死者を忘れるな!

一条真也です。
7日に発行された「東京スポーツ」「中京スポーツ」「大阪スポーツ」「九州スポーツ」合計150万部の全面で掲載されたブログ「東スポでグリーフケア!」で紹介した記事は大変なインパクトで、大きな話題を呼びました。

f:id:shins2m:20220407134434j:plain九州スポーツ」2022年4月7日号

 

北九州で求めた「九州スポーツ」の1面を見ると、「プーチン、トナカイの血飲む」という衝撃的な記事が掲載されています。そして、14面には「グリーフケアの重要性」の全面記事があります。これを読んだわが社の上級グリーフケア士の2人が反応しました。市原泰人さんからは「プーチンもトナカイの血を飲む暇があったらグリーフケアについて学んで欲しいと思い、また、この戦争で心に傷を負った方へのケアを行ってほしいと切に思います」とのメッセージが、大谷賢博さんからは「新聞社の方はこの素晴らしい記事をロシア語に翻訳してロシアの大統領に送ってほいです。戦争という時代遅れの憎しみや悲しみしか生まない野蛮な行為を始めた人へ。幼稚なプロパガンダで自国民の感情操作をしている一国のリーダーへ。日本でグリーフケアという『平和へ繋がる取り組み』を発信しているのを知って何を感じるのか聞いてみたいです」とのメッセージが、それぞれLINEで届きました。うーん、熱い!

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東スポ」Webより

 

さて、「東京スポーツ」グループといえば、プロレス関連の記事が充実していることで昔からよく知られています。これまで、数多くの名レスラーが亡くなってきましたね。初代タイガーマスク率いるストロングスタイルプロレスの新間寿会長は、昨年12月31日に81歳で死去したストロング小林さんの追悼興行(17日、東京・後楽園ホール)の開催を発表。新日本プロレスの専務取締役営業本部長を務めた新間氏は、1974年3月19日の蔵前国技館大会で当時NWF世界ヘビー級王者だった猪木と小林さんの対戦を企画。この試合は「昭和の巌流島」と呼ばれる日本プロレス史に残る名勝負となりました。都内で開かれた会見に出席した新間氏は小林さんの写真を手に「ストロング小林こそ、昭和のファンやプロレスを知らない人に『プロレスとはこういうものだ』と見せてくれた」と懐かしむように振り返りました。

f:id:shins2m:20220407143218j:plain東スポ」Webより

 

また、2000年5月13日に49歳で亡くなった偉大なプロレスラー、ジャンボ鶴田さんの偉業をたたえる「「ジャンボ鶴田23回忌追善興行」(5月31日、東京・後楽園ホール)の来場ゲストが発表され、豪華ゲストが一堂に会することがわかりました。全日本プロレスマットで鶴田さんとの鶴龍コンビで活躍し、また対戦相手としても激しい試合を繰り広げた〝ミスタープロレス〟こと天龍源一郎をはじめ、〝東洋の神秘〟ザ・グレート・カブキが来場します。この他、全日本の四天王だった川田利明田上明氏、小橋建太もゲストとして会場を訪れることが決定。鶴田さんの追善セレモニーは全試合終了後に行われます。このように死者を忘れずに追悼興行や追善興行を行うことは、死者の供養はもとより、残された遺族やファンへのグリーフケアにもなります。最後に、プーチン大統領に、トナカイの血なんか飲むより、吸血コウモリの生き血を飲んで、ブログ「モービウス」で紹介した不死身のヴィランに変身することをおススメしたい。それから、「あなたが殺した死者たちを忘れるな!」と言いたいです。



2022年4月7日 一条真也