一条真也です。
3月2日、東京都江東区越中島にある東京スポーツ新聞社(東スポ)の本社を訪れました。かつては東京都中央区築地の日刊スポーツ新聞社東京本社内に本社・編集局を構えていたそうですが、1988年(昭和63年)6月、毎日新聞グループの東日印刷が越中島に新本社ビルを完成させた際に入居し移転しました。
東スポ本社の前で(撮影:山下裕史)
気になる財団を発見!!
東スポといえば、創刊当時からプロレスを大きく扱っていました。プロレス狂のわたしは、じつは中高の6年間を通じて、毎日購読していました。その誤報・ガセネタ・飛ばし記事の多さから、「飛ばしの東スポ」の異名を取っています。『東スポ伝説』という愉快な本もありましたね。まあ、「日本一チャーミングな新聞」だと言えますね。
全互協の山下会長と
対談のようす
なぜ、東スポの本社を訪れたのか? それは、同所で「グリーフケアが評価される時代の到来」というテーマで対談が行われ、そこに参加することになったからです。相手はなんと、 一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会(全互協)の山下裕史会長であります。山下会長は(株)117の社長さんで、業界随一の論客として知られています。対談の内容は「東京スポーツ」「大阪スポーツ」「中京スポーツ」「九州スポーツ」の全面を使って掲載されます!
マスクの下は笑顔です!
マスクを外して、語り合う!
「グリーフケアが評価される時代の到来」は「1.社会におけるグリーフケア」と「2.葬祭業とグリーフケア」の2部構成です。「1.社会におけるグリーフケア」では、まず、「グリーフケアとは何か」について話しました。それから、「さまざまなグリーフ、悲嘆を抱える人たち」「グリーフケアが社会に必要な理由」「ケアの実践者(グリーフケアを学ぶ必要性がある職業や立場)」「グリーフケアの資格制度の必要性」「正しいグリーフケア(上智大学の監修)」などについて話しました。
大いに語り合う!
有意義な対談でした!
「2.葬祭業とグリーフケア」では、「業界がグリーフケアを担う意義」「資格制度導入による業界の変化(何がどう変わりつつあるか)」「今後の資格制度の方向性(上級資格について等)と業界の今後の在り方」などについて話しました。山下会長も大いに語りましたし、わたしもグリーフケアPTの座長として、また上智大学グリーフケア研究所客員教授として培った自説を展開しました。当事者のわたしが言うのも何ですが、非常に内容のある対談が実現したと思います。掲載紙の発行をお楽しみに!
2022年3月3日 一条真也拝