一条真也です。
24日の朝、北九州空港からスターフライヤーに乗って東京に出張です。21日に「まん延防止等重点措置」が東京都でも解除となり、晴れて胸を張って出張できます。解除前日の20日、東京では桜(ソメイヨシノ)が開花しましたが、ここ数日は非常に寒く、雪も降りました。しかし、この日は春の気温に戻ったようです。
新兵器の車内用デスク(折り畳み式)
開くと、こんな感じ
ドリンクホルダー付き
車内が書斎に早変わり!
サンレー秘書室の鳥丸室長が運転する社用車に乗り込むと、1週間前に取り付けたばかりの車内用デスクがありました。これはドリンクやスマホを置いて楽しむこともできますし、何よりもパソコンを置いて仕事ができるスグレモノです。この日も、デスクを開いてパソコンを置き、メールの返信などを書きました。さらには、産経新聞社の WEB「ソナエ」に連載している「一条真也の供養論」の原稿も1本書きました。これまでは、パソコンを膝の上に置いて使っていたのですが、けっこう大変でした。しかし、これだと格段に仕事が進みます。ブログを書くのはもちろん、画像データを貼り付ける作業も楽になりました!
北九州空港の前で
北九州空港のようす
いつも見送り、ありがとう💛
それでは、行ってきます💛
今回の東京行きは、全互協の儀式継創委員会の会議に担当副会長として参加するためです。同委員会が4年間にわたって検討に検討を重ねてきた「業界理念」の決定がメインの議題ですが、その他にも冠婚葬祭文化振興財団の打ち合わせ、さらには出版関係や映画関係の打ち合わせも予定されています。今回もハード・スケジュールですが、とにかく感染しないように万全の対策を心掛けます!
スターフライヤーの機内で
今日はスターフライヤー80便に搭乗。乗客率は6割から7割ぐらいといった感じでしょうか。この日のわたしは、ネクタイ&ポケットチーフ&マスクを淡いピンクのコーディネートだったのですが、他にもピンクのマスク姿の乗客(女性ですが)もいましたし、何よりもCAさんたちのマスクの色もピンクでした。これまで、わたしは各種のパープルやイエローなど個性の強いマスクを着けてきましたが、いつも「悪目立ちしていないかな?」という不安やストレスがありました。詳しくは、ブログ「マスクを楽しむ!」を御覧下さい。しかしながら、桜の時期にピンクのマスクを着けるのは日常的な光景といなっています。コロナ禍も3年目に入って、ようやく日本でもマスクを楽しむという文化が育ってきたように思います。
機内では読書しました
機内では、いつものように読書をしました。この日は、『教養脳』福田和也著(文春新書)を読みました。故・石原慎太郎氏とも親交のあった文芸評論家で慶應義塾大学環境情報学部教授の著者が、乱読の果てに選び抜いた究極の10冊を取り上げ、そのエッセンスを紹介。なぜその本をいま読むべきなのか、名著の核心部分をえぐり取っています。なぜヨーロッパのエリートたちは、ギリシア語やラテン語を学ばされるのか。それは「今の自分たちの生活や利害、関心と全く関係のない時代の人々の言葉を学び、その発想や言動を理解しようとすること」、つまり「他者を理解しようと努力し続ける」ことを重視しているから。その他者理解の能力を「ドイツ人は『教養』と呼んだ」と。『論語』、ヒトラー『わが闘争』、小林秀雄『本居宣長』、ハイデガー『存在と時間』など、切れば血の出る、活きのいい名著が目白押しです。中でも、やはり『論語』ぶつての下りが気になりますが、著者は「聖徳太子の時代から明治まで、日本の知識人たちは『論語』を読み、対話することで自分たちの思惟や解釈能力を鍛えてきた。そこから日本人の精神的営為の大きな部分が出てきたことは否定できない」と述べます。
羽田空港に到着しました
今日は「選べるミニ丼」を付けるかな?
味噌ラーメン&ミニ・チャーハンを注文
腹ごしらえした後は、行動開始!
羽田空港に到着すると、気温は14度。もう寒くはなく、春の陽気が戻りつつあります。わたしは、いつものラーメン店に入ろうとしましたが、入口に置かれた「選べるミニ丼」の看板を見て、「今日は腹も減っているし、ミニ丼でも付けるかな」と思いました。結果、味噌ラーメン&ミニ・チャーハンを注文しました。美味しかったです。食後は、赤坂見附の定宿に向かいました。チェックイン後は日比谷に向かい、出版関係の打ち合わせをします。何があっても、感染だけはしないように気をつけて、頑張ります!
2022年3月24日 一条真也拝