスピーチを締めくくると、万雷の拍手が沸き起こりました。中には、感動で泣いている新入生もいましたが、この様子を動画で観たわたしも目頭が熱くなりました。ブログ「エガちゃんとケアの時代」ブログ「エガちゃんの純愛が泣ける」で紹介したように、江頭2:50は最高にハートフルな人ですが、今回の式辞でそれを再確認しました。


式辞後のお辞儀も素晴らしかった!

 

わたしも式辞を述べる機会が多い方ですが、これほど感動的なスピーチは初めてです。2005年に行われたスティーブ・ジョブズスタンフォード大学の卒業式での祝賀スピーチなどをはじめ、世に「伝説のスピーチ」と呼ばれるものは多いです。しかし、この江頭2:50の式辞ほど、聴く者の胸を打つものはないでしょう。入学式の式辞といえば、東京大学の入学式での映画監督・河瀨直美のスピーチが少しだけ話題になりましたが、この江頭スピーチは100倍以上素晴らしいものだったと個人的に思います。式辞の内容も最高でしたが、式辞後のお辞儀がまた素晴らしかった。こんなに心のこもったお辞儀を、わたしは他に知りません。江頭2:50は大いなる「礼」の人でした!


2022年4月24日 一条真也