「毎日新聞」取材

一条真也です。
わが社はさまざまな社会貢献活動に取り組んでいますが、おかげさまで取材依頼も各メディアから多く寄せられています。ブログ「『朝日新聞』取材」で紹介したように今月10日には朝日新聞社北九州総局の西田局長さん、ブログ「『読売新聞』取材」で紹介したように20日には読売新聞社の編集局総本部の玉城総本部長さん、ブログ「『西日本新聞』取材」でご紹介したように、21日には西日本新聞北九州本社の藤崎編集部長さんの取材を受けました。

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毎日新聞」の取材を受けました

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インタビュー取材のようす

 

この日は、10時30分から毎日新聞西部本社の山田部長さんの取材を受けました。名刺交換をして挨拶を済ませた後、「なぜ、このような社会貢献活動をされるのですか?」という質問がありました。わたしは、「わが社の本業である冠婚葬祭互助会はソーシャル・ビジネスだからです」とお答えしました。ソーシャル・ビジネスとは、高齢者や障がい者の介護・福祉、子育て支援、まちづくり、環境保護地域活性化など、地域や社会が抱える課題の解決をミッション(使命)として、ビジネスの手法を用いて取り組むもの。「人間尊重」としての礼の精神を世に広める「天下布礼」の実践であります。


人生の四季を愛でる』(毎日新聞出版

 

拙著『人生の四季を愛でる』(毎日新聞出版)にも書きましたが、冠婚葬祭に代表される儀式こそは人間らしい輝きの時です。七五三は不安定な存在である子どもが次第に社会の一員として受け容れられていくための大切な通過儀礼です。成人式はさらに「あなたは社会人になった」というメッセージを伝える場であり、新成人はここまで育ててくれた親や地域社会の人々へ感謝をする場です。長寿祝いも含めて、すべての通過儀礼は「あなたが生まれたことは正しい」「あなたの成長をこの世界は祝福している」という、その存在を全面的に肯定するセレモニーです。万物に光を降り注ぐ太陽のように、サンレーはすべての人が輝くことのできる儀式を提供させていただきたいです!

f:id:shins2m:20211228105458j:plain質問をお受けしました

f:id:shins2m:20211228105534j:plain質問にお答えしました

 

冠婚葬祭衣装の無償レンタル、天然温泉の無料体験&子ども食堂の開設・・・・・・これら一連の活動は、SDGsにも通じています。SDGsは環境問題だけではありません。人権問題・貧困問題・児童虐待・・・・・・すべての問題は根が繋がっています。そういう考え方に立つのがSDGsであるわけですが、その意味で入浴ができなかったり、満足な食事ができないようなお子さんに対して、見て見ぬふりはできません。「相互扶助」をコンセプトとする互助会こそはソーシャル・ビジネスであるべきです。今日は、こんな話を申し上げました。

f:id:shins2m:20211222150416j:plainサンレーズ・アンビション・プロジェクト(SAP)

f:id:shins2m:20211228105025j:plainSAPについて説明しました

f:id:shins2m:20211228152358j:plainわが社の大志を述べました

 

一連の社会貢献活動を、わたしは「サンレーズ・アンビション・プロジェクト(SAP)」と名づけています。アンビション、つまり「大志」です。「ボーイズ・ビー・アンビシャス」という言葉を聞いたことのある人は多いでしょう。ウィリアム・スミス・クラーク(クラーク博士)による有名な名言の1つで、「少年よ、大志を抱け」と訳されます。ならば、わたしは「カンパニーズ・ビー・アンビシャス(会社よ、大志を抱け)」と言いたいです。現在、企業理念として「パーパス」が注目されています。もともと「目的」という意味であるパーパスは「志」と訳されることも多いですが、いかにも経営用語といった軽い印象があり、そこには熱い想いが感じられません。

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著書を持って写真撮影

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わたしは「志」にはアンビションという言葉を使っています。「大志」といった方がいいでしょうか。そもそも英語の「Ambition」は、「大志」と「野望」というように、良い意味でも悪い意味でも使います。「天下布武」という「信長の野望」の英訳は「Nobunaga‘s Ambition」ですが、「天下布礼」というわが社の大志は「Sunray‘s Ambition」。すなわち、サンレーの「M&A」は「使命」と「大志」のことなのです。詳しくは、拙著『アンビショナリー・カンパニー』(現代書林)をお読み下さい。

f:id:shins2m:20211102165155j:plainアンビショナリー・カンパニー』(現代書林)

 

2021年12月28日 一条真也